技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

現場で使用しやすくシステム査察に対応したGMP文書・記録管理の要件

超入門

現場で使用しやすくシステム査察に対応したGMP文書・記録管理の要件

~GMP超入門コースII : GMP文書・記録編~
東京都 開催 会場 開催

GMP適合性調査の関連セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2012年5月16日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • GMP文書・記録管理の基礎や作成法を体系的に学びたい方
  • GMP文書・記録類の管理方法の改善を目指されている方
  • システム査察で対象となる文書・記録類を学習したい方
  • 最低限のGMP文書・記録の知識を身につけたい方

修得知識

  • 現場で使いやすいSOP作成法のポイント
  • GMP文書・記録類の管理の仕方のポイント
  • システム査察に対応した文書・記録管理
  • GMP文書作成事例で学ぶGMPスキルの向上
    • 技術文書 : 製品標準書
    • 管理文書 : 逸脱管理手順書

プログラム

 文書・記録類はGMP品質システムが正しく構築され、運用された証拠の位置付けであり、現場に浸透することが大切です。
 浸透している証拠が査察などで確認されます。GMP基本事項の理解に加えて、初級者向けに文書・記録の大切さ、作り方、管理の仕方を平たく事例を交えて解説します。

  1. 第1部 SOP作成法のポイント
    1. SOPで現場で生じやすい問題点と見える化の工夫
    2. SOP作成の15原則
    3. SOP作成の留意点
    4. 作業手順書作成の8原則と作成上の留意点
    5. 分かり易い文書作成の基本ルール
    6. 技術文書作成上の留意点
  2. 第2部 GMP文書・記録類の管理 (現場における管理を含む)
    1. GMP文書のポイント (制定・識別・配付・保管・管理台帳)
    2. GMP記録の管理のポイント
    3. GMP管理と連動した状態表示のポイント
    4. GMP管理と連動したロッグブックのポイント
    5. 記録 (生データ) の信頼性と教育訓練
    6. 文書管理手順書 (事例)
  3. 第3部 システム査察に対応した文書・記録のポイント
    1. GMPシステム査察の背景
    2. システム査察における文書・記録類の位置づけ
    3. 適合性調査の仕組みと関連法規制との関係
    4. GMP管理を構成する6サブシステムのポイント
    5. GMP品質システム文書」 (Document)
    6. 階層的文書体系
  4. 第4部 GMP文書作成事例で学ぶGMPスキルの向上
    1. 製品標準書の作り方 (フローチャートの見える化)
      • 製品標準書の基本事項 (品質標準書との関係)
      • 製品標準書の記載事項
      • 製品標準書作成上考慮すべき事項
      • 製品標準書記載の標準設定に関わる基本事項
      • 工程フロー図 (製剤) の書き方
      • 設備表・工程管理表・製造手順の書き方
    2. 逸脱管理手順書
      • 現場で使いやすい簡素化した逸脱管理手順書の事例
      • 逸脱管理フローチャート
      • 逸脱処理帳票の記載要領
      • 帳票記載サンプル事例
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

東京八重洲ホール

7F 702

東京都 中央区 日本橋3丁目4番13号 新第一ビル
東京八重洲ホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/30 動物用医薬品開発のための医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2025/5/30 GMP実務担当者が最低限知っておくべきポイント オンライン
2025/5/30 抗体薬物複合体 (ADC) の技術動向および特許戦略 オンライン
2025/6/3 バイオ医薬品の製造ラインにおける洗浄バリデーション実施・残留限度値設定と実状・課題への対応 オンライン
2025/6/3 有害事象の評価について、とくに因果関係判断にかかる、個別症例の評価の考え方と集積検討の考え方 オンライン
2025/6/4 失敗事例から学ぶクオリティカルチャーの醸成とマネジメントの考え方 オンライン
2025/6/4 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/6/4 グローバルファーマコビジランス監査の実践 オンライン
2025/6/4 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2025/6/5 CTD・照会回答で学ぶメディカルライティング実践と適切なレビューアプローチ オンライン
2025/6/5 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2025/6/5 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2025/6/6 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/6/6 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2025/6/6 医薬品製造方法に関する承認後変更管理 (PACMP) の進め方・活用法 オンライン
2025/6/6 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/6/9 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品における品質・安全性評価とLNP/DDSの設計・評価の留意点 オンライン
2025/6/9 エンドトキシン試験と次世代 (蛍光法組み換え体ライセート試薬試験、MAT法を含む) パイロジェン試験法の最近の動向について オンライン
2025/6/10 ゼロから始める初心者向けバリデーション オンライン
2025/6/11 製造/ラボにおける監査証跡の運用方法とレビュー手順・効率的対応へのヒント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)