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多次元HPLC法および構造生物学的手法を用いた糖鎖の構造解析

多次元HPLC法および構造生物学的手法を用いた糖鎖の構造解析

~抗体医薬への応用と今後の展望とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、糖鎖構造解析技術の中で、多次元HPLC法および構造生物学的手法 (X線結晶構造解析とNMR) を用いた方法について解説いたします。

開催日

  • 2014年5月30日(金) 12時30分 16時30分

プログラム

 抗体医薬に代表されるバイオ医薬品の設計・開発にあたって、タンパク質の糖鎖修飾を考慮することは不可避の現実となっている。しかしながら、糖鎖の情報はゲノムに直接コードされてはおらず、その構造は一般に不均一にして複雑である。そのため、“糖鎖は難しい!”というのが一昔前の定説であった。しかしながら、最近の糖鎖科学の進展によって、糖鎖のプロファイリングから3次元構造解析までを体系的に行う分析手法が確立されている。
 本セミナーでは、こうした糖鎖構造解析技術の中で、多次元HPLC法および構造生物学的手法 (X線結晶構造解析とNMR) を用いた方法について解説する。

  1. はじめに
  2. 糖鎖構造の基礎
  3. 多次元HPLCマップ法による糖鎖の構造解析
    1. 多次元HPLCマップ法の原理
    2. データベース“GALAXY”の利用
    3. 糖鎖プロファイリングの応用
    4. 糖鎖ライブラリーの活用
  4. NMR法を用いた高次構造解析
    1. NMR法の原理
    2. NMR法による分子間相互作用の解析
    3. NMR法による糖タンパク質の高次構造解析
  5. 抗体医薬への応用:ADCC活性増強の構造基盤
  6. 今後の展望

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

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受講料

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