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技術・研究開発を顧客価値につなげるマーケティング入門

技術・研究開発を顧客価値につなげるマーケティング入門

~採算性をふまえた実施手順と競争を優位にする戦略の考え方&作り方~
愛知県 開催 会場 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、技術者にとってもマーケティングが必要であることを理解していただき、技術を顧客価値につなげるマーケティングの基本的な考え方を財務面もあわせて詳解いたします。

開催日

  • 2015年4月23日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 研究・開発テーマや新規事業の検討・立案に際し、マーケティング・採算性の要素を反映させたいとお考えの方
  • 自社の製品や技術を軸にどのようなマーケティングを描くとよいか悩んでいる技術者
  • 事業活動と財務とのつながりを理解したい技術者
  • 主に研究開発部門
  • 経営企画部門、新事業開発部門、設計開発部門、技術営業部門、知財部門などの方

修得知識

  • 技術・研究開発を顧客価値につなげるマーケティングの考え方
  • 技術マーケティング戦略策定の流れとそのポイント
  • 採算性とマーケティングの要素を反映させた研究開発テーマや新規事業の検討・立案のポイント

プログラム

 技術者のミッションは、与えられた技術開発課題を達成することだけではありません。市場・顧客や社会にとっての価値につながる技術を開発することです。そのためには技術開発と並行して、市場や顧客、競合の動向についても注意深く観察し、戦略的な取り組みを構想・実行していく必要があります。つまり、マーケティングの考え方が必要となります。また、売上・利益を確実に出すために、採算性も考慮した研究開発活動を行うことが重要です。策定した戦略の財務シミュレーションを行い、戦略をブラッシュアップするための計数感覚も必要となります。

  1. 技術・研究開発に必要なマーケティングとは
    • ベストプラクティス事例
    • 技術-製品-事業・ビジネスモデルを1セットで思考
    • マーケティングとは
    • 技術者の行うマーケティングとは ~顧客との対話による価値創発~
    • 研究開発部門のマーケティングとは ~次世代の新市場創出~
  2. 技術・研究開発においてマーケティング・ミックスの考え方
    (生産財の場合)
    • 製品戦略:技術、製品からエコシステムまでを1セットで考える
    • 価格戦略:価格設定による主な要因、価格弾力性
    • 広告宣伝、販促戦略:広告宣伝と営業の連動、マルチチャネル戦略
    • 販売チャネル戦略:直接販売、間接販売、電子商取引
      (ケース演習) キーエンス
  3. 市場や顧客の特性分析
    • 市場分野・用途のリストアップ
    • 市場分野・用途のトレンド把握と戦略仮説想定
    • 有望な市場分野・用途の選定
    • 業界特性分析
    • 顧客セグメンテーション
    • バランスドスコアカードによる顧客特性分析
  4. 自社及び競合他社のベンチマーキング分析
    • バランスド・カードによる競合他社の強み・弱みを把握
    • 過去の戦略パターンの把握
    • 自社の強み・弱み分析
    • 競合他社の事業シナリオの構想 (複数) ~シナリオプランニング~
    • 自社の競争シナリオの構想
  5. 技術マーケティング戦略の様々な戦略モデル
    • 事業ドメイン変革の戦略モデル
    • アンゾフの成長ベクトルの戦略モデル
    • プロダクトライフサイクル戦略モデル
    • 技術ベースのブランド戦略モデル
    • アライアンス・M&A戦略モデル
    • オープン・イノベーション戦略~オープン戦略とクローズ戦略
    • グローバル・マーケティング戦略~共通化戦略とカスタマイズ戦略~
  6. 技術マーケティング戦略策定の流れとポイント
    • 戦略仮説の想定と与件の確認
    • 戦略コンセプト企画 (演習あり)
    • 自社の技術的強みの確認
    • 市場特性分析
    • 競合他社ベンチマーキングと自社分析
    • 製品コンセプト企画
    • 事業ビジョン・事業目標の設定
    • 基本戦略、ビジネスモデル・エコシステム策定
    • 個別戦略 -マーケティング・ミックス、技術戦略、生産戦略など -アライアンス・M&A戦略
    • 市場・事業・技術ロードマップの策定
    • 組織体制の検討
    • リスク分析
    • ブレークスループロジェクト企画 ~成果直結型プロジェクト~
  7. 財務シミュレーションからみた戦略のブラッシュアップ
    • 財務とは~3つの財務諸表を事業活動とつなげて理解する~
    • 売上計画、費用計画、投資計画、要員計画
    • 損益分岐点分析
    • 利益計画
    • 採算性分析による戦略のブラッシュアップのポイント
    • 質疑応用・名刺交換

会場

名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール

4F 第4会議室

愛知県 名古屋市 千種区吹上二丁目6番3号
名古屋市中小企業振興会館 吹上ホールの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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