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高周波の測定のテクニック

基礎から学ぶ

高周波の測定のテクニック

~デジタル変調技術を理解するために~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年3月16日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 高周波測定に関連する技術者
    • 通信機器
    • 携帯電話
    • 無線LAN など

修得知識

  • デジタル変調技術の基礎
  • 高周波測定の基礎
  • スペクトラム・アナライザの基礎
  • デジタル変調信号の測定のポイント

プログラム

 現在、携帯電話や無線LANといったデジタル変調技術を用いた高周波機器が身の回りに多数ある。それらの身近な機器を使いこなすことは中学生でも可能だが、動作原理を理解して高周波関連の技術を習得することは大学院生でも容易ではない。 高周波技術が難しい原因はいくつか考えられるが、「測定器が高価で気軽に使うことが出来ないため、そもそも何が起こっているのかを把握することさえ困難だ」ということもその一つであろう。以上を踏まえ本講座では、高周波用の測定器による「デジタル変調を用いた無線通信機器」の特性評価を疑似体験することを目標としている。
 本講座を受講すれば、単に測定器の知識が得られるだけではなく、測定対象となった高周波機器の動作も同時に理解することが出来るだろう。なお、初学者を対象としているので、デジタル変調技術の基礎から説明を始めて、高周波測定器の動作原理、実際の測定を行う際の注意にも言及する。

  1. デジタル変調技術入門
    • アナログとデジタル
    • AD変換器とDA変換器
    • 現代の通信技術
    • デジタル変調の例
    • コンスタレーション
    • ベースバンドとRF
  2. 高周波測定の概要
    • 電波と無線と高周波
    • 何を測るのか
    • 古典的な測定対象
    • 古典的な測定方法
    • 最近の測定対象と測定方法
  3. 測定用信号源の技術
    • 測定用信号源の条件
    • 水晶発振器
    • PLL
    • 任意波形発生器
    • DDS
    • 位相雑音変調用信号源
    • ミキサーとヘテロダイン技術
    • 通信規格の話
  4. スペクトラム・アナライザの基礎と進歩
    • スペクトラム・アナライザとは?
    • 精密な測定を行うために (RBWと掃引時間)
    • 測定を行う際の注意 (過大入力、コネクタの扱い)
    • デジタル変調信号の測定のために
    • 新しいスペクトラム・アナライザ
  5. デジタル変調信号の測定
    • 受信機の測定
    • エラーレート
    • 送信機の測定
    • CCDF
    • ACPR
    • EVM

講師

  • 小室 貴紀
    神奈川工科大学 工学部 電気電子情報工学科
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 43,000円 (税別) / 45,150円 (税込)
1口
: 55,000円 (税別) / 57,750円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 57,750円(税込) (3名まで受講可能)
  • 早期申込割引:
    2012年2月16日 17:00までのお申込は、
    1名受講・1口受講とともに受講料から10%割引となります。
本セミナーは終了いたしました。