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バイオ / 抗体医薬品・後続品におけるCMC研究・申請と同等性確保

バイオ / 抗体医薬品・後続品におけるCMC研究・申請と同等性確保

~CTD・CMC申請・照会事項・回答と3極要求の違い / 3極GMP 要件と製法変更への対応~
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  • 2022年10月5日: 好評につき完売いたしました。

目次

第1章 バイオ (抗体) 医薬品・後続品のコンパラビリティ (同等性/ 同質性) 評価方法

とバイオ後続品としての抗体医薬品の要件

  • 1. モノクローナル抗体医薬品の特徴と製法や評価法
    • 1.1 モノクローナル抗体製造
    • 1.2 モノクローナル抗体製造のプラットホーム技術
    • 1.3 特性解析
  • 2. バイオ後続モノクローナル抗体医薬品
  • 3. バイオ後続モノクローナル抗体医薬品と先行製品との品質特性の比較評価
  • 4. 非臨床試験
  • 5. 臨床試験
    • 5.1 PK 試験,PD 試験
    • 5.2 臨床効果と安全性

第2章 バイオ (抗体) 医薬品における製造方法の確立と管理

  • 1. 抗体医薬品の製造方法において考慮すべき一般的事項
  • 2. モノクローナル抗体の各製造工程について
    • 2.1 モノクローナル抗体生産のための遺伝子発現構成体の構築
    • 2.2 細胞基材の樹立
    • 2.3 培養工程及び精製工程
      • 2.3.1 培養工程
      • 2.3.2 精製工程
      • 2.3.3 培養工程及び精製工程における記載事項の留意点
  • 3. プロセス評価
    • 3.1 不純物等の除去
    • 3.2 ウイルスクリアランスの評価
  • 4. 製法変更

第3章 当局におけるバイオ (抗体) 医薬品のCTD・CMC 申請と照会事項及び回答書の作成

  • 1. 医薬品開発段階における当局へのCMC 情報の提供
    • 1.1 初回治験計画書届出時 (30 日調査) に確認している品質関連事項 (遺伝子組換え技術応用医薬品)
    • 1.2 PMDAの対面助言制度の利用
  • 2. CMC の承認申請資料の作成
    • 2.1 CMC の承認申請資料の作成手順
    • 2.2 効率的なCTD の作成
    • 2.3 CMC 申請資料の信頼性の確保
    • 2.4 承認審査と照会事項回答の作成手順

第4章 バイオ医薬品CTD・CMC 申請と照会事項における3 極の要求の違い

  • 1. 承認申請書
  • 2. QOS
  • 3. M3 品質文書
  • 4. 照会事項

第5章 バイオ医薬品の開発・製造におけるカルタヘナ法への対応と確認申請

  • 1. カルタヘナ法の概要
    • 1.1 法律の目的
    • 1.2 法律の規制対象
  • 2. 第一種使用等に関する留意事項
  • 3. 第二種使用等に関する留意事項
    • 3.1 遺伝子組換え微生物の拡散防止措置
    • 3.2 研究開発段階
    • 3.3 産業利用段階
    • 3.4 第二種使用等確認申請書
  • 4. 譲渡等の留意事項
    • 4.1 譲渡者への情報提供
    • 4.2 保管と運搬
  • 5. 輸出に関する留意事項

第6章 バイオ (抗体) 医薬品製造における製造 (培養) 方法の構築と評価

  • 1. 高発現プロセス
  • 2. 培地
  • 3. 培養工程検査
  • 4. 製造所の管理

第7章 バイオ (抗体) 医薬品の承認申請のための品質試験・安定性試験とその分析技術

  • 1. バイオ医薬品の品質評価試験
    • 1.1 バイオ医薬品とは
    • 1.2 バイオ医薬品構成成分
      • 1.2.1 目的物質関連物質
      • 1.2.2 目的物質由来不純物
      • 1.2.3 製造工程由来不純物
  • 2. バイオ医薬品の品質試験設定方法について
    • 2.1 バイオ医薬品開発のロードマップと分析試験
    • 2.2 原薬・製剤の品質評価試験項目、特性解析
    • 2.3 原薬・製剤の品質評価試験項目、規格および試験方法
      • 2.3.1 確認試験
      • 2.3.2 純度試験
      • 2.3.3 力価試験
  • 3. 判定基準設定とその根拠
  • 4. バイオ医薬品の安定性試験
    • 4.1 安定性試験実施の目的と一般原理
    • 4.2 バイオ医薬品の開発工程と遵守すべき品質に関するICHガイドライン
    • 4.3 バイオ医薬品の安定性試験実施概要
      • 4.3.1 長期保存試験
      • 4.3.2 加速試験
      • 4.3.3 苛酷試験
      • 4.3.4 その他の試験
    • 4.4 バイオ医薬品の安定性試験設定方法
      • 4.4.1 試験項目設定
      • 4.4.2 試験スケジュールの例

