第1部. 腎性貧血の治療とこれから現場で受け入れられる新薬像
(2015年10月7日 13:30〜15:00)
- 腎性貧血の症状とその予後
- 腎性貧血の診断
- Hb値の診断と治療目標値
- 腎性貧血の発症・進展分子機序
- EPO (エリスロポエチン) の産生低下
- 間質の線維化
- 腎性貧血の治療
- 赤血球造血刺激因子製剤 (ESA) の投与
- 鉄剤投与
- 食事療法
- エリスロポエチン製剤による治療と適応
- 腎性貧血の予防
- 現状の治療薬のアンメットメディカルニーズとは
- 今後の腎性貧血の薬物療法
- EPOの後発品
- GATA阻害薬
- HIF分解酵素阻害薬
第2部. 貧血治療薬の臨床開発で留意するポイント
(2015年10月7日 15:15〜16:45)
ESAが使用可能となり20年以上が経過した。これにより以前は輸血に頼っていた末期腎不全患者の貧血治療は激変した。一方で、ESA治療に伴う赤芽球癆の発症など新たな問題も浮上した。本講演では、ESA製剤登場後の貧血治療の変遷、各国から出されている貧血治療のガイドラインの比較、今後開発が望まれる新規薬剤について概説する。
- 貧血の鑑別診断
- 腎性貧血について、末期腎不全の病態も含めて
- 骨髄異形成症候群に対するESA治療について
- 使用可能なESA製剤の特徴について
- ESAを用いた大規模臨床研究のまとめ
- ESAを用いた貧血治療の国別ガイドラインの比較
- 治験中の貧血治療薬について
- 望まれる新規貧血治療薬について