技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座

施行日までの1年半に準備すべき事項を徹底解説する

厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座

大阪府 開催 会場 開催

施行までの1年半に何を実施すべきか、旧ガイドラインとの違いを詳解する特別セミナー!

概要

本セミナーでは、2012年4月1日施行される「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン」について基礎から解説いたします。
また、旧ガイドラインとの相違点、ハードルが上がった要求事項に対して具体的な対応策について詳解いたします。
新ガイドライン対応のためのSOPや供給者監査チェックリストなど、サンプルを配布いたします。
e-Learning教材にて復習を行っていただけます。

開催日

  • 2011年2月3日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」の対応担当者

修得知識

  • 新ガイドラインの高い要求事項と対応策
    • 回顧的なバリデーション
    • 供給者監査
    • システムアセスメント など
  • 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」施行までの1年半に実施すべき項目
  • 旧ガイドラインとの相違点
  • 新ガイドライン対応のためのSOPや供給者監査チェックリストなど、サンプルを配布いたします。
  • e-Learning教材にて復習が可能になります。

プログラム

  1. 厚労省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」概要
  2. CSV入門
    1. コンピュータ化システムとは
    2. ソフトウェアカテゴリとは
    3. V-Modelとは
    4. IQ、OQ、PQとは
    5. リスクとは
    6. リスクベースドアプローチとは
    7. システム台帳とは
    8. 厚労省ER/ES指針とは
  3. 新ガイドラインの11の特徴
    1. 「コンピュータ化システム管理規定」等の作成
    2. 組織・役割に応じた責任と権限の明確化
    3. 厚労省ER/ES指針の要件の遵守
    4. 回顧的バリデーションの実施
    5. システム台帳の作成
    6. 要求仕様書の作成
    7. システムアセスメントの実施
      1. ソフトウェアのカテゴリ分類
      2. 製品品質に対するリスクアセスメント
      3. 供給者アセスメント
    8. 検証業務 (DQ、IQ、OQ、PQ) の実施
    9. 改善措置の実施
    10. コンピュータシステムの廃棄
    11. 業務の継続性のための要件、障害対策の要件、
      データのバックアップ、アクセス制限、アクセス記録等に関する要件
  4. 新ガイドライン対応のための課題と問題点
    1. 厚労省ER/ES指針への対応
    2. ダブルスタンダードへの対応
    3. システム台帳作成時の注意点
    4. 回顧的バリデーションの実施方法
  5. 新ガイドライン詳説
    1. 開発業務
    2. 検証業務
    3. 運用業務
  6. グローバルの規制要件の動向と新ガイドライン
    1. ICH Qトリオ入門
    2. ANNEX 11とは
    3. PIC/Sとは
    4. 厚労省CSV指針とANNEX11、PIC/Sとの整合性
  7. 新ガイドライン対応のための準備作業と留意点 (サンプルを配布)
    1. 「コンピュータ化システム管理規定」サンプル紹介
    2. CSV SOPの作成
    3. 組織の構築と責任体制
    4. システム台帳の作成
    5. 供給者監査 (サプライヤオーディット) の実施
    6. 供給者監査 (サプライヤオーディット) チェックリスト解説
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

会場

タイリンビル AAホール3番館

4階

大阪府 大阪市中央区 淡路町四丁目3番8号
タイリンビル AAホール3番館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

趣旨

ポイント

  • 新ガイドラインは、旧ガイドラインに比べてかなりハードルの高い要求事項がある。
  • 「回顧的なバリデーション」「供給者監査」「システムアセスメント」など具体的にどうすればよいのか。

 厚生労働省は、2010年10月21日「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン」を発出しました。施行日は、2012年4月1日からとなりました。施行日以降は、業許可更新に伴う製造業の定期GMP調査では、このガイドラインの確認を主眼に実施されることになります。

 新ガイドラインは、旧ガイドラインに比べてかなりハードルの高い要求事項が記載されています。 いったいどのような対応を行えば良いのでしょうか。

 施行日までの1年半に準備すべき事項は、

  1. 「コンピュータ化システム管理規定」等の作成
  2. 組織・役割に応じた責任と権限の明確化と文書化
  3. 厚労省ER/ES指針への対応
  4. 回顧的バリデーションの実施
  5. システム台帳の作成と棚卸

など多くのものがあり、けっして時間が十分ではありません。

 本講座では、上記のサンプル文書をいち早く作成し、公開いたします。これにより、皆様の負担が非常に軽減できることと思います。
  特に回顧的バリデーションは、一朝一夕では実施できません。 また、どの程度、どういった方法で適格性の確認を実施すれば良いのでしょうか。

 一方で、新ガイドラインには、対応のために苦慮すると思われる点が多々あります。

  • 製材機械 (プロセス・エンジニアリング) を中心に記載されており、ITシステムへの応用が困難
  • ダブルスタンダードの問題
  • カテゴリ分類の矛盾と問題点
  • システムアセスメントの実施方法
  • 供給者監査の実施方法
  • 作成成果物が網羅されていない
  • 時系列の解説になっていない。

  いったい、どういう風にSOPを書き下ろせば良いのでしょうか。 また今後、査察はどのように変化するのでしょうか。新旧ガイドラインの違いを中心に解説いたします。

 新ガイドラインの発出と同時に、事務連絡として質疑応答集 (Q & A) も発行されました。Q & Aには、ガイドラインには記載がないけれども非常に重要な事項が記載されています。また「パブリックコメントの回答」についても精査しておかなければなりません。
 本セミナーでは、作成が必須となった「コンピュータ化システム管理規定」や「供給者監査 (サプライヤオーディット) チェックリスト」の具体的なサンプルを配布し、解説のわかりやすさでは定評のあるCSVの第一線コンサルタントが、懇切丁寧に解説を行います。

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/23 希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) の薬価算定の実際と薬価戦略 オンライン
2024/5/23 医薬品 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2024/5/24 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/24 GCP調査に向けたSOPの作成と管理並びにTMFの整備 オンライン
2024/5/24 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2024/5/27 神経障害性疼痛の最新治療とメディカルニーズ オンライン
2024/5/27 非臨床試験における信頼性基準適用のための着眼点 オンライン
2024/5/27 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品コース オンライン
2024/5/27 事例・Excel演習で学ぶ管理図の作成方法と合理的なOOTの判断方法 オンライン
2024/5/27 mRNA/核酸用DDS技術におけるLNP設計・調製とLNP製剤の品質評価法 オンライン
2024/5/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/5/28 ラボと製造におけるCSVとデータインテグリティの実務速習 オンライン
2024/5/28 GMP超入門 オンライン
2024/5/28 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集メカニズム、凝集体形成防止・製剤安定化に関する取組み方、品質管理、ストラテジー オンライン
2024/5/28 新規モダリティ分野における各事業性評価手法と不確実性要素の注意点 オンライン
2024/5/28 ICH E6 (R3) に見る臨床開発におけるCSVの最新情報 オンライン
2024/5/28 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/5/28 メディカルライティング講座 (中級) オンライン
2024/5/28 メディカルライティング講座 (初級・中級) オンライン
2024/5/29 駄目なSOPと、あるべきSOPから学ぶヒューマンエラー防止に必要なSOPの具体的書き方の工夫と文書管理の実践 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法