技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

原薬・医薬品企業のためのFDA査察対応と指摘事項

原薬・医薬品企業のためのFDA査察対応と指摘事項

~指摘事例と指摘事項への対応時の留意事項とは~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、規制当局査察を100%パスさせるためのポイントについて多くの実務経験より解説いたします。

開催日

  • 2016年7月6日(水) 12時30分 16時30分

プログラム

 年々厳しさを増す国内外規制当局のGMP査察、特にFDAやPIC/S GMP査察においては、査察通知を受けてからの準備、当日対応、FDA Form483やRecommendationなど指摘へのベストの回答対応が必要である。当局査察を100%パスさせるためのポイントにつき、最近受けたFDA査察を基にその実践対応と指摘事項について紹介する。
 更にはアメリカ、日本のPIC/S加盟も踏まえ、現在50ヵ国以上の国の査察機関の加盟又は加盟申請により、GMPの国際的な整合性がより明確化してきている中、査察される側の信頼性向上の取り組みを示す。そして査察をパスし続けることによる経営的なインパクトについて、アメリカやEUはもとより、アジアなど多くのPIC/S加盟国への製品の流通拡大の視点からも解説する。グローバル化した当局のGMP査察を受けこれをパスするための知識を習得することは、製薬企業にとって極めて有益となる。
 20年以上にわたるPMDAやFDA、EU査察、そしてPIC/S GMP対応の実務経験を踏まえ、実際に対応される実務レベルに合わせ、査察通知から準備段階、当日対応、そして当局への回答の仕方までを具体事例をもとに習得できる。
 そして、Form483 (Observation) やRecommendationへのベストの回答への実際例などから、FDAを規制中心とした規制当局査察を100%パスさせるためのポイントにつき理解を深めることが出来る。査察をパスし続けることにより、アメリカやEUを始め、アジア諸国、オセアニアなど多くのPIC/S加盟国への製品の流通拡大に繋がることの視点からも解説する。

  1. はじめに
    • 国内外規制当局のGMP査察
  2. FDA査察と各国のPIC/S加盟の状況
    • 医薬供給のグローバル化
  3. FDA査察 – 査察官による査察方法 –
    • FDA査察対応準備 – 原薬、製剤の事例
  4. 査察の連絡、対応準備、査察官の当日対応
  5. FDA査察後の報告
    • FDAからの連絡と社内、対FDA対応
  6. 指摘事例と指摘事項への対応
    1. FDA483への回答 (指摘から15日作業日以内)
    2. FDA からCGMP Acceptableを得るための回答方法とは
    3. 追加回答の対応と事例
  7. 査察パスによる製品の流通拡大
  8. 施設登録について
  9. FDA査察、PIC/S査察をパスすることによる経営的な波及効果
    1. グローバルな製薬企業としての認証
    2. 世界からの製品の問い合わせ、そしてビジネスインパクト
  10. まとめ

会場

大阪産業創造館

5F 研修室E

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/25 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/7/25 脂質ナノ粒子を用いた核酸・遺伝子送達技術の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 バリデーション入門 オンライン
2024/7/25 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2024/7/25 現場事例から学ぶCSV (コンピュータ化システムバリデーション) の基礎と実務理解・考え方 オンライン
2024/7/25 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2024/7/25 PIC/S GMP Annex Iの観点をふまえたエンドトキシン試験・パイロジェン試験法 オンライン
2024/7/26 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/26 製造販売後におけるRWD (リアルワールドデータ) 利活用の実際 オンライン
2024/7/26 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2024/7/26 医薬品のグローバル開発に必要な実践英語講座 オンライン
2024/7/26 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2024/7/26 正確でロジカルかつ説得力のある販売予測の進め方 オンライン
2024/7/26 製造・試験室におけるGMP記録/データインテグリティ管理 オンライン
2024/7/29 ICH-Q9改訂をふまえた品質リスクマネジメント/リスクアセスメント/リスク評価の具体的な進め方 オンライン
2024/7/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2024/7/29 中国における体外診断薬の薬事規制及び市場動向と取るべき戦略 オンライン
2024/7/29 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるSOP作成及び・記録の残し方 オンライン
2024/7/29 バイオ医薬品・再生医療等製品におけるシングルユースの基礎とリスク管理・管理戦略・製造設計 オンライン
2024/7/30 三極 (日米欧) の規制・承認体制に基づいた治験薬GMPのポイントと設備管理・適格性評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違