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プラスチック成形過程での残留応力発生のメカニズムと変形・強度の長期予測法と信頼性評価法

プラスチック成形過程での残留応力発生のメカニズムと変形・強度の長期予測法と信頼性評価法

愛知県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチックの硬化収縮並びに熱粘弾性挙動に起因する残留応力の発生メカニズムと防止法について解説いたします。

開催日

  • 2013年4月11日(木) 10時00分16時00分

受講対象者

  • プラスチックを扱う技術者・研究者
  • プラスチックの不良対策で課題を抱えている担当者

修得知識

  • プラスチック特有の粘弾性挙動と取扱い
  • 残留応力発生メカニズムの概念
  • 残留応力の解析手法・実験解析法
  • 残留応力の解析事例

プログラム

 軽量化と成形の容易性から、プラスチック成形品の使用が進み、高信頼性が要求される箇所にも適用が拡大しています。一方で、成形時の不良や成形品の経時的な強度低下・変形が予想もしない事故を引き起こす危険性もあり、成形不良の要因を把握し素材の特性を考慮した強度・変形の予測手法の確立が強く求められています。
 ここでは、プラスチックの硬化収縮並びに熱粘弾性挙動に起因する残留応力の発生メカニズムと防止法について、説明します。プラスチックは、硬化反応に伴う硬化収縮や冷却過程における熱粘弾性挙動の大きな2つの要因で残留応力が生じます。硬化収縮及び熱粘弾性挙動による残留応力の発生メカニズムについて、粘弾性モデルを用いて定性的に説明すると共に、線形粘弾性理論を用いた解析手法並びに実験解析法を解説します。また、粘弾性挙動に基づくプラスチックの変形や強度の長期予測法並びに長期信頼性評価法について事例を基に解説します。

  1. 残留応力発生要因
    1. 残留応力発生要因の分類
    2. 硬化収縮と力学モデル
    3. 粘弾性挙動と力学モデル
  2. 残留応力発生メカニズム
    1. 硬化収縮による残留応力発生メカニズム
    2. 熱粘弾性挙動による残留応力発生メカニズム
  3. クリープ挙動と緩和現象
    1. クリープ挙動とクリープコンプライアンス
    2. 緩和現象と緩和弾性係数
  4. 線形粘弾性理論
    1. 線形粘弾性理論の基礎
    2. 線形粘弾性理論に基づく残留応力の基礎式
    3. 数値解析法と実験解析法
  5. 時間-温度換算則
    1. 時間-温度換算則の基礎概念
    2. 時間-温度換算則の成立と確認法
    3. 時間-温度移動因子
      • アーレニュウス型
      • WLF型
  6. 成形品の経時的強度低下・変形の長期予測法
    1. 変形の長期予測
    2. 残留応力開放に伴う変形の長期予測
    3. 強度低下の長期予測
  • 質疑応答・名刺交換

会場

名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール

4F 第2会議室

愛知県 名古屋市 千種区吹上二丁目6番3号
名古屋市中小企業振興会館 吹上ホールの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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