技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

5G/6G・V2X・AI時代に求められる電波吸収体・電波シールドの設計と特性評価

5G/6G・V2X・AI時代に求められる電波吸収体・電波シールドの設計と特性評価

~CASE/ADAS × 生成AI/6G通信対応 / 低損失多層基板・材料定数測定・伝送損失解析 / FSS/メタマテリアル/EMS対策/遠方界・近傍界評価/ミリ波からテラヘルツ波まで~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年6月4日〜17日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、電波伝搬の基礎から5G/Beyond 5Gのデバイスと、遠方界・近傍界用電磁波シールド・電波吸収体の設計及び評価、メタマテリアル・多層メタマテリアルによる電磁波吸収と電磁波シールドの設計及び評価をミリ波からテラヘルツまでを解説いたします。

開催日

  • 2026年5月20日(水) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 以下、関連する技術者、開発者、研究者
    • 電気
    • 電波
    • 電波吸収体
    • 導電体材料
    • 磁性材料
    • ゴム
    • フィルム
    • 高分子
  • 5G, Beyond 5G, AIの応用技術に関心のある方

修得知識

  • 電気回路の基礎知識
  • 高周波回路の基礎知識
  • 高周波測定技術の基礎知識
  • ミリ波技術の基礎知識
  • ミリ波材料の基礎知識

プログラム

 5G/Beyond 5G (6G) の言葉が世の中に溢れている。生成AIが進展しADAS (先進運転支援システム) と結合しようとしている。使われる周波数は、30GHz〜300GHzで”ミリ波” である。本講座では5G/Beyond 5Gを紹介し、まずデバイスに使用される高周波基板の変遷を広範囲に紹介する。これらの高周波基板の伝搬損失を詳細に述べる。次に誤動作を防ぐ“電波障害対策”に” そして5G/Beyond 5G技術の完全な実現のために“電波吸収体・電波シールド”の技術を解説する。
 今までTVゴースト (〜800MHz) や船舶レーダーの橋体による偽像 (700MHz〜26GHz) 、無線LAN (2〜60GHz) 、携帯電話 (800MHz〜2GHz) 、Bluetooth (2.4GHz) 、電力線通信 (〜2GHz) 、ETC (自動料金支払いシステム、5.8GHz) やITS (高度道路交通システム、〜76GHz) に主として”遠方界電波吸収体”が開発されてきた。一方スマホ・パソコンの電波障害対策には”近傍界電波シールド”が使用されてきた。メタマテリアル (古くはメタサーフェス) が、ミリ波からテラヘルツ波の電波吸収体・電波シールドにおける人工材料・人工表面として考えられ、研究・応用が盛んである。本報告では、電波伝搬の基礎から5G/Beyond 5Gのデバイスと、電波吸収体の設計及び評価、メタサーフェスによる電波吸収体と電波シールドの設計及び評価をミリ波からテラヘルツ波 (10GHz〜1.5THz) まで中心に報告する。

