技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品・医療機器等の政府施策とヘルスソフトウェア法規制を踏まえた開発ガイドライン

厚生労働省/経済産業省/ヘルスソフトウェア推進協議会

医薬品・医療機器等の政府施策とヘルスソフトウェア法規制を踏まえた開発ガイドライン

東京都 開催 会場 開催
  • 「薬事法改正の経緯」を踏まえた制度解説と医療産業施策の今後
  • ヘルスソフトウェア法規制外に対する開発と取組み

開催日

  • 2015年2月23日(月) 13時00分16時00分

プログラム

1. 最近の医療機器行政の動向について

(2015年2月23日 13:00〜13:55)

革新的な医薬品・医療機器等の創出や再生医療の研究開発・実用化の促進が喫緊の課題とされ、また、医薬品等の安全対策の強化も求められてきた。関係議員立法の公布や、医薬品・医療機器等法において、医療機器等の安全かつ迅速な提供の確保を図るため、添付文書の届出義務の創設や医療機器の登録認証機関による認証範囲の拡大等、再生医療等製品の条件及び期限付承認制度の創設等の所要の措置を講じたこと等について解説する。
  1. 法改正の経緯と概要
  2. 医療機器等に係る安全対策の強化
  3. 製造業の登録制
  4. 承認/認証審査
  5. 医療機器プログラム
  6. 高度管理医療機器の認証基準
  7. 使用成績評価制度
  8. QMS関係
  9. 質疑応答/名刺交換

2. 経済産業省における医療機器産業政策

(2015年2月23日 14:00〜14:55)

政府では、医療機器を含む医療関連産業を成長産業と位置づけ、日本経済を牽引する産業に発展させるべく、研究開発の強化や海外展開の推進などを積極的に展開していくこととしている。こうした政府全体の方針を踏まえ、日本医療研究開発機構の本格始動につなげていくべく、当省が進めている医工連携の推進や革新的な医療機器の開発、「医療機器開発支援ネットワーク」の立ち上げなどの諸施策について説明する。
  1. 我が国の医療機器産業の現状
  2. 成長戦略等における医療機器産業の位置付け
  3. 経済産業省における医療機器産業政策の方向性
    1. 医工連携による医療機器開発
    2. 世界最先端の医療機器開発
    3. 規制制度に対応した事業環境整備
    4. 海外の医療機器市場の獲得
  4. 質疑応答/名刺交換

3. ヘルスソフトウェアの法規制、および法規制外を対象としたGHS開発ガイドライン

(2015年2月23日 15:05〜16:00)

健康・医療領域でヘルスソフトウェアの役割と重要性が高まると共に安全性担保が課題となる。医薬品医療機器等法では単体プログラムが法規制対象となった。規制対象外に対しては経産省の研究会で自主基準・自主ルールの方向性が示され、関連工業会でGHS (一般社団法人ヘルスソフトウェア推進協議会) を設立し、GHS開発ガイドライン、適合宣言制度等を定め、運用、教育・普及活動を開始した。これらについて解説する。
  1. ヘルスソフトウェアについて
    1. 背景と環境の変化
    2. ヘルスソフトウェアの法規制対象/法規制対象外
    3. 法規制対象についての医薬品医療機器等法
    4. 法規制対象外に対する自主基準・自主ルールとGHSの設立
  2. GHS (一般社団法人ヘルスソフトウェア推進協議会) について
    1. GHSの取組みと活動内容
    2. GHS開発ガイドラインと適合宣言
  3. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 磯部 総一郎
    厚生労働省 大臣官房
    参事官 (医療機器・再生医療等製品審査管理担当)
  • 土屋 博史
    経済産業省 商務情報政策局
    医療・福祉機器産業室長 (併) 国際展開推進室長
  • 土居 篤博
    一般社団法人ヘルスソフトウェア推進協議会
    運営会議議長

会場

紀尾井フォーラム
東京都 千代田区 紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
紀尾井フォーラムの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/24 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 オンライン
2026/2/24 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/2/25 ADC (抗体薬物複合体) のリンカー・結合技術と特性解析・プロセス設計 オンライン
2026/2/25 欧州医療機器規則 (MDR) 特有の要求事項と技術文書作成 / 指摘を受けやすい事例から学ぶ査察準備・照会対応・照会削減 オンライン
2026/2/25 米国FDA対応とアメリカの医療機器ビジネス 東京都 会場・オンライン
2026/2/25 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/2/25 ニトロソアミン類分析におけるLC-MS/MSを用いた試験法開発 オンライン
2026/2/25 再生医療等製品における承認申請・審査 (品質・非臨床安全性評価) の留意点と当局の要求事項/考え方 オンライン
2026/2/26 規制当局GMP査察で多い指摘・不備と重大指摘を回避するための事前対応ポイント オンライン
2026/2/26 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/2/26 BCS・rDCS・PBBMを用いた製剤開発戦略とバイオウェーバー オンライン
2026/2/26 新規モダリティ (核酸医薬、遺伝子治療、細胞治療など) における事業性評価手法と注意すべき点 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2026/2/27 スケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2026/2/27 HBEL (健康ベース曝露限界値) に基づいた洗浄評価基準とその運用 オンライン
2026/3/2 相分離生物学の基礎と創薬への応用に向けた先駆的研究事例/展開 オンライン
2026/3/3 海外販売も見据えた薬価算定ルール・薬価妥当性判断と当局交渉/戦略立案/シナリオ策定のポイント オンライン
2026/3/4 GMPをふまえた安定性試験の統計解析と規格設定・サンプリング・劣化リスク評価 オンライン
2026/3/4 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2026/3/5 一変申請・軽微変更の具体的理解と齟齬発見時の対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/30 医療機器 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2011/1/20 コンタクトレンズ 技術開発実態分析調査報告書
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/8/20 マッサージ機 技術開発実態分析調査報告書
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応