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EPR (拡大生産者責任) 制度およびEUオムニバス・パッケージの最新動向

企業の先手対応を支える

EPR (拡大生産者責任) 制度およびEUオムニバス・パッケージの最新動向

~エコデザイン規則 (ESPR) ・包装材規則 (PPWR) 等にみるデジタル製品パスポート (DPP) の実務対応~
オンライン 開催

概要

世界の環境規制は、製品含有規制から製品のライフサイクル全体へと拡張しつつあります。
特にEUのPPWR (包装・包装廃棄物規則) などを中心に規制が高度化・複雑化しており、一部では、欧州の企業でさえ詳細が明らかでない中で対応準備を進めていると報じられています。
本セミナーでは、各規制の背景と構造を体系的に理解するために、EPR (拡大生産者責任) 、ESPR (エコデザイン規則) 、PPWR (包装・包装廃棄物規則) などEUの主要制度を中心に解説いたします。

配信期間

  • 2026年7月14日(火) 10時30分2026年7月27日(月) 12時00分

お申し込みの締切日

  • 2026年7月14日(火) 10時30分

修得知識

  • エコデザイン規則 (ESPR) の基本要求事項とその背景

プログラム

 企業の製品環境コンプライアンスは、EU RoHS指令に代表される「特定有害物質の非含有保証」から、製品の「ゆりかごから墓場まで」のライフサイクル全般における順法保証へと、その法的要求事項の対象範囲が拡大しています。
この潮流の中核をなすのがEPR (拡大生産者責任) 制度です。EPRは先進国特有の取り組みに留まらず、リオ宣言の精神に基づき、途上国においても各国の社会インフラに応じた規制として導入が進んでいます。現在、多くの国で導入されているEPR制度は、国連のプラスチック条約交渉の影響を強く受け、特に「プラスチック包装材」を主眼に置いています。
 EUはESPR (エコデザイン規則) を基本法として、EPR制度のフラグシップ法としてPPWRが制定されています。EPR制度によるDPPはEUだけでなく、日本ではJIS化の動きがあり、EU域外国も導入する動きもあります。
 一方、アメリカの動向も気になります。アメリカは、ケミカルリサイクルを「廃棄物処理」から「高度な資源製造」へと再定義する「高度リサイクル (Advanced Recycling) 」を推進し、「マスバランス方式」の導入を図る潮流があります。これにより、リサイクル産業を静脈産業から動脈産業に再定義し、規制を緩和して、参入企業を増やすことを狙っています。
 マスバランス方式は「両刃の剣」で賛否が分かれる部分がありますが、アジアやEUにも波及しており、現在はまさにEPR制度の転換期、あるいは黎明期にあるといえます。
 EPR制度以外にも、化学物質規制は過去にもこれからも重要な規制法として、対象も広がっています。この潮流は、企業のみならず行政側にも大きな負担を強いています。製品環境規制は、多くの法規制が複雑に絡み合っており、関連する法規制の整合化の必要が高まってきています。
 規制の効率化も必要となってきています。EUでは、こうした規制の整理・効率化の枠組みとして「オムニバス・パッケージ (Omnibus Package) 」の動きが進んでいます。具体的には、「環境オムニバス・パッケージ」としてEPRの簡素化、環境アセスメントの迅速化やSCIPデータベースの廃止などが挙げられ、また「化学物質オムニバス (Omnibus VI / OSOA) 」として、CLP規則 (分類・表示・包装) における有害物質ラベルのデジタル化の検討が進められています。このような動向をまとめてご説明します。

  1. EUの環境戦略の影響
    • 環境政策や環境法規制は、製品含有有害物質規制から製品ものつくりの原材料採掘から廃棄、リサイクルまでのライフサイクルすべてを対象とする動きが急速に拡大してきています。
      これまでの規制法を一度に改定できませんので、フラグシップ規制法以外は新たな理念は明確にしつつも、徐々に改定されています。
      1. Ursula Gertrud von der Leyen (ライエン 2.0) の戦略
      2. RoHS指令やREACH規則の動向
      3. EPR制度のEUやアメリカの動向
      4. フラグシップ規制法
        • PPWR (包装材規則) やESPR (エコデザイン規則) の本質
  2. EU環境オムニバス・パッケージの動向
    • EPRの簡素化、環境アセスメントの迅速化やSCIPデータベースの廃止などについて解説します。
      1. 環境オムニバス・パッケージ
      2. 化学物質オムニバス (Omnibus VI / OSOA) の動き
  3. CMPやDPPの動向をふまえた企業対応
    • CLP規則 (分類・表示・包装) の 有害物質のラベル表示にデジタル形式を導入やCLP規則 (分類・表示・包装) : 有害物質のラベル表示にデジタル形式を導入などについて解説します。
  4. Q & A

講師

  • 松浦 徹也
    一般社団法人 東京環境経営研究所
    理事長

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 25,600円 (税別) / 28,160円 (税込)
複数名
: 19,000円 (税別) / 20,900円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 19,000円(税別) / 20,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 25,600円(税別) / 28,160円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年7月14日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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