技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車分野における樹脂材料の採用動向と技術トレンド

自動車分野における樹脂材料の採用動向と技術トレンド

~今、自動車メーカーに求められている樹脂とはどのようなものなのか?~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、軽量化、高級化、低環境負荷化等など、自動車を取り巻くトレンドを踏まえて樹脂材料への要求特性を解説いたします。

開催日

  • 2015年12月18日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • これまでのプラスチックの使われ方の推移
  • 次世代自動車の特徴
  • ガソリン、軽油、バイオ燃料、水素、電気などエネルギーの特徴
  • 次世代車におけるプラスチックへの期待
  • 軽量化における樹脂化の効果
  • CFRPによる軽量化の効果と注意すべき点
  • プラスチックによる内装の高級化
  • 自動車のリサイクルの推移

プログラム

 今後の自動車の大きな流れは電動化にある。電動化はエネルギーの効率化である。エネルギーもガソリン、軽油の時代から電気、水素の時代とされる。次世代車=電動化においてプラスチックはどのように寄与するだろうか。そこでは軽量化もあわせて要求されてくる。プラスチックはどのように使うことが軽量化に寄与するのであろうか。ここでは期待が高いCFRPを含めてプラスチックによる軽量化の効果について紹介する。また、従来から使われている内装材には高級化が求められるがプラスチックを使った高級化への挑戦についても紹介する。

  1. 自動車を取り巻く環境とニーズの変化
  2. 自動車に使われるプラスチックの変遷
  3. 自動車と環境問題とのかかわり
  4. 自動車用燃料の特徴
    1. 自動車用燃料 (ガソリン、軽油、水素、バイオ)
    2. エネルギー密度とエネルギー効率
  5. 温暖化防止への自動車の取り組む方向
    1. 日本と欧州の温暖化防止に向けた対応
    2. 次世代車の現状と特徴
    3. 燃料電池車の課題
  6. 次世代車に対する高分子材料の課題
    1. リチウムイオン電池と高分子材料
    2. モータ、インバータにおける高分子への期待
  7. プラスチックによる軽量化
    1. プラスチックによる軽量化効果
    2. 素材による軽量化
    3. 統合化、一体化による軽量化
    4. CFRPによる軽量化
    5. 接着による軽量化
  8. 資源循環とリサイクル
    1. 資源循環の考え方
    2. リサイクルの現状
  9. プラスチックによる高級感への挑戦
    1. 触感の高級化
    2. 視覚の高級感
    3. 新しい価値の創造
    4. プラスチックの特性を生かす考え方
  10. 新しい用途での信頼性確保の進め方
  11. まとめ
    • 質疑応答

講師

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/25 5G高度化とDXを支える半導体実装用低誘電特性樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2024/4/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善評価方法 オンライン
2024/4/25 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2024/4/25 押出成形のDX化と活用技術 オンライン
2024/4/25 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/4/25 食品用器具及び容器包装のポジティブリスト制度について オンライン
2024/4/25 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン
2024/4/25 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン
2024/4/26 押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 東京都 会場
2024/4/26 ポリマーにおける相溶性・相分離メカニズムと目的の物性を得るための構造制御および測定・評価 オンライン
2024/4/26 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/4/26 高屈折率材料の基礎と技術応用超高屈折率材料への分子設計 オンライン
2024/4/26 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2024/4/26 バイオマスプラスチックの設計と低環境負荷、機能性の両立 オンライン
2024/4/26 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/4/26 共押出多層フィルムの成形技術、押出安定化とトラブル対策 オンライン
2024/4/30 ナノ触診原子間力顕微鏡 (AFM) による高分子材料の解析技術 オンライン
2024/5/1 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/5/1 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/5/1 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/8/2 CFRP (炭素繊維強化プラスチック) 〔2021年版〕
2021/8/2 CFRP (炭素繊維強化プラスチック) 〔2021年版〕 (CD-ROM版)
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2021/6/29 UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
2021/6/4 CFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築
2021/5/31 重合開始剤、硬化剤、架橋剤の選び方、使い方とその事例
2021/5/31 高分子材料の劣化・変色対策
2021/4/30 建築・住宅用高分子材料の要求特性とその開発、性能評価