技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インクジェットによる加飾技術

インクジェットによる加飾技術

~装置構成、インク開発から印刷事例まで~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年11月9日(水) 10時00分17時00分

修得知識

  • インクジェットの技術紹介とフィルム加飾への応用
  • 各種3次元加飾法とその短所、および加飾法としての印刷
  • 昇華転写とそれを応用した3次曲面を有する成形品への3D昇華転写の技術紹介

プログラム

第1部 UVインクジェットによる曲面加飾

(2016年11月9日 10:00〜11:00)

  1. ロボット塗装システム
  2. 表面ストラクチャ加飾
    • 任意の部分に凸凹や濃淡を形成させることで、観る角度から加飾の表情が変わり、質感 (或は触感) を表現する高速加飾技術
  3. 円筒形外周加飾
    • 円筒形外周に任意の描画を表現する高速加飾技術
  4. コーティング技術の能力と技術の紹介
  5. インクジェット技術と統合させた加飾についての考察と技術
    • 質疑応答

第2部 インクジェット加飾と風合いやシボの表現事例

(2016年11月9日 11:10〜12:40)

  1. UV-LEDプリンタの特長
  2. UV硬化型インク
  3. 質感、立体感の表現事例
    1. 光沢印刷
    2. マット感表現
    3. 梨地仕上げ
    4. 厚盛印刷
    5. テクスチャ印刷
    • 質疑応答

第3部 UV硬化型インクの特性とデジタル加飾技術への応用

(2016年11月9日 13:20〜15:20)

  1. インクジェットプリンタの原理と特長
    1. インクジェットプリンタの原理
    2. インクジェットプリンタの特長
  2. 進化するインクジェットプリンタ用インク
    1. インクジェットインクの進化
    2. 各種インクとその特長と主な用途
  3. UV硬化型インクジェットプリンタの特長
  4. 小型LED-UV硬化インクジェットプリンタの誕生と特長
    1. LED-UVプリンタの誕生
    2. LED-UVプリンタの特長
    3. 超小型プリンタの誕生
  5. インクジェットプリンタによる2次加飾技術
    1. インクジェットプリンタのワイドギャッププリントの限界
    2. インクジェットプリンタによる2次加飾の事例紹介
  6. 最近のインクジェットプリンタを使うデジタル加飾技術
    1. デジタル箔転写
    2. デジタル蒔絵
    3. デジタルエッチング
    4. デジタルアノダイジング
    5. デジタルパッド印刷
  7. まとめ
    1. さらに進化するインクジェットデジタル印刷技術
    2. 今後の課題
    • 質疑応答

第4部 インクジェット印刷を応用したフィルム加飾技術

- インクジェット印刷と昇華転写を応用した3D製品への加飾 –

(2016年11月9日 15:30〜17:00)

 インクジェットの技術紹介及びその応用として、転写箔と組み合わせについて紹介する。3次曲面を持った成形品への加飾法は多くなく限られている。印刷は美麗なデザインを付与できる一工法であるが、3次曲面を持った成形品に直接印刷するのは難しい。
 3次曲面への印刷についてフィルム加飾を応用した「3D昇華転写」の技術を紹介する。3次曲面を持った成型品に、後加工で美麗なデザインを持った加飾を施すことが可能である。

講師

  • 上村 一之
    タクボエンジニアリング 株式会社 技術本部 ジェット事業部
    シニアマネージャー
  • 永島 康雄
    ローランド ディー.ジー. 株式会社 国内営業部 国内マーケティング課
  • 大西 勝
    株式会社 ミマキエンジニアリング 技術本部
    技術顧問 / 研究室統括部長
  • 藤井 憲太郎
    ナイテック工業 株式会社 企画部 FA営業G
    主席技師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/25 高分子材料の分析・物性試験における注意点とそのポイント オンライン
2025/7/25 熱可塑性エラストマーの基礎 オンライン
2025/7/25 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/28 プラスチック成形品の残留応力の発生機構 & 解放機構の予測法 オンライン
2025/7/28 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/29 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/7/29 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/30 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/7/31 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/31 プラスチック射出成形の可塑化工程に起因する成形不良と対策 オンライン
2025/7/31 天然植物繊維を強化材とする複合材料の繊維原料特性と活用・複合化のポイント 東京都 会場
2025/8/4 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/5 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2025/8/5 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2025/8/6 光硬化に用いられる光重合開始剤とその助剤の種類、選び方、使い方、暗所・深部・厚膜硬化、速硬化への対応 オンライン
2025/8/6 マイクロ・ナノプラスチックの体内侵入に脅かされる人類とその活路 オンライン
2025/8/6 プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、今後の展望 オンライン
2025/8/6 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2025/8/6 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発