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熱電発電

熱電発電

~実用間近の環境低負荷型素材による発電モジュールと黒船化する欧米R&D~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、シリサイド系材料を中心とした“熱電発電技術“をその原理から最新の研究動向、海外の研究動向まで徹底解説いたします。

開催日

  • 2012年5月31日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 熱電発電・熱電変換に関連する技術者

修得知識

  • 熱電変換の基礎
  • シリサイド系を中心とした熱電変換材料
  • 熱電変換の最新の研究動向、海外の研究動向

プログラム

 400℃~600℃の熱を電気エネルギーに直接変換する環境低負荷熱電発電材料 (Mg2Si) は実用性能に達している。2012年は本邦の複数社よりMg2Siベースの発電モジュールがリリースされる。また、米国、欧州でもMg2Siをベースとした素材、および発電チップの開発が本格化してきている。
 モジュール素材の特徴や、新モジュール構造、他の熱利用発電技術と熱電変換技術の組み合わせ、本邦を凌駕する勢いの欧州自動車向け排熱発電プロジェクト等の海外R&D動向について紹介する。

  1. 排熱発電による省エネ、およびきたるべき排出量取引対策
    1. 他の熱利用発電技術と熱電変換技術の比較・特徴、すみ分け
    2. 排熱発電の原理と排熱発電素子の従来構造
    3. 排熱発電用途材料の特徴と有害化危惧・環境低負荷性
    4. 新材料・新構造によるブレークスルーの進捗状況
  2. 環境低負荷系排熱発電材料の特長とシステム化への要素技術
    1. シリサイド系素材の特徴、および熱電変換素子の特性
    2. 産業廃棄物シリコンを原料としたシリサイド熱電変換素子
    3. 新型シリサイド系排熱発電モジュールの概要
  3. 海外で本格化する環境低負荷型熱電発電材料および素子開発
    1. 欧州の最新動向と現状
    2. アメリカの最新動向と現状
    • 質疑応答

講師

  • 飯田 努
    東京理科大学 基礎工学部 材料工学科
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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