技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子構造形成のシミュレーション技術

高分子構造形成のシミュレーション技術

~手法の種類と特徴、結果の解釈と活用法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高分子のモデリング手法やシミュレーション手法の要点について解説いたします。
また、高分子シミュレーションでよく用いられるソフトウェアについて、最近の研究事例を交えながら解説いたします。

開催日

  • 2016年6月16日(木) 11時00分16時00分

修得知識

  • 高分子のモデリング手法
  • 高分子のシミュレーション手法
  • ソフトウエアの特徴

プログラム

 分子のもつ特徴の一つとして、凝集構造の階層性を挙げることができる。例えば、結晶性高分子やブロック共重合体などは、複雑で階層的な構造をとることが知られている。このような階層構造の形成機構を解明するため、高分子シミュレーションの分野においても、マルチスケール・マルチフィジックスシミュレーションが活発に行われており、各階層における計算だけでなく、異なる階層における計算手法を連成させる取り組みもなされている。
 本セミナーでは、階層的な構造をもつ高分子の構造形成に焦点を当て、その基礎概論を述べたあと、高分子のモデリング手法やシミュレーション手法の要点を解説する。また、OCTAやLAMMPSなど、高分子シミュレーションにおいてよく用いられるソフトウェアについても、最近の研究事例を交えながら、その概要を紹介する。

  1. 高分子構造形成の基礎概論
    1. 高分子の結晶化
    2. ブロック共重合体のミクロ相分離
  2. 高分子のモデリング
    1. 階層構造 ~結晶性高分子を例にとって~
    2. 全原子モデル
    3. 粗視化モデル
  3. 高分子のシミュレーション手法
    1. モンテカルロ (MC) 法
    2. 分子動力学 (MD) 法
    3. ブラウン動力学 (BD) 法
    4. 散逸粒子動力学 (DPD) 法
  4. ソフトウェアの特徴
    1. OCTA (COGNACなど)
    2. LAMMPS
    3. NAMD (+VMD)
  5. 研究事例
    1. 高分子の構造形成
      1. 単一高分子鎖の構造形成 (自作、粗視化MD)
      2. 単一屈曲 – 半屈曲ジブロックコポリマーの折り畳み転移 (COGNAC、BD)
      3. 末端帯電デンドリマーと線状高分子電解質の複合体化 (LAMMPS、粗視化MD)
      4. 細孔中のシクロヘキサンで観測される相転移 (NAMD、全原子MD)
    2. 両親媒性分子の自己会合
      1. 両親媒性分子のミセル形成 (自作、粗視化MD)
      2. 双頭型両親媒性分子の高次構造形成 (COGNAC、DPD)
    • 質疑応答

講師

  • 藤原 進
    京都工芸繊維大学 材料化学系
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/11 射出成形の原理に基づく成形不良の理解と対策 大阪府 会場
2026/6/12 UV硬化樹脂の活用におけるトラブル・不具合対策 オンライン
2026/6/12 ニューラルネットワーク分子動力学法の基礎と応用 オンライン
2026/6/12 電気絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2026/6/12 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2026/6/12 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2026/6/15 高分子における「熱履歴」の基本的な考え方、構造解析の進め方、成型加工への応用 オンライン
2026/6/15 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2026/6/15 微粒子分散系のレオロジー オンライン
2026/6/15 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2026/6/16 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2026/6/16 高分子レオロジー特性の理解と高分子材料複合化設計への活用 オンライン
2026/6/17 ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策 オンライン
2026/6/17 高分子の分子量・分子量分布の測定・評価方法と分子情報の抽出 オンライン
2026/6/18 高分子材料および高分子基複合材料の粘弾性の基礎と評価 オンライン
2026/6/18 ゾル・ゲル法の基礎と応用 オンライン
2026/6/18 ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策 オンライン
2026/6/19 粘弾性測定を用いた材料物性評価 オンライン
2026/6/22 高分子レオロジーと粘弾性測定 データ解釈のコツ オンライン
2026/6/22 高分子における「熱履歴」の基本的な考え方、構造解析の進め方、成型加工への応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策