技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバル/アジア開発プロジェクトのコスト超過・遅延回避と進行の遅れの根本原因の明確化

グローバル/アジア開発プロジェクトのコスト超過・遅延回避と進行の遅れの根本原因の明確化

~グローバル/アジア開発期間短縮の方策~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プロジェクト運営の基礎知識から、国際的なチームの中でプロジェクトを推進するチーム運営のノウハウやプロジェクトの遅延防止につながるプロジェクトマネージメントの応用知識について解説いたします。

開催日

  • 2015年4月24日(金) 12時30分 16時45分

受講対象者

  • クリニカルプロジェクトマネージャー
  • 薬事申請チームリーダー
  • 製剤開発プロジェクトマネージャー
  • 外注契約管理担当者
  • 開発プロジェクトマネージャー/プロジェクトリーダー
  • マーケティング担当者 (上市の計画作成などを管理される方)
  • CRO組織での受注側プロジェクトマネージャー など

修得知識

  • プロジェクトマネージメントの基礎知識
  • プロジェクト計画作成の基礎
  • プロジェクトのタイムライン管理のポイント

プログラム

第1部 グローバル/アジア開発のコスト超過・遅延回避とプロジェクト効率化ポイント ― 臨床試験プロジェクトマネージメントの技法 ―

(2015年4月24日 12:30〜14:30)

 今、多くの企業が医薬品開発の効率化を模索しているが、プロジェクトの効率的推進のために、プロジェクトマネジメントの組織や機能が不可欠となっている。プロジェクトマネジメントといっても製剤開発や、臨床試験から薬事申請、製造所の立ち上げ、上市準備、市販後の試験と一つの製品を取ってみても多岐にわたるプロジェクトを運営する必要があり、さらに、個々のサブプロジェクトが国際的な連携の中で行われている。グローバル企業の多くの部門でプロジェクトマネージャーが必要となるが、基本的なプロジェクトのマネジメントノウハウが各部門別にも必要となっている。今回の講演では筆者の業務経験から得た知識を織り込みながら、プロジェクト運営の基礎知識から、国際的なチームの中でプロジェクトを推進するチーム運営のノウハウやプロジェクトの遅延防止につながるプロジェクトマネージメントの応用知識についても解説説明する。
 また、特に中国をはじめとする近隣国との国際共同臨床試験でのコミュニケーションのポイントなども解説する。

  1. イントロダクション
    • 演者自己紹介とアジェンダの紹介
    • 皆さんの課題の確認
  2. プロジェクトマネージメントの基礎知識
    • プロジェクトとは何か?
    • プロジェクトマネージメントの基本ステップ
    • 基本用語の確認
  3. プロジェクト計画作成の基礎
    • プロジェクトのスコープ
    • Work Break Down Structure (WBS)
    • タイムライン
    • リソース (人員) 計画
    • 所要時間の見積もり
    • 作業の前後関係
  4. プロジェクトマネージメント 応用編 ~計画からの逸脱を予防するポイント
    • プロジェクトのタイムライン管理のポイント、目の付け所
    • 組み入れ遅延などのリスクにどう対処するのか?
    • 外注先CROのマネージメント、CRO側でのプロジェクト管理
  5. 海外チームや協力会社との連携のポイント ~チームの連携とコミュニケーションを中心に
    • プロジェクトチーム構成と連携のポイント
    • チーム内での意思決定のプロセス
    • ステークホルダーの特定と連携
    • 海外とのコミュニケーションの問題と解決策
  6. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 グローバル開発プロジェクトの進行の遅れの根本原因の明確化と開発を加速化する方策

(2015年4月24日 14:45〜16:45)

 昨今、特許期間を考慮し、グローバルで同時開発が増えてきている。しかし、グローバル開発と国内のみの開発では、抱える問題は大きく異なる。まず、グローバル開発する際の注意点を述べ、いくつかの開発スケジュールが遅れる要因とその対策を、実体験を通した解説をしたい。最後に、translational scienceを如何に各開発stageに持ち込むかについてもお話ししたい。

  1. グローバル開発で感じたこと
    • 誤解する日本人
    • グローバル社会の中での日本人の強みと弱み
    • 日本人が、何故、グローバルで太刀打ちできないか
    • グローバル環境で生き抜けるSkillとは
  2. 開発計画が遅れる要因
    • 実態に合わない開発計画
    • あいまいなタイムマネジメント
    • コミュニケーション不足
    • リスクの特定が曖昧
    • 合意形成に手間取る
  3. 開発期間短縮の方策
    • Translational science
    • アジアで治験実施
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 山本 克巳
    ユーシービージャパン株式会社 開発本部 免疫・炎症疾患領域部
    アソシエイト・ディレクター
  • 梶井 寛
    アステラス製薬 株式会社 研究本部 プログラム推進グループ
    次長

会場

ゆうぽうと

5F くれない西

東京都 品川区 西五反田8-4-13
ゆうぽうとの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/3 GMPバリデーションのポイントと失敗事例 オンライン
2024/12/4 医薬品不純物 (有機不純物、無機不純物、残留溶媒) の化学的及び安全性評価と管理ポイント オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/12/4 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/12/4 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/12/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/12/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/12/4 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/12/4 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/12/5 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/12/6 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/6 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/6 効率的・効果的な監査証跡レビュー対応の考え方 オンライン
2024/12/9 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/12/9 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/10/30 サプライチェーン・マネジメント 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/30 サプライチェーン・マネジメント 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価