  1. 5G (ミリ波) の世界とは
    1. 移動システムの進化 (1G〜6G) 、6Gミリ波の特徴
    2. mmWAVE通信運用周波数帯域、ミリ波応用例
    3. 5GとはSub6、NR化、ミリ波
    4. 中国の5G事情、アフリカの5G事情
    5. ミリ波の空間伝搬、空間伝搬損失とアンテナサイズと伝搬距離
    6. ITSとは、衝突防止システム、ミリ波の応用
    7. ADAS (先進運転支援システム) とは、レベル1〜レベル5
    8. ADAS搭載センサーとは、ADAS車載センサーと電波吸収体
    9. EMS、EMS対策、自家ノイズ
  2. 高周波基板の変遷
    1. 携帯構造、AiM構造のSubとミリ波の伝送損失の比較
    2. CASEトレンドにおける開口部 (ガラス) の新たな技術 (透明アンテナ)
    3. チップLCフィルター (バンドパスフィルタ) 、 LCフィルタの構造 (LTCC)
    4. 3種類の異誘電率LTCC材料、電気的特性、3種類の材料を使用した特性改善
    5. 低損失多層基板の比較
      • PTFC
      • PCB
      • LTCC
      • メトロサーク
    6. ストリップライン線路の伝送損失の比較
      • 誘電体基板損
      • 銅箔損
      • 放射損
    7. 界面比導電率の周波数依存性、ミリ波領域でのLTCCの優位性
    8. プリント基板の伝送線路の損失、誘電体損失と導体損失の理論式
    9. 多変量解析による、誘電正接、銅箔粗度の周波数依存性
    10. 携帯の筐体材料、ポリフェニレンエーテルと樹脂混合体の特性
    11. 6Gの利用に必要な半導体候補、より低損失のLTCC材
    12. 5Gの利用に必要なフィルター28GHz、SIWフィルター
  3. 高周波帯での材料定数の測定法
    1. 集中定数と分布定数 (周波数) 、tanδの大小による測定法の分類
    2. 複素誘電率 (ε*) 、複素透磁率 (μ*) の測定法、 同軸Sパラ法、透過・反射法
    3. ε*、μ*の測定法理論、透過法・反射法によるε*・μ*の測定値の比較
    4. ミリ波でのε*、μ*の測定法、理論、試料厚みの重要性
  4. 電波吸収体設計と評価シールド効果
    1. 単層電波吸収体設計
    2. 2層電波吸収体設計
    3. TE波・TM波・円偏波の入射特性の理論と実際
    4. ミリ波帯での反射損失、吸収損失の導出と計算例
    5. 1.7GHzから110GHz波吸収体の作成と評価、
    6. 75〜110GHz電波吸収シートの評価
  5. 周波数選択 (FSR、FSS) によるシールド特性
    1. ロッド (長金属線配列) 、パッチ周期構造による電波シールド特性 (実験)
    2. FSSの基礎、 基本的な計算式、 伝送線路解析とFDTD解析の一致
    3. グリッド構造、パッチ構造、ループ構造、ループスロット構造FSS
    4. メタマテリアルを用いた完全吸収体 (2008年始めて) 、シミュレーション結果
    5. メタマテリアル吸収体GHzからTHzへ
    6. メタマテリアルを用いたETC用電波吸収体 (2009年我々) 、設計と特性評価
  6. 電波シールド特性評価法 (遠方界と近傍界)
    1. ロッドアンテナ、ループアンテナから発生する電波、インピーダンス
    2. 空間を伝搬する電波、電波の入射と反射
    3. シェルクノフのシールド理論
    4. シェルクノフの式の導出、波動インピーダンス、
    5. 近傍界、遠方界のシールド式
    6. 近傍界シールド効果を上げるには (巨大な比透磁率必要)
  7. 電波シールド特性評価法
    1. KEC法
    2. ストリップライン法
    3. 近傍界プローブ法
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年6月4日〜17日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年6月4日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/4/3 透明導電材料/膜の基礎と塗布型透明導電膜の最新動向 オンライン
2026/4/8 高速・高周波基板向け低誘電樹脂材料の設計と技術開発動向 オンライン
2026/4/9 ノイズ・EMC対策技術講座【その1】+【その2】 オンライン
2026/4/9 ノイズ・EMC対策技術講座【その1】 オンライン
2026/4/10 メタサーフェス/メタレンズの原理、設計手法とフラットオプティクスの可能性 オンライン
2026/4/16 電磁波シールドめっき技術と新たな展開 オンライン
2026/4/17 光変調器の基礎と技術動向 オンライン
2026/4/17 高速・高周波基板向け低誘電樹脂材料の設計と技術開発動向 オンライン
2026/4/17 生体情報センシングの基礎とデータ処理・活用および応用展開 オンライン
2026/4/21 生体情報センシングの基礎とデータ処理・活用および応用展開 オンライン
2026/4/21 電磁波シールドめっき技術と新たな展開 オンライン
2026/4/21 ノイズ・EMC対策技術講座【その2】 オンライン
2026/4/21 メタサーフェス/メタレンズの原理、設計手法とフラットオプティクスの可能性 オンライン
2026/4/22 ミリ波材料の基礎・評価方法およびミリ波回路設計・ミリ波システムへの応用 オンライン
2026/4/24 5G/6G時代の高周波基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化技術 オンライン
2026/4/27 高速・大容量情報伝送技術の基礎と最前線 オンライン
2026/4/28 高速・大容量情報伝送技術の基礎と最前線 オンライン
2026/5/15 アナログ回路設計の基礎と効果的なノイズ抑制・対策のポイント オンライン
2026/5/15 5G/6G時代の高周波基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化技術 オンライン
2026/5/21 光電融合・Co-packaged Optics (CPO) 技術応用へ向けたポリマー光導波路の開発動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/4/1 世界のAIデータセンター用高速光通信技術・材料 最新業界レポート
2024/5/24 2024年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2024/4/30 電磁波吸収・シールド材料の開発と電磁ノイズの対策
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/5/24 6G/7Gのキーデバイス
2023/5/12 2023年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2022/11/30 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/2/26 高速・高周波対応部材の最新開発動向
2020/7/31 メタマテリアル、メタサーフェスの設計・作製と応用技術
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2020/6/19 2020年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2020/6/11 5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/6/21 2019年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2019/3/29 電磁波シールド・電波吸収体の設計・開発・評価法
2019/1/29 高周波対応部材の開発動向と5G、ミリ波レーダーへの応用
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/6/30 ADAS・自動運転を支えるセンサーの市場動向