技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

帯電防止フィルム・コーティング剤の材料設計と特性評価

帯電防止剤、カーボンフィラーの配合ノウハウ! ブリードの制御/フィラーの脱落制御!

帯電防止フィルム・コーティング剤の材料設計と特性評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年5月18日(月) 10時00分 16時45分

修得知識

  • アニオン系高分子型帯電防止剤の機能と特性
  • 成形加工条件例
    • フィルム
    • 押出コーティング
  • 性能評価方法、応用 (用途) 例等

プログラム

第1部 帯電防止剤の配合とブリード、粒子脱落の制御

(2015年5月18日 10:00〜12:00)

  1. はじめに
    1. 静電気と静電気によるトラブル
    2. プラスチック類の帯電防止法
  2. ブリードアウトと関与因子について
    1. ブリードアウト
    2. ブリードアウト関与因子
  3. 種々の帯電防止剤のブリードアウト及び脱落現象
    1. イオン伝導型帯導電剤
      1. 界面活性剤
      2. 親水性高分子 (高分子型帯電防止剤)
    2. 電子伝導型帯電防止剤
      1. カーボンブラック粒子
      2. カーボン系ナノ粒子
      3. 導電性高分子
  4. ブリードアウトのコントロール法
  5. まとめ
  • 質疑応答

第2部 アニオン系高分子型帯電防止剤の特性とその応用

(2015年5月18日 12:45〜13:45)

 アニオン系高分子型帯電防止剤の基本的な機能と特性について、フィルム用途及び押出コーティング用途を中心に紹介する。

  1. 高分子型帯電防止剤とは
  2. 弊社アニオン系高分子型帯電防止剤の機能及び特性
  3. 成形加工条件例 (フィルム、押出コーティング)
  4. 性能評価方法
  5. 応用 (用途) 例

  • 質疑応答

第3部 樹脂への特殊炭素添加とそのESD対策材料への応用

(2015年5月18日 13:55〜15:15)

  1. 特殊炭素の特性
    1. 導電性フィラー
    2. 導電性炭素材料
    3. 特殊炭素
    4. 特殊炭素の特異性を生かした用途事例
  2. 導電性コンパウンドの基礎技術
    1. カーボンブラック充填コンパウンド
    2. カーボンファイバー充填コンパウンド
    3. カーボンナノチューブ充填コンパウンド
    4. 帯電防止剤添加コンパウンド
    5. 高分子型帯電防止剤充填コンパウンド
  3. 導電性コンパウンドの特性評価方法
    1. 電気抵抗
    2. 電荷減衰時間
  4. 最先端ESD対応材料とその評価方法
    1. 電気抵抗制御技術
    2. 最先端ESD材料の特性解析
    3. 電気抵抗とESD対応特性の関係
  • 質疑応答

第4部 長尺カーボンナノチューブの分散と透明導電膜,帯電防止膜への応用

(2015年5月18日 15:25〜16:45)

  1. 透明導電膜・帯電防止膜の特徴
    1. 透明導電膜の市場
    2. カーボンナノチューブを用いた透明導電膜・帯電防止膜の特徴
  2. 長尺カーボンナノチューブの特徴
    1. カーボンナノチューブ製造法比較
    2. 高配向カーボンナノチューブ 特徴・成長メカニズム・評価法
    3. カーボンナノチューブの弊社取組・応用用途
  3. 長尺カーボンナノチューブの分散液の加工法
    1. 水分散液・有機系分散液
    2. 分散剤・分散法と分散メカニズム
    3. 分散の評価法
  4. 透明導電膜・帯電防止膜の試作・評価
    1. 透明導電膜・帯電防止膜の試作・評価
    2. 塗布方法についての検討
    3. 透明導電膜・帯電防止膜 製造プロセス
    4. カーボンナノチューブを用いた高性能透明導電膜の検討
  5. 透明導電膜・帯電防止膜・分散液の製品紹介
  6. 安全性について
  7. まとめ
  • 質疑応答

講師

  • 第1部
    • 小長谷 重次 氏
  • 第2部
    • 山本 幸一郎 氏
  • 第3部
    • 川島 基敬 氏
  • 第4部
    • 坂井 徹 氏
  • 小長谷 重次
    公益財団法人 名古屋産業科学研究所
    上席研究員
  • 山本 幸一郎
    三井・デュポン ポリケミカル(株) テクニカルセンター フィルム・シートグループ
    チームリーダー
  • 川島 基敬
    クレハエクストロン(株) 製造部開発・技術課 兼 営業部営業課
  • 坂井 徹
    大陽日酸 株式会社 開発本部 事業開発統括部 開発企画部

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/8 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2025/1/20 ベイズ最適化を活用した実験の効率化と開発期間短縮 オンライン
2025/1/20 プラスチックのリサイクル促進に向けた材料設計・成形加工の技術と知識 オンライン
2025/1/20 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/20 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/21 フィルムの乾燥とプロセスの最適化、トラブル対策 オンライン
2025/1/22 マテリアルズ・インフォマティクスによる接着剤、粘着剤の配合設計と評価、解析 オンライン
2025/1/22 ゾル-ゲル法の基礎と高機能性材料設計への応用・新展開 オンライン
2025/1/23 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 会場・オンライン
2025/1/28 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/29 超親水化・超撥水化のメカニズムと評価および制御技術 オンライン
2025/1/29 カーボン材料の分散制御技術と評価法 オンライン
2025/1/29 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/30 フレキシブルプリント基板の樹脂フィルム/ガラスと銅箔の接合技術 オンライン
2025/1/30 マテリアルズ・インフォマティクスの基礎と実践 オンライン
2025/1/30 高分子フィルム・繊維の延伸プロセスにおける分子配向形成、結晶化とその制御 オンライン
2025/1/31 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/2/5 超親水化・超撥水化のメカニズムと評価および制御技術 オンライン
2025/2/5 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 オンライン
2025/2/12 実験短縮、研究開発効率化へのMI、生成AI、ロボット導入と活用のポイント オンライン