技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、紫外線硬化樹脂の基礎としてその硬化過程の解析とモデル化について説明し、応用編として多孔化法について事例を交えて解説いたします。
高分子多孔質フィルムの作成方法について、主に、近年我々が開発した手法について説明する。孔径が0.1 μm~100 μmの多孔質膜を作成する手法として、「溶液の相分離により形成された過渡的な相分離構造を紫外線硬化樹脂の硬化により固定化し、取り出すことで多孔化を行うというもの」である。本手法により、気液相分離 (発泡) 、液液相分離、気固相分離 (一方向凍結) の3つの系について、多孔質フィルムが作成できたことから、本手法が有効であることを確認した。
特に、液液相分離で作成した多孔ポリイミドフィルムは、耐熱性が高く、空隙率も高いことから次世代の超低誘電率膜として期待されている。この他にも、気液相分離では、幾何学模様が印刷できる発泡フィルム、気固相分離では多孔構造に異方性を持たせたフィルムなどを作成するプロセスを開発している。
本講座では、まず、紫外線硬化樹脂の基礎としてその硬化過程の解析とモデル化について説明することで、硬化現象の基礎的な理解を深める。その上で、上記多孔化法について事例を交えて説明する。
| 発行年月 | |
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| 2012/1/30 | 水処理膜の製膜技術と材料評価 |
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| 2011/6/20 | 高分子材料のフラクトグラフィ |
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| 2010/2/25 | UV硬化プロセスの最適化2 |
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