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PLLの基礎と応用

PLLの基礎と応用

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目次

第1章 PLLの概念と応用

  • 1. PLLの概念
    • 1.1 同期信号の概念
    • 1.2 PLLの基本動作
  • 2. PLLの歴史
  • 3. PLLの応用
    • 3.1 TV受信機
    • 3.2 衛星通信システム
    • 3.3 オーディオ機器
    • 3.4 パソコン
    • 3.5 計測器
    • 3.6 応用分野のまとめ

第2章 数学的準備

  • 1. フーリエ変換の概念と定義
  • 2. 基本関数のフーリエ変換
    • 2.1 指数減衰関数
    • 2.2 単一矩形波
    • 2.3 インパルス関数
    • 2.4 繰り返し波形
  • 3. 伝達関数
    • 3.1 伝達関数の概念
    • 3.2 ラプラス変換の定義
    • 3.3 無駄時間要素
    • 3.4 単位階段関数
    • 3.5 インパルス関数
    • 3.6 繰り返し波形
    • 3.7 ラプラス逆変換

第3章 PLLの基本特性

  • 1. PLLの伝達関数と誤差応答
    • 2.2次系のループ
  • 3. PLLの安定性
    • 3.1 位相余裕と利得余裕
    • 3.2 根軌跡による解析
      • 3.2.1 根軌跡の概念
      • 3.2.2 1次系PLLの根軌跡
      • 3.2.3 2次系PLLの根軌跡
  • 4. 雑音特性と帯域幅
    • 4.1 PLL入力における雑音の表現
    • 4.2 位相検波器出力の信号と雑音の表現
    • 4.3 雑音の伝達関数 (等価雑音帯域幅)
    • 4.4 PLLの信号対雑音比 (Signal to Noise Ratio;SNR)

第4章 PLLのトラッキング特性

  • 1. トラッキングの概念
  • 2. 定常状態におけるトラッキング誤差
  • 3. ステップ応答とランプ応答
  • 4. 位相ステップ応答
  • 5. 周波数ステップ応答
  • 6. 周波数ランプ応答
  • 7. ループ引き込み範囲
  • 8. ループ引き込み範囲の拡大

第5章 PLLの構成要素

  • 1. 位相検波器 (phase detector;PD)
    • 1.1 零クロス型位相検波器
    • 1.2 乗算型位相検波器
  • 2. ループフィルタ (loop filter;LPF)
    • 2.1 受動型ループフィルタ
    • 2.2 能動型ループフィルタ
    • 2.3 受動型、能動型ループフィルタの比較
  • 3. 電圧制御発振器 (Voltage Controlled Oscillator;VCO)
    • 3.1 VCOに要求される条件
    • 3.2 電圧制御水晶発振器 (Voltage Controlled Crystal Oscillator;VCXO)
    • 3.3 LC発振器
    • 3.4 マルチバイブレータ (VCM)
  • 4. カウンタ、ミキサ
    • 4.1 カウンタ (周波数分周器:Frequency Divider)
    • 4.2 ミキサ (周波数混合器:Frequency Mixer)

第6章 PLL特性の測定方法

  • 1. PLL構成要素の測定
    • 1.1 位相検波器
    • 1.2 ループフィルタ (LPF)
    • 1.3 電圧制御発振器 (VCO)
  • 2. 周波数特性の測定
  • 3. ステップ応答 (インディシャルレスポンス) の測定

第7章 ディジタルPLL

第8章 PLLの応用

  • 1. 通信システム受信同期系への応用
    • 1.1 搬送波再生 (Carrier Recovery)
      • 1.1.1 搬送波再生の概念
      • 1.1.2 曖昧さを除去できる搬送波再生PLL
    • 1.2 クロック再生
      • 1.2.1 クロック再生の概念
      • 1.2.2 符号形式と周波数スペクトラム
      • 1.2.3 クロック再生用PLL
  • 2. PLL変復調器
    • 2.1 変調器への応用
    • 2.2 復調器への応用
  • 3. 同期周波数発振方式
    • 3.1 同期周波数発振方式の概念
    • 3.2 同期周波数発振システム
    • 3.3 近接周波数シフト発振器
  • 4. PLLシンセサイザ
    • 4.1 水晶発振器によるシンセサイザ
    • 4.2 コヒーレントシンセサイザ
      • 4.2.1 水晶発振器を発振源とするコヒーレントシンセサイザ
      • 4.2.2 PLLを応用したコヒーレントシンセサイザ (PLLシンセサイザ)
  • 5. ドプラ周波数拡大方式
    • 5.1 ドプラ周波数拡大方式の構成
    • 5.2 逓倍の効率とPLL

第9章 PLL設計の実際

  • 1. PLLトラッキングフィルタ
  • 2. PLLシンセサイザ
  • 3. PLL設計上の注意点
    • 3.1 PLL出力高調波成分の発生
    • 3.2 PLL出力スペクトラム側帯波の増大
      • 3.2.1 空間の遮断 (シールドケースの採用)
      • 3.2.2 高周波的な電源の遮蔽
      • 3.2.3 PLL入出力部の対策
      • 3.2.4 PLL相互の干渉対策
      • 3.2.5 出力スペクトラム純度の周波数依存性
      • 3.2.6 出力スペクトラム純度の入力レベル依存性
  • 参考文献
  • あとがき
  • 索 引

執筆者

アロカ株式会社
研究所
主幹研究員
国田 正徳

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

B5判 250ページ

ISBNコード

ISBN978-4-88657-737-5

発行年月

2002年7月

販売元

tech-seminar.jp

価格

59,800円 (税別) / 65,780円 (税込)

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