技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製薬会社における医療経済・アウトカムズリサーチ (HEOR) の実際とデータ活用

製薬会社における医療経済・アウトカムズリサーチ (HEOR) の実際とデータ活用

~臨床開発、市販後臨床、薬価交渉~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、製薬会社の実務の視点からHTAに対応するためのプロジェクトの立案、方法論について解説いたします。

開催日

  • 2012年11月27日(火) 10時30分16時30分

プログラム

第1部『医療経済評価の基本と薬価交渉への利用可能性』

(2012年11月27日 10:30~13:00)

講師:
クレコンリサーチアンドコンサルティング (株) 取締役 兼 医療アセスメント研究部部長 医学博士 小林 慎 氏

 現在中医協でも議論が進んでいる医療経済評価。実は現在の制度でも薬価申請時に参考資料として提出することができます。しかし何を書けばよいのか?
 本講座では医療経済評価の基本から薬価交渉への利用まで幅広くご紹介します。

  1. 医療経済評価の基礎
    • 医療経済評価のキーワード、基本的な考え方をやさしく解説します。
    1. QALY
    2. モデル
    3. 増分費用対効果比 (ICER)
    4. 感度分析
  2. 医療経済評価分析事例紹介
    1. がん
    2. 糖尿病
    3. リウマチ
    4. その他
  3. 薬価交渉における医療経済評価の応用
    1. 費用対効果をどう評価するか
    2. 不確実性の扱い方
    3. その他

  • 質疑応答・名刺交換

第2部『製薬会社における医療経済・アウトカムズリサーチ (HEOR) プロジェクトの立案およびデータの活用』

(2012年11月27日 13:50~16:30)

講師:
ブリストル・マイヤーズ (株) 事業戦略部門 部門長 執行役員 MBA 上村 慎一 氏

 本邦においても医療技術あるいは医薬品等の保険適用の評価に際し、費用対効果の観点 (いわゆる、HTA) を可能な範囲で導入することについて検討がされている。
 製薬会社の実務の視点から、HTAに対応するためのプロジェクトの立案、方法論等 (ここでは、医療経済・アウトカムズリサーチ (HEOR) プロジェクトを対象とする) について講演する。
 尚、HTA導入の是非についての考察などはいたしません。

  1. なぜ、医療経済・アウトカムリサーチなのか?
    1. 実臨床データのニーズ
    2. Efficacy / Effectiveness / Efficiency
    3. EVM, VBM, HTAの概念
  2. 医療経済の考え方
    1. マーケティング戦略としての医療経済
    2. 薬価戦略としての医療経済
  3. アウトカムズ・リサーチの考え方
    1. アウトカムとは?
    2. 研究の方法論
  4. 臨床開発とHEOR
    1. Patient Reported Outcomes
    2. Health Care Utilization
  5. 市販後臨床とHEOR
    1. 疫学的方法
    2. Registry

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 小林 慎
    クレコンメディカルアセスメント株式会社
    取締役 最高業務責任者
  • 上村 慎一
    ブリストル・マイヤーズ(株) 事業戦略部門
    部門長 執行役員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/11 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/9/12 スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目 / 全2日間) オンライン
2025/9/12 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン
2025/9/12 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/12 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン
2025/9/12 GCP実践講座 オンライン
2025/9/12 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/9/16 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/16 再生医療等製品の不純物等を含むCMC薬事文書、CTD-Q作成のポイントと製造・品質試験の実際 (2日コース) オンライン
2025/9/16 薬物間相互作用の基礎と臨床薬物相互作用試験における評価手法 オンライン
2025/9/16 医薬品包装工程のバリデーション (PV) の重要性と工程トラブル改善事例 東京都 会場・オンライン
2025/9/17 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/9/17 AI創薬入門 オンライン
2025/9/17 医薬品ライセンスを想定した開発早期段階での事業性評価と契約におけるリスク回避策 オンライン
2025/9/17 PIC/S GMP Annex 1 汚染管理戦略につながる無菌医薬品製造設備の設計・エンジニアリング オンライン
2025/9/17 グローバルに伝わる英文メディカルライティングの基礎と頻出表現 東京都 会場・オンライン
2025/9/18 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2025/9/18 GMPに基づいた衛生管理とその徹底 オンライン
2025/9/19 GMPヒューマンエラー防止・削減コース オンライン
2025/9/19 一変・軽微変更の判断基準・承認齟齬・回収リスクを未然に防ぐ実務と教育の工夫 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用