技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品申請におけるCTD M-3の各セクション記載要求と3極照会事項の傾向

バイオ医薬品申請におけるCTD M-3の各セクション記載要求と3極照会事項の傾向

~審査担当者が特に留意していると考えられる項目~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年3月28日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • バイオ・抗体医薬品の申請業務担当者、管理者

修得知識

  • バイオ医薬品の申請資料作成の基本
  • 申請資料に記載する事項の記載ポイント
  • 照会事項の傾向・回答作成

プログラム

 バイオ医薬品のグローバル開発の新しい情勢に対応に関して、従来からの国際共通化資料CTDの作成方法の解説に加え、最新の規制、ガイドラインを踏まえて三極での CMC申請資料の作成の注意点などを紹介し、実務従事者の視点から実際の記載例により原薬及び製剤の各部分の記載ポイントを説明する。
 また、当局対応を含めて照会事項の傾向及び回答作成などに関する情報の交流などを通じて、近年に増えつつある生物製剤の開発において情報の共有を努めたい。

  1. 申請資料作成の原則
    1. バイオ医薬品の品質評価の基本的考え方
    2. 審査担当者が特に留意していると考えられる項目
  2. 原材料の管理、およびセルバンクシステム
    1. 原材料の管理に関する記載内容及び留意点
      • 原薬の製造に使用する原材料
      • 生物起源の原材料の管理
      • 培地及び緩衝液の組成
    2. 細胞基材の起源、履歴及び作製
      • セルバンクシステムの作製、特性解析及び試験方法
      • セルバンクシステムの作製
      • セルバンクシステムの特性解析及び試験方法
  3. 製造方法及び工程内管理
    1. 製造方法の記載
      • 製造業者
      • 製造方法及びプロセス・コントロール
        • 製造方法の流れ図
        • 製造工程の操作手順
        • デザインスペース
        • 製造方法欄の添付資料
    2. 重要工程及び重要中間体の管理
    3. プロセス・バリデーション/プロセス評価
  4. 原薬および製剤における規格および試験項目の設定
    1. 規格および試験方法設定の基準
      • 物理的化学的性質
      • 生物活性
      • 純度及び不純物、混入汚染物質
    2. 規格及び試験方法の項の記載
      • 規格及び試験方法
      • 試験方法のバリデーション
  5. 安定性試験に関するまとめおよび結論
    1. 安定性試験の実施要領
      • ロットの選択
      • 安定性試験の試験項目
      • 保存条件
    2. 安定性試験の記載ポイント
      • 安全性試験のまとめおよび結論
      • 安定性試験計画の作成および実施
      • 安定性データのまとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 郭 秀麗
    バイオCMC株式会社 コンサルティング部
    部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/7 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/12 データインテグリティの重要性とGMP文書への落とし込み方 オンライン
2025/3/13 Excelスプレッドシートを運用した効率的なCSVとデータインテグリティ オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/13 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/3/14 薬物の消化管吸収について - 評価・予測 オンライン
2025/3/14 信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2025/3/14 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン
2025/3/14 各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定 オンライン
2025/3/17 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 オンライン
2025/3/18 GLP省令:施設/試験で押さえるべき信頼性確保と最終報告書・生データの信頼性 オンライン
2025/3/19 バリデーション入門講座 オンライン
2025/3/21 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/21 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2025/3/24 バリデーション入門講座 オンライン
2025/3/24 非経口剤の血漿中濃度推移の解析 オンライン
2025/3/27 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2025/3/28 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法