技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品工場における原価マネジメント

原価計算と製造原価低減への取り組み

医薬品工場における原価マネジメント

~既存品のコスト体制の見直しを図る~
東京都 開催 会場 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、医薬品工場の製造原価について、原価計算の基礎について練習問題も交えながら解説し、事例を交えながら、原価を構成する要素ごとに原価低減の進め方、原価情報の活用について詳解いたします。

開催日

  • 2015年11月26日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 医薬品の開発・設計・技術担当者、管理監督者、原価管理コストダウン関係部門の担当者など

修得知識

  • 原価計算の目的と原価計算方式のいろいろ
  • 演習問題を通して学ぶ:原価の分類、材料費会計、労務費会計、活動基準原価計算など
  • 原価情報の活用:製造委受託での価格設定のイメージ
  • 医薬品のライフサイクルと製造コストマネジメント

プログラム

 「医薬品産業ビジョン2013」で護送船団と言われてきた医薬品産業の方向性に大きく舵が切られました。本年9月には「医薬品産業強化総合戦略」が公表され、国際競争力強化に向けた諸施策とともに、後発医薬品を2020年に80%という数値目標が設定されました。これら一連の動きの中で、医薬品工場が生き残っていくためには、更なる製造原価低減に取り組むことが必須となってきています。
 製造原価低減に取り組むうえで重要なのは、製造原価計算における数値の持つ意味を正しく理解し、活用し、原価低減活動の目標設定や評価につなげていくことです。
 本セミナーでは、医薬品工場の製造原価について、原価計算の基礎について練習問題も交えながら解説し、原価を構成する要素ごとに原価低減の進め方、原価情報の活用について事例を交えながら考察します。

  1. 医薬品工場と原価
    1. 医薬品産業ビジョン2013 のインパクト
    2. 医薬品産業強化総合戦略
    3. 後発医薬品80%時代に向けて
    4. 医薬品製造の将来展望
    5. 先発/後発/CMO違ってくる戦略
    6. 医薬品工場に求められる機能とマネジメントのフレームワーク
  2. 原価の仕組みと計算方式のいろいろ
    1. 原価計算の目的と原価計算方式のいろいろ
    2. 原価の分類 (練習問題 1)
    3. 医薬品工場の原価構成
    4. 部門別原価計算 直課と配賦計算
    5. 費目別計算
      1. 材料費会計 (練習問題 2)
      2. 間接費の配賦と操業度
      3. 労務費会計 (練習問題 3)
      4. 経費会計
    6. 活動基準原価計算 (Activity Based Costing) (練習問題 4)
  3. 原価情報の活用
    1. 実際原価と標準原価
    2. 標準原価計算における原価要素別の計算
    3. 標準原価設定スケジュール
    4. 標準原価との差異分析
    5. 製造委受託価格の設定
  4. 原価マネジメント
    1. Cost Reduction (CR) と Cost Control (CC)
    2. 医薬品のライフサイクルと製造コストマネジメント
    3. 労務費・設備費・経費のマネジメント
    4. QCコストのマネジメント
    5. 原価マネジメント事例
    6. KPIによる工場マネジメント
    7. 原価管理まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 村田 兼一
    村田兼一コンサルティング株式会社
    代表取締役

会場

連合会館

5F 502

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/20 国内外規制要件をふまえたE&L評価基準の考え方・進め方と分析・評価方法 オンライン
2026/2/20 再生医療等製品におけるバリデーション実務 オンライン
2026/2/24 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/2/25 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/2/26 利益力のある製品を生みだす設計・開発担当者が身に着けるべきコストマネジメントと「利益思考力®」セミナー オンライン
2026/3/6 製品原価 & コスト計算の基礎と利益に結びつける戦略的活用方法 オンライン
2026/3/6 GMPにおける出荷不適品 (OOS) の管理と不適品 (原材料、製品) 発生防止策 オンライン
2026/3/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2026/3/6 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2026/3/9 再生医療等製品におけるバリデーション実務 オンライン
2026/3/9 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2026/3/10 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/3/12 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/3/13 利益力のある製品を生みだす設計・開発担当者が身に着けるべきコストマネジメントと「利益思考力®」セミナー オンライン
2026/3/19 中小規模組織 (企業) におけるGMP/GQP文書作成の技法と文書を遵守させるための手法 オンライン
2026/3/19 5つのビジネススキル 徹底解説 オンライン
2026/3/20 製品原価 & コスト計算の基礎と利益に結びつける戦略的活用方法 オンライン
2026/4/3 5つのビジネススキル 徹底解説 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2015/4/3 原価計算の基礎知識と活用ノウハウ
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル