技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

数式がほとんどない臨床統計 超入門コース講座

全2コース

数式がほとんどない臨床統計 超入門コース講座

東京都 開催 会場 開催

『数式がほとんどない臨床統計 超入門コース』講座を2テーマセットにした特別コース!

概要

本セミナーは『数式がほとんどない臨床統計 超入門コース』講座を2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 89,600円 → 割引受講料 64,800円

開催日

  • 2013年11月29日(金) 10時30分 16時30分
  • 2014年1月31日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

コース1「最低限必要な統計知識編」

(2013年11月29日 10:30〜16:30)

 試験実施計画書や総括報告書,CTDといった文書を執筆し,読み解くためには,統計学的知識が必要になります。本講義は2部構成で,第1部「臨床試験計画編」では,臨床試験計画を立案する上で必要となる統計的知識を紹介します。第2部「データ解析編」では,各種文書作成や理解のために必要となるデータの見方やまとめ方を紹介します。
 また,数式をほとんど使うことなく,試験の目的や用途に分けて,様々な解析手法を解説します。

第0部 序論

  • 臨床試験になぜ統計学が必要か

第1部 臨床試験計画編

  • 臨床試験のデザイン
  • 仮説の設定
  • エンドポイントの設定
  • 選択・除外規準
  • ランダム化と盲検化
  • 比較の型
    • 優越性
    • 非劣性
    • 同等性
  • 症例数設定
  • 中間解析の計画

第2部 データ解析編
  • データと要約
    • データの種類,分布,要約
    • 欠測値の取り扱い
  • 推定と検定の概念
    • 点推定と区間推定
    • 仮説検定
      • p値とは
      • 統計的有意差や臨床的有意差の違い
      • 検定の多重性
  • 交絡
    • 調整解析
    • 交互作用
    • 部分集団解析
  • 代表的な統計解析手法の紹介
    • 共分散分析
    • 生存時間解析 など
  • 質疑応答・名刺交換

コース2「症例数・エンドポイント設定編」

(2014年1月31日 10:30〜16:30)

 症例数設定は,臨床試験を実施する上で最も重要な仕事の一つです。必要十分な症例数を適切に定めなければなりません。本セミナーでは,症例数設定の考え方を概説し,症例数設定の前提となる試験デザイン,エンドポイント,統計解析手法を説明します。
 また,症例数設定に必要な情報の集め方,試験実施計画書に症例数設定の根拠を記載する方法を,試験の種類別に解説します。

  1. 臨床試験における症例数設定とは
    • 倫理と科学
    • 実施可能性
    • 症例数設定の考え方
  2. 症例数設定の準備
    • 試験の仮説と構造
    • 探索的試験と検証的試験
    • 比較の型
    • 優越性
    • 非劣性
    • 同等性
    • 対照群の設定
    • 選択・除外規準
    • エンドポイントの設定
    • データの種類,分布
    • αエラーと検出力
    • 主要な解析手法
    • 脱落の見積もり
  3. 症例数設定の情報収集
    • 公表情報の利用
    • 非公開情報の利用
  4. 症例数設定の実際
    • 症例数設定の根拠とその記載法
    • 臨床薬理試験
    • 生物学的同等性試験
    • 検証的試験
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 五所 正彦
    筑波大学 医学医療系 生物統計学
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO
  • コース1 最低限必要な統計知識編 : 大田区産業プラザ (PiO) 6F D会議室
  • コース2 症例数・エンドポイント設定編 : きゅりあん 4F 第2特別講習室
東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 61,714円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 54,714円 (税別) / 57,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)

全2コース申込割引受講料ついて

  • 全2コース割引受講料 89,600円 → 割引受講料 64,800円

対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/17 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2024/9/18 開発の質と効率を向上する汎用的インフォマティクス & 統計的最適化 実践入門 オンライン
2024/9/18 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/9/18 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/9/19 製造業における予測・原因分析・縮約・分類のための統計・多変量解析 実践入門 オンライン
2024/9/19 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/9/19 臨床研究/治験での臨検値変動による有害事象判断と治験補償に関するフローと同意説明文書などの資料作成時の留意点 オンライン
2024/9/19 バイオ/抗体医薬品 CMC申請・CTD作成/品質試験・規格設定コース オンライン
2024/9/19 バイオ医薬品/抗体医薬品におけるCMC薬事申請・CTD作成とCMC薬事デザインのポイント オンライン
2024/9/20 製薬用水の基礎と実践知識を理解する講座 オンライン
2024/9/20 医薬品製造所におけるGMP管理・文書の基本 オンライン
2024/9/20 点眼剤の処方設計・評価・スケールアップと品質保証 オンライン
2024/9/24 実験・測定に必要な統計の基礎とデータ解析のポイント オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/9/24 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/24 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるSOP作成及び・記録の残し方 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/25 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 会場・オンライン
2024/9/25 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法