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微細藻類の大量培養とバイオ燃料生産技術、事業化展望

藻類ビジネスの現状、今後の計画、現在の課題、収支バランス、コスト、将来像など参入に向け気になる事情を解説する

微細藻類の大量培養とバイオ燃料生産技術、事業化展望

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、バイオ燃料として有望視されている微細藻類について基礎から解説し、バイオ燃料の生産技術、事業化における課題と展望について詳解いたします。

開催日

  • 2015年3月19日(木) 10時00分 17時30分

修得知識

  • 微細藻類バイオマスの基礎
  • 微細藻類バイオマスの生産技術
  • 微細藻類バイオマス関連の事業開発
  • 微細藻類の大量培養システム開発の実例
  • 微細藻類より期待される新規産業における注意点

プログラム

第1部 微細藻類バイオ燃料を簡単に抽出できる培養法

(2015年3月19日 10:00〜11:00)

微細藻類Botryococcus brauniiは細胞外に炭化水素を蓄積することから、次世代バイオ燃料資源としての可能性が注目されています。本講演では投入エネルギーを少なくした炭化水素の抽出法と、更に投入エネルギーを低減できる培養法の研究成果を紹介します。

  1. 微細藻類Botryococcus brauniiとは
  2. 加熱前処理による炭化水素抽出
  3. 濃縮藻体スラリーからの炭化水素抽出
  4. 炭化水素抽出のメカニズム
  5. 物質収支とエネルギー収支
  6. 製造コスト
  7. 希釈海水培地による培養とその効果
  8. 今後の展望
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

第2部 微細藻類からの有価物等回収プロセスの開発

(2015年3月19日 11:10〜12:10)

  1. 微細藻類とは
  2. 高速増殖型ボツリオコッカスの特徴
  3. IHI NeoG Algae合同会社の研究開発活動の概要
  4. 今後の計画と課題
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

第3部 バイオ燃料生産における微細藻類の可能性 (2015年3月19日 13:00〜14:00)

  1. 微細藻類バイオ燃料の研究開発の背景
    1. エネルギー危機におけるバイオ燃料の位置付け
    2. 微細藻類バイオ燃料研究が着目された理由
    3. 微細藻類バイオ燃料を実用化する際の課題
    4. 米国の研究開発動向について
  2. 微細藻類バイオ燃料の製造プロセス概要
    1. 培養プロセス
    2. 回収プロセス
    3. 油脂抽出プロセス
    4. 燃料化プロセス
    5. 残渣の利活用
    6. アセスメント評価
  3. 微細藻類の育種
    1. 微細藻類の選定基準
    2. 微細藻の育種改良技術
    3. 油脂生産性を向上させる手段
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

第4部 微細藻類の高密度・大量生産技術の開発

(2015年3月19日 14:10〜15:10)

微細藻類バイオマス関連の事業開発では、有用物質を生産する種の探査やその大量培養に関するエンジニアリングおよび有用物質生産プロセスなどの技術開発で経済性検討が不可欠になる。本テーマは、これらの経済性検討で基礎となる大量培養の室内大型フォトバイオリアクターの開発を、光合成・光環境・二酸化炭素要求・培養容器形状の観点より、研究開発事例をもとに解説し、その事例より微細藻類より期待される新規創設産業における注意点についてのべる。

  1. 会社概要・ヤンマーマリンファーム
  2. ヤンマーの微細藻類関連事業
    1. 貝類総生産量
    2. 二枚貝類種苗生産における餌料生産システム
  3. ヤンマーの培養システム
    1. 二枚貝類種苗生産における餌料生産システム (ヤンマー培養システムの初期開発)
    2. 省力・自動化⇒培養システムにおける、もう一つの性能
    3. ヤンマー培養システムの光環境制御技術開発
    4. フォトバイオリアクターに求められるもの
    5. 設計における項目の検討
    6. 培養槽壁面の光環境
    7. 培養槽内部の光環境
    8. 溶存ガス環境
    9. 通気量・散気管別の培養最高到達密度
    10. 二酸化炭素供給
  4. 低コスト微細藻類生産の必要性
    1. 水産における餌料生産技術と餌料コストおよび世界における微細藻類産業
  5. 屋内から屋外へ、ヤンマーが考える課題
    1. 屋内・屋外の培養システム相違
    2. 培養槽内の酸素収支モデル構築と効率的な培養システムの検討
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

第5部 微細藻類によるバイオ燃料の生産技術の最新動向・事業展開と国内外での将来展望

(2015年3月19日 15:20〜16:20)

  1. 緒言
  2. CO2再資源化技術としての位置づけ
    1. 地球温暖化防止対応の現状
    2. CO2固定化・再資源化技術の現状
  3. 藻類系バイオマスを活用したバイオ燃料事業
    1. フォトバイオリアクター
    2. 各国・エネルギー供給事業者の状況
    3. 企業間連携
  4. 藻類系バイオマスを活用したバイオ燃料以外の事業展開
    1. CO2固定・利用技術への適用
    2. 排水処理・廃熱回収への適用
    3. 高付加価値物質生産への適用
  5. 結言
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

第6部 微細藻類による一次エネルギー・化学原料用カーボンリサイクル型グリーンオイル生産技術開発

(2015年3月19日 16:30〜17:30)

微細藻類を用いたオイル生産技術開発は世界中で活発に検討されている一方で、エネルギーという社会や経済活動にとって密接に関係する物質であるにも拘らず、期待値による過熱気味な報道も散見されている。本稿では、微細藻類で何が出来て、何が限界かを明確にし、出来ることを行う為にどのような技術開発が必要か、議論する場としたい。

  1. 微細藻類とは
  2. バイオマスエネルギーの理想と現実
    1. 魅力的なイメージの先
    2. 微細藻類で何ができるか
  3. 微細藻類由来オイルの目的と必要な技術開発
    1. 目的の設定
    2. 必要な技術とは
  4. J-POWERとしての取組みについて
    1. グリーンオイル一貫生産プロセスの必要性
    2. 室内より屋外?
    3. 低エネルギー化プロセスへの挑戦
    4. 日本でのグリーンオイル生産の可能性
  5. まとめ
    • 質疑応答・個別質問・名刺交換

講師

  • 芋生 憲司
    東京大学 大学院 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物工学研究室
    教授
  • 松澤 克明
    株式会社IHI 技術開発本部 インキュベーションセンター
    課長
  • 福田 裕章
    (株)デンソー 機能材料研究部 バイオ材料研究室
    室長
  • 増田 篤稔
    玉川大学 農学部 先端食農学科
    教授
  • 若山 樹
    国際石油開発帝石株式会社 再生可能エネルギー・新分野事業本部
    プロジェクトジェネラルマネージャー
  • 松本 光史
    電源開発 株式会社 技術開発部 若松研究所 バイオ研究室
    主任研究員 / 課長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 64,000円 (税別) / 69,120円 (税込)
複数名
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 59,000円(税別) / 63,720円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 64,000円(税別) / 69,120円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 118,000円(税別) / 127,440円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 177000円(税別) / 191,160円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
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