技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器 洗浄バリデーションセミナー

医療機器 洗浄バリデーションセミナー

~洗浄バリデーション手順書配布 / どのようにプロセスバリデーションを実施し記録作成すればよいのか~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年5月20日(金) 13時30分16時30分

修得知識

  • 洗浄バリデーションの基礎
  • 洗浄バリデーションの必要性
  • 具体的な洗浄バリデーションの手順
  • 滅菌製品の洗浄の必要性

プログラム

 医療機器における洗浄バリデーションに関しては、ISO 13485やGHTFガイダンスなどでも要求は存在しません。しかしながら、ISO 13485の7.5.2 製品の清浄性には以下の要求事項があります。

組織は、次に示す事項のいずれかに該当する場合、製品の清浄性または汚染の管理に対する要求事項を文書化する。

  • 製品が、滅菌またはその使用に先立ち、組織によって洗浄される場合
  • 製品が、非滅菌で供給され、滅菌またはその使用に先立ち洗浄される場合
  • 製品は滅菌または使用に先立ち洗浄されないが、使用時の清浄性が重要である場合
  • 製品は滅菌されずに使用されるが、使用時の清浄性が重要である場合
  • 製造工程内で製品から副資材が除去されることになっている場合

 ISO 13458の要求を満たし、最終製品の品質に影響を与えることなく洗浄の完全性を保証し、汚染 (残留物) を取り除くことが求められます。一方において、FDAはプロセスバリデーションにおいて汚染を測定し、確実に除去することを要求しています。最終製品の品質に影響がある場合、洗浄プロセスとしてのバリデーションが必要となります。また滅菌を実施する前にも洗浄は大切である。その理由は滅菌前のバイオバーデンを減少させ、滅菌時間を短縮し、滅菌を確実とするためです。
 本セミナーでは、初心者向けに分かりやすく洗浄バリデーションを説明いたします。

  1. 洗浄バリデーション概要
    • 洗浄とは
    • バリデーションとは
    • 洗浄バリデーションとは
    • リンス法とスワブ法
    • 適格性評価とは
    • 汚染とは
    • 洗浄の重要性
    • 残留物の特定と検出方法
    • 残留物によるリスク
  2. 洗浄バリデーションの要点
    • 洗浄法の確立
    • 分析法の確立
    • サンプルサイズの決定方法
    • モニタリングの重要性
  3. 洗浄バリデーション手順と成果物
    • バリデーション計画書の作成
    • 作成すべき成果物
    • ワーストケース
    • 安定性の検証
    • バリデーション報告書
    • 再バリデーション
  4. 滅菌バリデーションと洗浄
    • なぜ滅菌前の洗浄が必要か
    • 滅菌バリデーションにおける洗浄バリデーション
    • 質疑応答

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/30 医薬品 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2025/7/1 中国における医療機器 / 臨床開発の実際と申請書作成の留意点 オンライン
2025/7/1 欧州医療機器規則MDR (基礎編 + 臨床評価編 + PMS・ビジランス編) オンライン
2025/7/1 欧州医療機器規則MDR (臨床評価編) オンライン
2025/7/4 製薬用水入門講座 オンライン
2025/7/7 生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント オンライン
2025/7/7 医薬品/医療機器/再生医療等製品の開発に必要なGCP要求事項とSOPのライティング・維持管理 オンライン
2025/7/8 生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント オンライン
2025/7/8 アメリカの医療機器ビジネス (保険制度・商慣習・審査制度・最新情報) FDA医薬品・医療機器の査察対応 オンライン
2025/7/9 半導体洗浄の技術動向と表面欠陥・汚染の低減技術 オンライン
2025/7/9 癒着防止材の既存製品で満たされないニーズと新規材料の開発 オンライン
2025/7/9 再生医療分野における周辺ビジネスの実際と参入戦略 オンライン
2025/7/10 医療機器開発から製造販売承認申請におけるメディカルライティングテクニック オンライン
2025/7/10 再生医療分野における周辺ビジネスの実際と参入戦略 オンライン
2025/7/10 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/7/11 医療機器開発から製造販売承認申請におけるメディカルライティングテクニック オンライン
2025/7/14 産業洗浄とは (電気・電子部品、自動車部品などのあらゆる工業部品を対象として) オンライン
2025/7/15 中国における医療機器 / 臨床開発の実際と申請書作成の留意点 オンライン
2025/7/15 欧州医療機器規則 (MDR) において要求されている市販後活動とその要求事項 オンライン
2025/7/16 産業洗浄とは (電気・電子部品、自動車部品などのあらゆる工業部品を対象として) オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/8 ウォータージェット技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 ウォータージェット技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 ファインバブル (微細泡) 活用技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 ファインバブル (微細泡) 活用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2023/9/29 先端半導体製造プロセスの最新動向と微細化技術
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)