第8章 抗体医薬品の分子間相互作用解析による生物活性評価と規格試験への応用

  • 1. 抗体の基本構造と特性
    • 1.1 抗体分子の基本構造
    • 1.2 タンパク質としての抗体の物性
    • 1.3 分解性向と凝集性
  • 2. リード抗体から最終候補抗体の生物活性評価と製剤化
    • 2.1 抗体医薬分子の基本設定
    • 2.2 リード抗体探索から最終候補抗体の選択
    • 2.3 分子間相互作用解析による生物活性評価法
  • 3. 抗体医薬の生物活性評価と規格試験への適用概念
    • 3.1 センサーチップ
    • 3.2 capture 用抗体
    • 3.3 再生条件の決定
    • 3.4 カーブフィティングの判定手法

第9章 申請をふまえたバイオ (抗体) 医薬品・後続品の構造・特性解析

  • 1. たん白質部分の構造解析
    • 1.1 ペプチドマップの作成及び全アミノ酸配列分析
    • 1.2 アミノ酸分析
    • 1.3 末端アミノ酸配列分析-N末端及びC末端アミノ酸配列分析-
    • 1.4 ジスルフィド結合位置の解析
  • 2. 糖鎖部分の構造解析
    • 2.1 糖組成分析
    • 2.2 糖鎖構造解析
    • 2.3 糖鎖結合位置の解析
  • 3. バイオ後続品の特性解析について

第10章 バイオ医薬品における生産性向上手法とその課題

  • 1. 動物細胞を宿主とするタンパク質医薬品生産の現状
  • 2. 動物細胞を宿主とするタンパク質生産性向上に資するアプローチ
    • 2.1 転写プロセスの強化による生産株の構築
    • 2.2 翻訳および翻訳後修飾プロセスの改良による生産性向上
      • 2.2.1 タンパク質の恒常性を保つ小胞体の機能
      • 2.2.2 UPR に関わるシグナルネットワーク
      • 2.2.3 小胞体ストレス応答を利用したタンパク質の生産性向上法
  • 3. 今後のさらなる生産性向上に向けて

第11章 バイオ医薬品製造設備の最適化とスケールアップ

  • 1. バイオ医薬品プロセスの概要
  • 2. 培養工程の最適化,スケールアップ手法
    • 2.1 培養工程のスケールアップの基本
    • 2.2 微生物と動物細胞の比較
    • 2.3 微生物培養工程の最適化,スケールアップ
    • 2.4 動物細胞培養工程の最適化,スケールアップ
  • 3. 分離・精製工程の最適化,スケールアップ手法
    • 3.1 分離工程
    • 3.2 精製工程
  • 4. シングルユーステクノロジー
  • 5. 共通技術としての無菌設計技術 他

第12章 抗体医薬品の精製プロセスプロテインA アフィニティクロマトグラフィー

  • 1. バイオ医薬品の構成成分
  • 2. 抗体の分子構造
  • 3. 抗体医薬品の精製プロセス
  • 4. プロテインA アフィニティクロマトグラフィー
    • 4.1 プロテインA
    • 4.2 プロテインA アフィニティ担体
    • 4.3 プロテインA アフィニティクロマトグラフィーのプロセス開発
      • 4.3.1 抗体結合容量とスループット
      • 4.3.2 溶出条件
      • 4.3.3 不純物の洗浄除去
      • 4.3.4 プロテインA 漏出
      • 4.3.5 担体の寿命
      • 4.3.6 緩衝液
  • 5. プロテインA 以外のクロマトグラフィー
  • 6. プロテインA 代替アフィニティリガンド

第13章 バイオ医薬品における製造設備の問題点・フレキシビリティ対応と品質管理

  • 1. ASPEX事業部の事業概要
  • 2. バイオ医薬品製造設備
    • 2.1 従うべき法的要求事項
    • 2.2 工場建設時の一般的な留意点
  • 3. フレキシビリティ対応
    • 3.1 フレキシビリティという観点からの一般的な留意事項
    • 3.2 フレキシビリティと自動化
    • 3.3 ユーティリティから見たフレキシビリティ
    • 3.4 単位工程室からみたフレキシビリティ
  • 4. 旭硝子のバイオ受託製造
    • 4.1 構造設備
    • 4.2 ユーティリティ
    • 4.3 主要工程装置等

