技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

数式のない症例数・エンドポイント設定 "超" 入門講座

統計が苦手な人のための

数式のない症例数・エンドポイント設定 "超" 入門講座

~妥当性と設定根拠を理解するために~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、臨床試験における症例数やエンドポイントの設定根拠について基礎から解説いたします。
統計に関する専門知識のない開発担当者や薬事担当者の方でも基礎から理解できるように平易に解説いたします。

開催日

  • 2011年10月28日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 統計に関する専門知識のない開発担当者・薬事担当者
  • 統計担当者と十分な議論ができるようになりたい方
  • 症例数やエンドポイントの設定根拠について規制当局や医師などに簡潔に説明できるようになりたい方
  • 簡単な症例数算出を電卓やnQueryでできるようになりたい方
  • 臨床開発計画を立案する立場にある方

修得知識

  • 症例数設定やエンドポイント設定における基本的な考え方
  • 電卓やnQueryによる簡単な症例数の算出法
  • 症例数やエンドポイントの設定根拠に関する規制当局との議論のポイント
  • 効率的な臨床試験デザインの考え方
  • エンドポイントの信頼性や妥当性に関する基本的な考え方

プログラム

 症例数設定とエンドポイント設定は、臨床開発計画において非常に重要な項目であり、開発の成否に大きく影響します。
 これらに関する基本的な考え方について、統計の専門知識がない方を対象に、具体例を用いて初歩からやさしく説明します。

第1部 症例数設定の基本的な考え方

  1. 症例数設定の重要性
  2. 症例数設定における基本的な考え方
  3. 症例数算出の基礎
    1. 推定に基づく考え方
    2. 仮説検定に基づく考え方
  4. 症例数に影響する臨床試験の工夫
  5. 探索試験における症例数設定のポイント
    1. 初期の探索的試験における症例数設定
    2. 用量範囲探索試験における症例数設定
  6. 検証試験における症例数設定のポイント
    1. 用量反応試験における症例数設定
    2. 優越性試験における症例数設定
    3. 非劣性試験における症例数設定
  7. 安全性に基づく症例数設定
  8. 国際共同試験における症例数設定
  9. 症例数と臨床試験のリスク評価

第2部 エンドポイント設定の基本的な考え方

  1. エンドポイントとは
  2. エンドポイントのタイプ
  3. エンドポイントの要件
    1. 信頼性
    2. 妥当性
    3. 感度・反応性
    4. 実施可能性
  4. 複数エンドポイントの問題点とその対処方法
  5. 複合エンドポイントの利点と問題点
  6. 代替エンドポイント
    1. 代替エンドポイントの利点と問題点
    2. 代替エンドポイントの妥当性
  7. 具体例によるエンドポイント設定の留意点
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 光森 達博
    住商情報システム(株) データサイエンス部

会場

東京流通センター

2階 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/24 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/1/24 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/1/24 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン
2025/1/27 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/1/27 洗浄バリデーションでの洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定 オンライン
2025/1/27 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/1/27 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2025/1/27 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン
2025/1/27 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン
2025/1/27 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Aコース: 製造・品質試験/分析編) オンライン
2025/1/27 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/1/28 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/28 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/1/29 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/1/29 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/29 細胞培養 超入門講座 オンライン
2025/1/29 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/1/29 再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応 オンライン
2025/1/29 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築