技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

治験における有害事象の因果関係評価事例解説

企業・臨床医の立場からみる

治験における有害事象の因果関係評価事例解説

~有害事象名の選択、既知・未知、重篤度、因果関係判定の考え方~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、製薬企業・臨床医のそれぞれの立場から、治験における有害事象の因果関係の評価について詳解いたします。

開催日

  • 2011年6月30日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 治験の担当者、管理者
  • 治験における有害事象の因果関係評価に関連する担当者、管理者

修得知識

  • 治験における有害事象の因果関係評価
  • 治験における有害事象の因果関係評価の事例
  • 有害事象名の選択
  • 重篤度の判定
  • 因果関係判定の考え方

プログラム

第1部 有害事象と心電図所見: 既知・未知、重篤度、因果関係の判定および実症例の検討 ~臨床医の立場から~ (10:30~13:00)

 治験において心電図検査は必須であり、有害事象の評価において心電図所見の解釈はしばしば困難、不明確です。
 本セミナーでは、心電図所見に関し、有害事象評価のポイントとなる有害事象名の選択、既知・未知、重篤度、因果関係判定の考え方を、私の経験した実例を中心として解説を行います。

  1. 各心電図所見の解釈
    1. 臨床的に意味のある (有害事象として取り上げるべき) 所見か否か?
    2. 重篤度の判定
    3. 臨床的意義,重篤度からみた既知・未知判定
    4. 薬剤により引き起こされる心電図変化
  2. 臨床例での検討 : 重篤度,薬剤との因果関係などの判定
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 治験における有害事象の因果関係評価検討事例 ~製薬企業の立場から~ (13:50~16:30)

 示唆に富む有害事象の症例を取り上げ、その解釈、根拠などを臨床医としての観点から解説する。
 有害事象の判定は科学的になされるべきであるが、製薬会社として考慮すべき非科学的側面も解説する。

  1. 有害事象総論
  2. 治験医師の有害事象に対する考え方
  3. 安全性評価からみた理想的な臨床試験
  4. ゾリブジン事件から学ぶこと
  5. 個々の症例
  6. 安全性情報部に要求される基準 (企業内臨床医からの観点)
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 原田 和博
    笠岡第一病院
    内科診療部長
  • 西川 泰弘
    第一三共 株式会社 安全管理統括部
    医学顧問

会場

連合会館

5階 502

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/15 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン
2024/10/15 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/18 バイオ/抗体医薬品の品質管理 超入門講座 オンライン
2024/10/18 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/10/18 GMP/QMS/GCTP適合のためのスプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/21 現場の視点から見た洗浄バリデーション取り組みのポイント オンライン
2024/10/21 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/21 医薬品GCP 超入門講座 オンライン
2024/10/21 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/10/22 GMP入門講座 オンライン
2024/10/23 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/10/23 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/10/23 生物薬品 (バイオテクノロジー応用医薬品等) におけるCMC開発戦略と開発ステージに応じた対応 オンライン
2024/10/23 神経変性疾患の臨床試験実施と試験デザインの留意点および審査の視点 オンライン
2024/10/23 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書