第14章 バイオ (抗体) 医薬品製造における3 極GMP 要件への対応

  • 1. ICH 3 極統一GMP ガイドライン制定の意義
  • 2. 製剤GMP のガイドライン
  • 3. バイオ医薬品のGMP
  • 4. ICH 3 極統一GMP ガイドラインと各極の規制運用の違い
  • 5. GMP に対する3 極の比較
    • 5.1 米国におけるGMP 規制
    • 5.2 欧州 (EU 加盟国) におけるGMP 規制
    • 5.3 わが国におけるGMP 規制
  • 6. GMP 各項目の3 極比較
    • 6.1 品質保証システム
    • 6.2 製造設備,機器
    • 6.3 文書化
    • 6.4 製造
    • 6.5 品質管理
  • 7. PIC/S の活動とICH Q7 ガイドライン

第15章 バイオ (抗体) 医薬品製造におけるMCB/WCBの作製と管理

  • 1. セルバンクシステム
  • 2. セルバンクの管理方法
  • 3. セルバンク試験
  • 4. ウイルス否定
  • 5. CAL試験

第16章 バイオ医薬品の製法変更 (製造設備/ 場所の変更) における留意点と委託製造

  • 1. 同等性/ 同質性について
  • 2. 開発段階での製法変更
    • 2.1 開発段階における製法変更時の同等性/ 同質性
    • 2.2 開発段階での製法変更の事例
    • 2.3 開発段階での製法変更の留意点
  • 3. 承認後の製法変更
    • 3.1 承認後の製法変更における同等性/ 同質性
    • 3.2 承認後の製法変更における留意点
  • 4. 委託製造
    • 4.1 委託製造業者 (CMO:Contract Manufacturing Organization) の状況
    • 4.2 製造設備の戦略について
    • 4.3 委託製造における留意点

第17章 抗体医薬品の機能解析と製剤化に向けた安定性制御方法の提案

  • 1. 抗体医薬品について
  • 2. 抗体の機能と解析方法
    • 2.1 抗体のFcR 結合領域の機能解析
  • 3. 抗体医薬品の安定性を確保する上での課題
  • 4. CDR アミノ酸の脱アミド化と抗原結合活性
  • 5. 脱アミド化の抑制方法
  • 6. 抗体医薬品の安定性制御と評価方法

第18章 タンパク質製剤の会合、凝集制御と工程および製剤の改善

  • 1. タンパク質医薬品の免疫原性
  • 2. タンパク質凝集体の免疫原性
  • 3. 凝集の機構
  • 4. 凝集体の測定・評価法
  • 5. 製剤設計による凝集の制御

第19章 タンパク質製剤の凍結乾燥

  • 1. 凍結乾燥の各段階と製剤品質に与える影響
    • 1.1 水溶液の凍結
    • 1.2 一次乾燥
    • 1.3 二次乾燥
  • 2. 凍結乾燥の最適化に向けた凍結溶液の特性把握とプロセスの検討
    • 2.1 凍結溶液の物性評価
    • 2.2 PAT 技術の凍結乾燥工程への応用

執筆者

  • 山口 照英 : 国立医薬品食品衛生研究所
  • 荒戸 照世 : (独)医薬品医療機器総合機構
  • 岸 圭介 : ユーシービージャパン(株)
  • 郭 秀麗 : パレクセル・インターナショナル(株)
  • 高橋 裕介 : 旭硝子(株)
  • 勝村 泰彦 : 旭硝子(株)
  • 岩田 美紀 : (株)住化分析センター
  • 前田 由貴子 : (株)住化分析センター
  • 片山 政彦 : エーザイ(株)
  • 水野 保子 : (株)東レリサーチセンター
  • 白井 昭博 : 徳島大学大学院
  • 大政 健史 : 徳島大学大学院
  • 菅谷 和夫 : (株)IHIプラントエンジニアリング
  • 本田 真也 : (独)産業技術総合研究所
  • 二階堂 清和 : 旭硝子(株)
  • 岡村 元義 : (株)ファーマトリエ
  • 蒲池 信一 : (株)ジーンテクノサイエンス
  • 周郷 泉 : 中外製薬(株)
  • 伊豆津 健一 : 国立医薬品食品衛生研究所

出版社

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体裁・ページ数

B5判 上製本 252ページ

ISBNコード

ISBN978-4-86428-026-6

発行年月

2011年8月

販売元

tech-seminar.jp

価格

52,250円 (税別) / 57,475円 (税込)

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