技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高圧水素バリア材の設計と性能評価

高圧に耐えられる強度の確保に向けた樹脂設計技術

高圧水素バリア材の設計と性能評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高圧水素バリア材の設計と性能評価について詳解いたします。

開催日

  • 2015年7月29日(水) 13時00分 16時15分

プログラム

高圧水素容器における水素劣化対策に向けたバリア性粘土膜プラスチック複合材の開発

(2015年7月29日 13:00〜14:30)

  1. 水素バリアフィルムの開発
    1. バリアフィルムの構造
    2. 水素バリア性の評価
  2. 粘土膜の製造
    1. 粘土と成膜性
    2. 製膜プロセス
  3. 特性
    1. ガスバリア性
    2. 耐熱性
    3. 自己修復性
    4. 不燃性
  4. 応用例
    1. 産業用シール材
    2. ガスバリア性炭素繊維強化プラスチック
    3. 燃料電池車用水素タンク
  5. 産業化スキーム
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

高圧水素ガスバリア材の設計と水素耐性試験と性能評価

(2015年7月29日 14:45〜16:15)

  1. はじめに
    1. ビニルアルコール系樹脂概要
    2. ビニルアルコール系樹脂の変遷
  2. アモルファスビニルアルコール系樹脂
    1. 酸素透過度と自由体積空孔サイズの関係
    2. 高性能ガスバリア材の設計思想
    3. Nichigo G-Polymerの概要
  3. 研究開発項目:水素耐性に優れた適用材料の研究開発
    1. 水素耐性を有するバリア樹脂の選定
    2. ポリマーアロイの設計
    3. 70MPa曝露試験前後のポリマーアロイの分子運動性と水素バリア性への影響
    4. SSRT (水素脆化感受性)
    5. 付臭剤の影響調査
    6. 高圧水素用多層ホースでの検討例 (インパルス試験)
    7. 超高圧ガス用複合材料容器用バリア材試験片によるバリア性能評価
  4. まとめと課題
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

講師

  • 蛯名 武雄
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門
    首席研究員
  • 渋谷 光夫
    日本合成化学工業 株式会社 新事業開発部 新規ポリマー開発グループ

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/10 膜によるガス (気体) 分離の基礎と工業的応用 オンライン
2025/3/10 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2025/3/12 Tダイ法による押出成形とトラブル対策 オンライン
2025/3/13 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策技術 オンライン
2025/3/13 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤と分析・特性評価法および技術動向 オンライン
2025/3/13 熱伝導性フィラーの充填・表面処理技術とポリマー系コンポジットの開発、微視構造設計・特性評価技術 オンライン
2025/3/18 カップリング剤によるフィラーの表面処理と樹脂への複合化、分散性評価 オンライン
2025/3/19 分子動力学シミュレーションの基礎と高分子材料開発への応用 オンライン
2025/3/27 高分子の相溶性と相分離および結晶化の基礎 オンライン
2025/3/27 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/3/28 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/3/28 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2025/3/31 漏れのメカニズムとシールの効果的使い方およびシールトラブル対策 オンライン
2025/4/7 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/15 押出機・混練機内の高分子材料の輸送・溶融と混練技術 オンライン
2025/4/15 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/22 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2025/4/23 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 次世代パワーデバイスに向けた高耐熱・高放熱材料の開発と熱対策
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/28 カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/9/30 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術