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ダントツ製品を生み出す取り組み方

競合に勝つ

ダントツ製品を生み出す取り組み方

オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、競合に勝つことを命題とし「先行開発段階をやりきる設計力」をテーマに掲げ、ダントツコンセプト (性能・コストなど) 実現の「プロセス」、「ダントツ目標の満たすべき要件」、その実現を「阻害する要因の打破」などを取り上げます。

開催日

  • 2022年2月14日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 開発設計に従事する、中堅社員、設計リーダから管理者まで
  • 開発設計に直接、間接的に関係する中堅社員から管理者まで

修得知識

  • ダントツ目標に必要な要件とその具体的な設定方法
  • ダントツ目標実現の先行開発段階の詳細プロセス
  • 先行開発段階と「設計力」、その技術知見・判断基準など7つの構成要素
    線で活かすことができます。
  • ダントツ目標実現のさまざまな事例

プログラム

 今や製造業は100年に一度の変革期に突入した。IoTやAIなど技術の急激な進化は、ものづくりの世界を劇的に変えつつあります。とはいえ、技術環境がいかに変わろうと、お客様の「信頼」を得ること、競合メーカーに対し「優位性」を保ち続けることは普遍的に取り組まねばならない課題です。開発設計段階が品質・コストの80%を決めるとの現実を踏まえ、これら普遍的な課題をやりきるにふさわしい「設計力」を備えねばなりません。
 本研修では、競合に勝つことを命題とし「先行開発段階をやりきる設計力」をテーマに掲げます。ダントツコンセプト (性能・コストなど) 実現の「プロセス」、「ダントツ目標の満たすべき要件」、その実現を「阻害する要因の打破」などを取り上げます。ダントツ目標への取り組みは身近にある例、ダントツ製品の開発例、ダントツスピードの開発例など、さまざまな切り口から事例を紹介します。ダントツ製品への取り組みに必要な開発設計者のあるべき姿についても取り上げます。

  1. 「ダントツ製品」とは
    1. ダントツ製品とは
      • Q・C・Dの一つ以上がダントツであること
    2. 先行開発と量産設計段階の関係
    3. 先行開発段階の活動
  2. ダントツ目標達成の取組みの流れ
    1. 新製品開発をスタートする環境をつくる
    2. 新製品の選定のための基本方針を決める
    3. 新製品を具体的に選定する
    4. 選定した製品を世界No.1にする方針を決める
      • Q・C・Dの何をダントツにするか根拠をしっかり踏まえる
    5. システムから要求される真のニーズを把握する
      • 真のニーズとは、またその掘り起こし方とは
    6. 真のニーズから得られたダントツ性能を実現する
      • ネック技術の見極めとそれを乗り越えるには
    7. ダントツコストを見極め、実現する
      • スピードを意識した取り組みとは
  3. ダントツ目標の達成プロセス・満たすべき要件・阻害要因の打破
    1. ダントツ目標達成プロセス
      • 基本プロセス、サポートプロセス、マネジメントプロセス
    2. ダントツ目標が満たすべき4要件
      • 第一要件:目標項目の妥当性
      • 第二要件:目標値の対象システムでの妥当性
      • 第三要件:システム動向との整合性
      • 第四要件:成長タイミングとの整合性
    3. ダントツ目標値の達成のための阻害要因の打破
  4. 先行開発段階の新7つの設計力
    1. 先行開発段階の7つの設計力要素
    2. 先行開発段階の7つの設計力を構成するもの
      • 量産設計段階とは異なる設計力が必要
    3. 設計力から導かれるプロセスフローのアウトプットとは
  5. ダントツ目標設定の取組み実践事例
    • 市場動向調査
    • システム重点特性選定
    • システム特性値設定
    • コンポーネント選定
    • コンポーネント特性設定
  6. 様々なダントツ製品を目指した取組み事例
    1. ダントツ目標の取組みは身近にある
      • ダントツコスト1/2達成例
    2. ダントツ製品開発
      • 他社の追従を許さない独自技術の開発と顧客システムに容易に適合する機能を併せ持つ例
    3. ダントツのスピード開発
    4. システムの変化点はダントツ新製品開発の機会
  7. ダントツ目標設定に必要なロードマップ
    1. ダントツ目標が満たすべき要件の見極めにはロードマップの活用が大切
      • ロードマップとは
      • ダントツ性能事例に当てはめると
      • ダントツコストの見極めもロードマップから
  8. 世界No.1製品を達成する設計者のありよう
    • 先行開発と量産設計に必要な設計力を比較
  9. 世界一製品を目指した経験者の言葉

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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