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インド自動車産業の実際と日本の自動車/部品メーカー参入に向けて

インド自動車産業の実際と日本の自動車/部品メーカー参入に向けて

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年10月1日(月) 13時00分 16時15分

プログラム

第1部 インド自動車産業の展望と現地進出メーカーの動向

(2012年10月1日 13:00〜14:30)

 インド自動車産業の発展は目覚ましいものがある、一方ではマルチスズキの暴動などインド社会の事情はまだまだ知られてない面も多い。
 欧、米、韓、日からインド進出している自動車メーカーはインド社会情勢を加味しながらシェア争いに知恵を絞ってきている。各社のとってきている戦略とはどのようなものか、またインドの実態から見て、今後日系企業が生き残っていくために考えることは何かを提案していく。

  1. インド社会の実態を把握
    1. インフラ事情 今昔
    2. 道路事情
    3. 労働環境
    4. インド人的考え方
  2. オートエキスポに見るインド車社会の変化
    1. インドの自動車の変化
    2. 低価格車だけでない車種が注目され始めた
    3. インドの購入者像と今後の対応
  3. インド進出企業の動向
    1. 日本: スズキ、トヨタ、日産、ホンダの動向
    2. 韓: 現代の動向、
    3. 欧: VWの動向
    4. 米: GM,Fordの動向
    5. インドは進出企業に何を期待しているのだろうか?
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 インド自動車産業動向と日本の自動車部品メーカーのビジネスチャンス

(2012年10月1日 14:45〜16:15)

 私は日本の自動車部品産業の継続的な発展や、衰退傾向にある2次3次メーカーの再生にはインドとの共生が有効だという持論を持っております。
 一方、インドに対しては、ビジネスに対して狡猾である、インドのコストは安すぎて儲からない、カースト制度がネックになる~等というネガイメージで進出を敬遠する経営者も少なくはありません。
 当講義においては、30年前から今日までインドへの企業進出に関わってきた経験と最新動向を披露しながら、海外進出をご検討される皆様になんらかの指針をお伝えできれば幸いだと思います。

  1. 日本の自動車産業のグローバル化と二極化
  2. インド自動車産業の概況
  3. 日本メーカーの進出とインド自動車産業への貢献
    1. ホンダの進出とサプライチェーンの開拓
    2. スズキのインド自動車部品産業への貢献
  4. 部品メーカー進出事例
    • Sumi-Motherson (住友電装他との合弁)
    • Lumax (スタンレー電気他との合弁)
    • Talbros (日本リークレス他との合弁)
    • RICO (FCC他との合弁)
    • Munjal Showa (ショーワとの合弁) etc.
  5. 現在のインド自動車部品業界の概況
    1. ACMA (インド自動車部品工業会) の方針、日本企業への期待
    2. ローカルメーカーの実情
    3. 韓国、欧米企業の進出
  6. 部品メーカーの開発現地化
  7. 日本の部品メーカーのビジネスチャンス
    • なぜインドか? (BRICs他国との比較)
    • Tier 1からTier 2に
    • 進出が求められる企業
    • インドに期待する事
    • 金型産業の事例
    • インド進出をご検討の皆様へのアドバイス
  8. インド進出のリスクと対応 マルチスズキの事例を考える
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 伊藤 洋
    東京大学 経済学研究科 ものづくり経営研究センター
    特任研究員
  • 笠木 英文
    (株)ROUND
    代表取締役社長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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受講料

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: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
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