技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品の売上予測精度向上のコツ

医薬品の売上予測精度向上のコツ

~混戦領域 / ニッチ・オーファン / 上市前・上市後~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月17日(木) 11時00分16時30分

プログラム

第1部. 混戦領域での医薬品の売り上げ予測のポイント

(2016年3月17日 11:00〜12:30)

「競合対策」とはよく耳にする言葉であり、それこそがマーケティングの本質であるかのような議論をするのもまた事実である。しかし、本当にそうか?コトラーのMarketing 3.0 に代表されるように、マーケティングはその目指すものを変化させており医薬品マーケティングも例外でないと考える。本セッションにおいては、そのことを中心に展開したい。

  1. 競合マーケティング的考え方は本当に正しいか?
  2. シェア至上主義の落とし穴
  3. 製品価値を基礎にしたマーケティング政策の必要性
  4. 製品価値とはなにか?
  5. 同種同効品比較表がもたらすもの
  6. ブルーオーシャン戦略の基礎
  7. 差別化戦略の本質について
  8. 差別化とはいったい何をすることなのか?
  9. スペックマーケティングと価値マーケティングについて
  10. 医薬品マーケティングにおいてMarketing 3.0 は成立するか?
  11. 売上予測の落とし穴
  12. 定量調査は売上予測に正しい解を与えるか?
  13. 数値分析至上主義の愚
  14. 売上予測?売上予想?それとも売上目標?どれが正しい?
  15. 売上予測における定性調査の重要性
    • 質疑応答

第2部. ニッチ領域での患者数・売り上げ予測のポイント

(2016年3月17日 13:15〜14:45)

ニッチ・オーファン領域におけるマーケティングとはなにか?その根源的な考え方 机上計算による予測ではなく、医師行動特性に基づいた説得力のある予測手法の基本的考え方

  1. そもそも「ニッチ」とはどういう市場か?
  2. ニッチとオーファンは同じ?違う?
  3. 「ニッチ」薬剤に「マーケティング」という概念は存在し得るか?
  4. 売上げデータ、人口動態データ、疫学データに代表される定量的情報を算術的に処理して得られたいわゆる「予測」はなぜ説得力に欠けるのか?
  5. 医師行動特性にもとづく市場の理解の重要性
  6. キャズム理論の示唆することはなにか?
  7. 売上予測における「プロダクトライフサイクル理論」の正しい使い方
  8. ニッチ・マーケティング戦略策定にあたって絶対に外してはいけないこと
  9. それに伴う売上予測作業とはどうあるべきか?
  10. ニッチ戦略策定における前提作業としての「課題」抽出のありかたとその重要性
  11. 「インサイト」という考え方
  12. ニッチ領域に販売「促進」と言う概念は存在するか?
    • 質疑応答

第3部. 上市前・上市後の売上予測モデルの作成・修正・更新のポイント

(2016年3月17日 15:00〜16:30)

シミュレーションソフトウェアを使用するしないにかかわらず、新製品の上市前後のフォーキャスティングの目的、考え方、プロセスを理解することで、適切なビジネスディシジョンを行い、より効率効果的なマーケティング戦略、アクションプランの作成を可能にする。

  1. フォーキャスティングの目的
  2. フォーキャスティングの考え方
  3. フォーキャスティングの方法
  4. フォーキャスティングモデルの選択
  5. リスクと不確実性への対応
  6. フォーキャスティングのケース
  7. フォーキャスティングのトピックス
    • 質疑応答

講師

  • 堀川 浩司
    株式会社empheal
    シニアマネジャー
  • 堀川 浩司
    株式会社empheal
    シニアマネジャー
  • 瀧川 雅行
    日医工 株式会社 オンコロジー広域病院部
    参与

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/23 製薬用水入門講座 オンライン
2025/12/23 細胞培養の基礎・品質管理と品質に係る検査・試験の留意点 オンライン
2025/12/23 医薬品製造工場・試験室における紙文書・紙記録から完全電子化/ペーパーレス化へのプロセス・管理とDX、DI、AIを活用した対応策・運用の留意事項 オンライン
2026/1/6 中小規模組織 (企業) における責任役員 (上級経営陣) へのGMP、GQP教育方法と法令順守体制の整備 オンライン
2026/1/6 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2026/1/9 バイオ医薬品・ウイルスベクター・遺伝子治療薬における超遠心分析の基礎と品質評価における具体的な分析検討方法 オンライン
2026/1/14 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点・範囲と報告書作成の留意点 オンライン
2026/1/15 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2026/1/16 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験実施と試験結果からの有効期間の設定 オンライン
2026/1/19 細胞培養の基礎・品質管理と品質に係る検査・試験の留意点 オンライン
2026/1/19 医薬品製造工場・試験室における紙文書・紙記録から完全電子化/ペーパーレス化へのプロセス・管理とDX、DI、AIを活用した対応策・運用の留意事項 オンライン
2026/1/23 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース 2026 (2日間) オンライン
2026/1/23 GMP工場(増築・新規構築)における 設計/施工時の注意点とUSRの具体的記載例 オンライン
2026/1/28 GMP工場における 設備・機器の維持管理(保守点検)/ 設備バリデーションの実際と査察指摘事例 オンライン
2026/1/30 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2026/2/6 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース 2026 (2日間) オンライン
2026/2/6 GMP工場(増築・新規構築)における 設計/施工時の注意点とUSRの具体的記載例 オンライン
2026/2/12 GMP工場における 設備・機器の維持管理(保守点検)/ 設備バリデーションの実際と査察指摘事例 オンライン
2026/2/17 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2026/2/27 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き