技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ビジネスをリードするCSV対応

ビジネスをリードするCSV対応

~大変なCSVを簡単に安くするには?~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、新しくシステムを構築したい、もしくはベンダーの立場でシステムを提供したい医薬品、医療機器関係者を対象として、CSVの推進方法を解説いたします。

開催日

  • 2012年9月26日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 新システムを構築したい医薬品、医療機器関係者
  • ベンダーの立場でシステムを提供したい医薬品、医療機器関係者

修得知識

  • CSVの構築
  • CSVの推進方法

プログラム

 ITは、ビジネスの変革や業務のスピードアップを通し、顧客満足度の向上と会社競争力の強化を支援するものです。ところが、特にGxP領域ではコンピュータシステムバリデーション (CSV) 対応があるからと、ITが業務変革の妨げとなっていると言えるのではないでしょうか。
 グローバル競争にさらされている医薬品や医療機器など規制産業では必須であるCSV対応の本来の目的を見直し、効率的なCSV対応で業務をリードできるITを目指していくことを目的とした講演です。
 医薬品、医療機器など規制産業に関わるIT担当者、サプライヤ様だけでなく、GxP業務を担当し、ITをよりよく業務で使いたいと考えておられる方が対象となります。

  1. 世の中の変化
    • 世界の流れの変化から読み取るシステムの品質の重要性を説明します。
  2. CSVの必要性
    • 医薬品、医療機器などでなぜCSVが必要なのか?
  3. CSVプロセスの考え方
    CSVはどのようなプロセスで進められるか、IT関係者以外のGxP業務担当者でも理解できるように説明します。
    1. 規制産業における製品の品質
    2. 規制産業でCSVが求められる背景
    3. CSVのプロセス考え方
    4. CFR Part11と厚労省ER/ES
      電子化するために対応すべき当局からの通知を理解します。電子化でのリスクを洗出し、その軽減策を考えて行きます。
  4. 従来のCSVの進め方
    従来のCSVの進め方を理解することで、具体的にどのような手法でコンピュータシステムの品質を確保するかを勉強します。
    1. CSVのグローバル標準手法であるGAMP
    2. いつからCSVを行うのか
    3. バリデーション計画書
  5. 従来のCSVの進め方の問題点
    従来のCSVの進め方でなぜ多くの問題が発生しているか、その原因を分析します。
    • CSVへの過剰対応
      • 「バリデーションはうまくいきました。稼働後のバリデーションシステムはトラブル続きです。」がCSVでしょうか?
      • 「CSVがあるから、業務改善したいけど、バージョンアップまで待とう。」で競争力が付きますか?
      • いい製品を待っている患者様のためになりますか?
  6. CSVの正しい理解と実践
    患者様の安全、無駄の排除、データの信頼性を求めるCSVとはどのようなことかを学びます。
    業務をよくするためのCSV (GAMP5) の正しい理解と実践。具体的に製品導入をすることを仮定して、CSVの進め方を学びます。
    1. コンセプトとバリデーション計画書
    2. バリデーション計画書の実施 (プロジェクト) と運用
    3. リスク評価
    4. サプライヤー監査
    5. 裁量と規制
    6. 世界の患者様のために製品導入から運用のCSV例
  7. まとめ
    • CSVが業務変革をリードできることを総括します。
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

連合会館

5F 502

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/30 医薬品・バイオ技術のライセンスと研究提携における「経済条件」 の決め方及びリスク対策 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/7 GMP査察の指摘事項をふまえたQA・バリデーションの考え方と対応/回答時の留意点 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/7 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 オンライン
2024/5/8 国内外査察指摘をふまえたGMP記録の残し方・管理と逸脱・OOS・OOT発生時の対応 (処理手順/フロー/線引き) オンライン
2024/5/8 化学プロセスのコスト削減 オンライン
2024/5/8 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/8 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/9 薬価申請・原価計算方法と交渉で有効なデータ取得ならびに資料作成の重要ポイント オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 データインテグリティに対応した紙ベースのGMP文書・記録の作成、保管、管理、廃棄のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き