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断熱材料の熱物性・伝熱機構を知る

断熱材料の利用/開発の肝心要!

断熱材料の熱物性・伝熱機構を知る

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、断熱材の伝熱機構、熱物性、測定・解析手法、開発動向や、断熱材を開発・利用するための必須知識を解説いたします。

開催日

  • 2012年10月25日(木) 11時00分 16時30分

受講対象者

  • 断熱材料に関連する技術者、開発者、ユーザ
    • 住宅・建築材料
    • 自動車
    • 冷凍・冷蔵
    • 暖房器具
    • 保温器 など

プログラム

第1部 断熱材料の伝熱機構と熱物性を知る

(2012年10月25日 11:00~14:30)

 断熱材内部の伝熱機構を考えるための基礎として、熱伝導、対流伝熱、ふく射伝熱などについての基本を解説する。これらの基礎事項を断熱材の構造によってどのように考慮し、どんな点に注意する必要があるのか解説を加えるとともに、断熱材の熱物性値を推定するための計算モデルを紹介する。
 また、熱伝導率の制御についてもその他の熱物性値との関連性も含めながら解説し、最近の断熱材で生じていると思われる現象についても考察を加える。

  1. はじめに
  2. 基本的伝熱機構
    1. 伝導の基礎
    2. 対流の基礎
    3. ふく射の基礎
    4. 相変化伝熱
  3. 多孔質断熱材の伝熱機構
    1. 熱伝導率の推算,計算モデル
    2. ふく射伝熱機構とその影響・制御
  4. 多層断熱材
    1. 伝熱機構と計算モデル
    2. ふく射伝熱機構とその影響・制御
  5. 熱伝導率の制御
    1. 熱伝導率の制御について
    2. 他の熱物性値 (熱拡散率,比熱など) との関連性について
  6. 機能性断熱材に関する考察と提案
  7. まとめ
  • 質疑応答

第2部 断熱材の開発動向と熱測定・解析技術および高性能断熱材の効果的使用方法

(2012年10月25日 14:50~16:30)

 断熱材の近年の開発動向、特に、従来の断熱材から、最近注目を浴びているナノ粒子を使った断熱材や真空断熱材までの熱的性能について述べるとともに、それらの評価方法を、問題点を踏まえながら示す。さらに、断熱材の熱伝導率について、断熱材の種類に併せた適切な測定方法の選び方を示す。
 また、その熱伝導率から何が分かるのか、かさ密度や温度と熱伝導率の関係、固体やふく射、気体による伝熱の寄与を知る方法を述べる。ナノ粒子を使った高性能断熱材の性能と、その性能を活かした適切な使い方等を示す。

  1. はじめに
  2. 開発動向
  3. 各種断熱材の紹介。特に、熱伝導率と使用温度、使用用途などを中心に。
  4. 断熱材の熱伝導率と測定方法
    1. 保護熱板法、熱流計法、非定常熱線法、円筒法、周期加熱法
    2. 試験体の種類にあわせた測定方法の選択
  5. 熱伝導率から分かること
    1. 断熱材の熱伝導率を固体、ふく射、気体の伝熱要素に分離
    2. 熱伝導率からふく射の減衰係数を推定
  6. 最近の高性能断熱材 (ナノ粒子を使った断熱材)
    1. 熱的特性:低熱伝導率発現のメカニズム
    2. 強度・加工性
    3. 低熱伝導率を活かす使用方法
  • 質疑応答

講師

会場

ドーンセンター

大会議室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

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