技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本書『きのこの生理機能と応用開発の展望』は、きのこに関する基礎から応用の科学を解説することを目的としてそれぞれの分野の専門研究者に執筆を依頼したものである。きのこの科学には歴史的な変遷があるが、特用林産物として流通され食するための研究のみならず、医薬品や医薬部外品などの原材料、パルプ製紙業界、食品産業界および環境保全と修復に関する産業界などの分野における酵素利用、産生されるきのこ特有の物質や微量成分の利用など研究開発も多様化している。
きのこに関する書籍には、分類や生理、栽培に関する技術書、成分や薬理作用に関する解説書から一般消費者を対象とした啓蒙書など幅広く出版されている。
本書は、大学院、大学、短期大学、専門学校および農業や食品などを専門的に学ぶ高等学校の中でも特にきのこに関する幅広い知識の習得を志す方々や企業や研究機関において、きのこを専門的に研究する研究者と技術者およびきのこが好きな一般の人々にも活用していただくことを意識してまとめたものである。
きのこに関しての基礎編としては、「きのこの種類と利用」、「きのこの持つ栄養価と機能性」、楽しくきのこを食していただきたいことから「きのこの安全性」について解説することとした。次に基礎を構築した上にきのこを応用活用するための先端情報について「農林資源としてのきのこの新技術」、「きのこの育種と遺伝子多様性の解析」の2つの章を設けて新技術の現況と今後の学術領域と実用展開を目的とした可能性などについて各執筆者からの考えを述べてもらった。
素材編については、一般的によく知られるきのこからあまり馴染みのない種類のきのこまで素材の持つ特性から成分利用や機能性効果などを中心に文献を提示して解説していただいた。研究機関や企業の研究者と技術者への学術の発展や産業振興のためのヒントとなればと考える。
本書が読者にとって、きのこの持つ科学的性質を知るための一助となれば幸いである。 (東京農業大学 江口文陽 「はじめに」より抜粋)
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発行年月 | |
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2019/8/1 | データインテグリティ規程・手順書 |
2019/6/27 | EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用 |
2019/6/27 | FDAが要求するCAPA導入の留意点 |
2019/5/31 | 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向 |
2019/4/24 | 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集 |
2018/11/30 | 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価 |
2018/10/30 | 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2 |
2018/9/28 | 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発 |
2018/8/31 | がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発 |
2018/7/31 | 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集 |
2018/6/29 | 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集 |
2018/5/30 | GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装 |
2018/5/18 | 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場 |
2018/4/25 | 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性 |
2018/1/30 | バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 - |
2017/9/29 | 疾患・病態検査・診断法の開発 |
2017/7/27 | ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向 |
2017/6/30 | 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用 |
2017/6/21 | 体外診断用医薬品開発ノウハウ |
2017/4/25 | 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し |