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骨補填材の臨床での選定基準と使われ方

骨補填材の臨床での選定基準と使われ方

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年11月17日(火) 11時00分16時30分

修得知識

  • 脳神経外科における骨補填材の使われ方と求める骨補填材
  • 頭蓋形成等に用いる各種ディバイスの利点欠点
  • 整形外科領域で使用する骨補填材料の性質と選定基準
  • 歯科領域における骨補填材の選定基準・使われ方と求める骨補填材像

プログラム

第1部. 脳神経外科における骨補填材の使われ方と求める骨補填材

(2015年11月17日 11:00〜12:30)

  1. 脳神経外科手術において用いられるプレートや骨充填剤
  2. 各種充填剤
    • レジン
    • チタンプレート
    • ハイドロキシアパタイト
    • 乳酸
  3. 充填剤の合併症 など
    • 質疑応答

第2部. 整形外科領域で使用する骨補填材料の性質と選定基準

(2015年11月17日 13:15〜14:45)

  1. 生体材料
    1. 生体材料とは?
    2. 生体適合性
    3. 可滅菌性
    4. 耐久性
    5. 生体材料の実際 (例:人工股関節)
  2. 人工骨
    1. 人工骨の種類と特徴
    2. 人工骨の問題点
  3. 金属材料
    1. 金属材料の特徴
    2. 金属材料の物性値
    3. 純チタン・チタン合金
    4. コバルトクロム合金
    5. ステンレス合金
    6. 金属材料の問題点
  4. セラミック材料
    1. セラミックスの特徴
    2. アルミナセラミック
    3. ジルコニア
    4. デルタセラミック
  5. ポリエチレン
    1. 摺動面としてのポリエチレンの歴史
    2. 非クロスリンクポリエチレンの問題点
    3. クロスリンクポリエチレン
  6. 骨セメント
    1. 骨セメントとは?
    2. 骨セメントの取り扱い方
    3. 骨セメントの安全性
  7. インプラントと骨との固着
    1. セメント固定
    2. セメントレス固定
    3. インプラント表面への骨新生
    4. 骨新生のメカニズム
    5. 骨新生に影響する因子
    6. 生体親和性
    7. 孔径
    8. 初期固定性
    9. ギャップ
      • Bone ingrowthとbone ongrowth
    10. 骨新生のための金属表面加工
    11. ポーラス加工やHAコーティングなど
  8. 骨リモデリングとストレスシールディング
    1. インプラント周辺の骨反応
    2. ストレスシールディングの理論と問題点
  9. インプラント周辺感染の基礎知識
    1. 起因菌の種類
    2. バイオフィルム形成
  10. 一般的なインプラント感染予防対策
    1. クリーンルームと宇宙服
    2. 術前と術後の予防対策
  11. 抗生剤入りセメントによる感染予防・鎮圧
  12. 感染予防コーティング
    • 質疑応答

第3部. 歯科領域における骨補填材の選定基準・使われ方と求める骨補填材像

(2015年11月17日 15:00〜16:30)

  • 歯科領域の骨補填材とは
  • 求められる基本性能
  • 骨補填材に含まれるもの
  • 感染症について
  • 骨補填材の選択基準
  • 医学的証拠に基づいた選択基準
  • 現実の選択基準
  • 国内外での治療材料選択の傾向
  • 薬物治療に学ぶ併用の実際
  • 骨補填材を軸とした併用の実際
  • 今後求める骨補填材像 など
  • 質疑応答

講師

  • 平林 秀裕
    独立行政法人 国立病院機構 奈良医療センター
    特命副院長
  • 土屋 弘行
    金沢大学附属病院 整形外科
    主任教授
  • 菅野 勇樹
    東京大学医学部附属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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