技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新薬上市におけるマーケティング手法

新薬上市におけるマーケティング手法

新薬上市におけるマーケティング手法の画像

概要

本書は、顧客のニーズ、要望にマッチするメッセージをMRを通して伝達させる方法など、新薬開発におけるマーケティングについてまとめた一冊です。

ご案内

2012年12月7日:
好評につき完売いたしました。

目次

第1章 臨床開発期における上市後の価値最大化戦略の実際

  • 1. 新規化合物の開発シナリオ
    • 1.1 国際 (海外) 開発に関してどのようなシナリオを描くか
    • 1.2 国内開発に関してどのようなシナリオを描くか
    • 1.3 特許戦略をどのように進めるのか
  • 2. 新規化合物の事業性評価の手法
    • 2.1 事業性評価に必須な指標
      • 2.1.1 NPV (正味現在価値) Net Present Value
      • 2.1.2 IRR (内部収益率) Internal Rate of Return
      • 2.1.3 PBP (投資回収期間) Pay Back Period
      • 2.1.4 EPV (期待現在価値) Expected Present Value
    • 2.2 事業性評価に用いる基準値の設定方法
      • 2.2.1 成功確率、開発期間、開発費用の基準値
      • 2.2.2 上市後に要するコストの基準値
    • 2.3 ピーク時期待売上の算出方法
    • 2.4 事業性評価をまとめる
    • 2.5 事業性評価結果のイメージ
    • 2.6 ピーク時期待売上の算出例
      第2 章 マーケティングリサーチの活用術
  • 1. マーケティングリサーチ技術の利用分野
  • 2. 新製品開発導入のためのマーケティングリサーチ
    • 2.1 新薬開発から市場導入までの製品戦略のベースとなるマーケティングリサーチ
    • 2.2 開発から上市までのステージで異なるマーケティングリサーチの目的
    • 2.3 開発開始・中期段階に活用されるリサーチ
      • 2.3.1 戦略的重点領域選定のための将来性や自社適合性の検討
      • 2.3.2 当該化合物が目指すべき適応症の検討
      • 2.3.3 市場競争力のあるデータを得るためのデザインとエンドポイントの設定
      • 2.3.4 開発を次の段階に進めるべきかの意思決定を行うための臨床家による評価指標
      • 2.3.5 開発段階でのマーケティングリサーチのベースはアンメット‘メディカル‘ニーズ
    • 2.4 最も多用される市場導入「新製品発売」に関する調査
    • 2.5 発売後の調査
      • 2.5.1 トラッキング調査
      • 2.5.2 発売後調査:製品の長寿ライフサイクル達成のための調査へ
  • 3. データの種類と収集の手段
    • 3.1 セカンダリーデータとプライマリーデータ
    • 3.2 定量調査と定性調査
      • 3.2.1 定量データと定性データの違い
      • 3.2.2 定量・定性の2 つの使用場面のパターン
  • 4. プライマリー調査デザインの基本
    • 4.1 さまざまな調査手法と特徴
    • 4.2 インターネット調査の現状と今後
  • 5. マーケテイングデータベースとプライマリー調査の使い分け
    • 5.1 マーケティングデータの多彩化
    • 5.2 Real Behavior とAttitude (事実・事象と意識)
    • 5.3 Real Behavior (事実・事象) シンジケートデータの種類
    • 5.4 プライマリー調査の今後の役割の変化
  • 6. 国際調査と各国調査

第3章 ターゲットプロダクトプロファイルの設定・落とし込み

  • 1. 臨床開発とマーケティングに関する問題
  • 2. なぜ、TPPが重要か?
  • 3. TPPの作成の責務
  • 4. TPPの設定
    • 4.1 TPPの設定
    • 4.2 TPPの構成要素
      • 4.2.1 承認要件
      • 4.2.2 競合との差別化のための要素
    • 4.3 LCM
    • 4.4 TPPの修正・見直し
  • 5. マーケティングプロセスとTPP
    • 5.1 環境分析、市場機会の発見
    • 5.2 市場の細分化 (セグメンテーション) 、標的市場の選定 (ターゲッティング)
  • 6. TPPと製品コンセプトの確立
  • 7. TPPの落とし込み
  • 8. TPPとPerceived Product Profile

第4章 戦略的なマーケティングプランの作り方、立て方

  • 1. マーケティングプランの目的
  • 2. マーケティングプランの用途
  • 3. マーケティングプランにおける戦略的要素
  • 4. 戦略的プランを作るための要素
  • 5. 製品特性を際立たせる要素 (製品生命を決定する因子)
    • 5.1 Positioningの捉え方と其の役割
    • 5.2 Key Messageとは
  • 6. 市場のセグメントからターゲティングの方法
    • 6.1 Dr. Mapping
    • 6.2 市場のセグメントの基本的な考え方
    • 6.3 Targeting
  • 7. 戦略的分析からマーケティングプランへ
    • 7.1 マーケティングプランの骨子
      • 7.1.1 マーケティングプランの大きな枠組み
      • 7.1.2 Market Assessment (市場の分析)
      • 7.1.3 Brand Overview (製品に関する情報)
      • 7.1.4 Objectives & Strategy (目標と戦略)
      • 7.1.5 主な活動
      • 7.1.6 ファイナンシャル

第5章 効率の良いプロモーションのために ―STPが鍵:セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングを考えよう!―

  • 1. 市場セグメンテーション
    • 1.1 消費者市場のセグメンテーション基準
      • 1.1.1 消費者市場の細分化
      • 1.1.2 ビジネス市場の細分化
      • 1.1.3 セグメンテーションが効果的であるための条件
    • 1.2 医家向け医薬品の市場でのセグメンテーションは?
    • 1.3 領域別製品のセグメンテーションの実例
  • 2. 顧客ターゲティング
    • 2.1 セグメントの評価における3つのポイント
    • 2.2 ターゲットセグメント特定
    • 2.3 ターゲット顧客はどんな特徴?
    • 2.4 ターゲットするセグメントの市場ニーズの把握
  • 3. ポジショニング
    • 3.1 ポジショニングにおけるポイント
    • 3.2 医薬品のポジショニング具体例
    • 3.3 STP決定の次のステップ

第6章 新薬の市場浸透のための最適なターゲティングと ディティール・コール数の配分方法とそのMR 活動への戦略的な落とし込み

  • 1. 当該新製品の上市準備でおこなうべきこと
    • 1.1 上市プロジェクトチームの組織化
    • 1.2 販売戦略の策定
      • 1.2.1 新薬Dを取り巻く環境の分析
      • 1.2.2 新薬Dの製品の付随機能の決定
  • 2. 当該新製品のSWOT分析
  • 3. 競合する既上市品のマーケティング分析および市場調査/分析の実行
  • 4. マーケティング分析を踏まえた最適なセグメンテーションの実践
    • 4.1 外部環境を分析する
    • 4.2 機会 (O) 分析マトリックス
    • 4.3 脅威 (T) 分析マトリックス
    • 4.4 内部環境分析
  • 5. 戦略目標実現のために攻める必要があるターゲットセグメントの固定
  • 6. 戦略目標実現のためのポジショニング設定
  • 7. 販売戦略の策定
    • 7.1 製品コンセプト調査の実施
    • 7.2 マーケティングミクスの決定
    • 7.3 売上予算の作成
  • 8. 戦略的な市販後調査の立案
  • 9. まとめ: MKT戦略策定・実施から検証に至るフローを描き実行する

第7章 営業の生産性を高めるSFE の実践

  • 1. SFE の考え方について
    • 1.1 営業の生産性の向上に対する考え方の変遷
    • 1.2 MR の生産性の向上を目的としたSFE
    • 1.3 SFE を支える営業支援システム
  • 2. 営業全体の生産性を高めるSFE の実践について
    • 2.1 営業全体の生産性の向上を目的としたSFE
    • 2.2 マーケティングプランを実際の営業組織に適合させることの必要性
    • 2.3 営業体制の設計の基本的な枠組み
    • 2.4 ヒトによるMR 活動のサポート
    • 2.5 IT を活用したマーケティング
    • 2.6 フロント・ライン・マネージャーのマネジメント力の強化

第8章 ポートフォリオ・マネジメントと価値最大化

  • 1. 製薬企業におけるポートフォリオ・マネジメントとは
  • 2. ポートフォリオ・マネジメントとライフサイクルマネジメント
  • 3. ポートフォリオ・マネジメントによるプロジェクト価値評価
  • 4. ポートフォリオ・マネジメントとライセンス戦略
  • 5. ポートフォリオ・マネジメントの運用上の留意点

執筆者

  • 谷口 公嗣 : (株)イミュノフロンティア
  • 傳農 寿 : (株)社会情報サービス
  • 上村 慎一 : 日本ベーリンガーインゲルハイム(株)
  • 阪下 喜治 : (株)TSD Japan
  • 藤井 幸子 : 元 ノバルティスファーマ(株)
  • 今堀 勝 : アステラス製薬(株)
  • 丹藤 信平 : ボストン・サイエンティフィックジャパン(株)

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判並製本 168ページ

ISBNコード

ISBN978-4-903413-61-7

発行年月

2009年4月

販売元

tech-seminar.jp

価格

38,000円 (税別) / 41,800円 (税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/18 CTD形式でのマスターファイル (MF) 関連の資料作成・試験データの纏め方と変更登録申請の留意点 オンライン
2025/2/18 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2025/2/19 医薬品工場建設におけるURS作成時の留意点およびトラブル防止・バリデーションのポイント オンライン
2025/2/19 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/2/20 非臨床試験: 各治験段階における規格とバリデーション実施の具体的ポイント オンライン
2025/2/20 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/2/20 滅菌バリデーションの具体的な計画書・記録書・報告書の作成セミナー (医薬品) オンライン
2025/2/20 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/2/21 ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 東京都 会場・オンライン
2025/2/21 製造/ラボにおける監査証跡の具体的な運用方法・管理と効率的なレビュー手順・頻度 (どこまですべきか) ・記録の残し方 オンライン
2025/2/21 非臨床試験 (基礎研究、信頼性基準試験) における電子データ完全性確保・電子ノート使用とクラウド利用でのデータ管理 オンライン
2025/2/21 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/2/21 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2025/2/25 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/2/26 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/2/26 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/2/26 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/26 CSVの基本理解と現場での実用ノウハウおよびCSV実施判断 オンライン
2025/2/26 滅菌バリデーションの具体的な計画書・記録書・報告書の作成セミナー (医薬品) オンライン
2025/2/26 PIC/S GMP Annex I 改定セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策