技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車プラスチックの“これから”を考える

自動車プラスチックの“これから”を考える

~プラスチック材料はカーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーにどう応えていくべきなのか~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、軽量化、高級化、低環境負荷化等など、自動車を取り巻くトレンドを踏まえてプラスチック材料への要求特性を解説いたします。

開催日

  • 2026年2月20日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 将来のプラスチックの適用について戦略を考えている方
  • 温暖化防止のためのプラスチックの貢献を考えている方
  • サーキュラーエコノミーに対してプラスチックの位置づけをどうあるべきか考えている方

修得知識

  • 各国の温暖化防止に対しての取り組みと日本の方策
  • 次世代車に対してのプラスチックの貢献
  • EVとFCV、HEVについての貢献の度合い
  • 欧州のリサイクルに対しての考え方
  • 今後のプラスチックの適用

プログラム

 政府の温暖化防止に対しての考えは世界の常識とはずれていると感じている。世界は温暖化を防ぐには、2050年に温暖化ガスを実質ゼロにするためには何をしなければならないかは真剣に考えている。2050年にカーボンゼロに向かうにはそんなに優しいことではない。EVなのかFCVなのか、それともHEVでいいのか、考えていかなければならない。
 そして最近はサーキュラーエコノミに対してもこれまでのリサイクルに対しての取り組みは欧州などは一段と変化している。2050年のクルマはどうなっているのか、それに対してプラスチックはどのように貢献しなければならないか。そんな思いを伝えたいと思う。

  1. 自動車産業の現状と課題
    1. 日本自動車産業の成長と成熟、そして今
    2. 開発のキーワードはCASEで
  2. 世界はカーボンニュートラルを目指す
    1. これまでの温暖化 (沸騰化) の状況
    2. 2050年に向けた各国の目標
    3. 温暖化防止のための各国自動車の目標
    4. EVは本当にCO2を少なくするのだろうか
  3. 次世代車の材料課題
    1. 次世代車はエネルギーの有効活用
    2. 電動化のための部品に対する材料課題
      1. 電池、モーター、インバーターの課題
      2. その他の周辺部品の課題は
    3. プラスチックによる軽量化
      1. 軽量化への取り組み
      2. 有効に軽量化を実現するには
  4. 内装で求められるのは高級感
  5. 材料適用をカーボンニュートラルから見ると
    1. 軽量化材料のカーボンニュートラルから見た視点
    2. バイオプラスチックはCO2を減らせるだろうか
  6. サーキュラーエコノミーとプラスチック問題
    1. これまでのリサイクルとサーキュラーエコノミーの違い
    2. 欧州のリサイクルと日本のリサイクルの現状
    3. 欧州のELVのリサイクルの現状と目標
    4. 材料リサイクルとケミカルリサイクル
    5. サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの関係
  7. まとめ (これからの社会をどう読むか)
    1. エネルギー効率から見る未来の自動車
    2. 今後の自動車は、使われる樹脂は
    • 質疑応答

講師

  • 大庭 敏之
    大庭塾
    代表
  • 影山 裕史
    金沢工業大学 大学院 工学研究科 高信頼ものづくり専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/24 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン
2026/2/24 ポリマーアロイの要素技術と再生/バイオマス樹脂への応用 オンライン
2026/2/24 重合反応の基礎・応用 オンライン
2026/2/25 シール技術 東京都 会場・オンライン
2026/2/25 シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略 オンライン
2026/2/26 繊維リサイクルの最新動向と混紡繊維・ポリアミド素材の革新的リサイクル技術 オンライン
2026/2/26 ポジ型およびネガ型レジスト材料の合成と評価方法および分子設計方法 オンライン
2026/2/26 AIによる二軸押出機の予兆検知・異常兆候把握とデータ活用 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2026/2/27 自動車の振動・高周波騒音の低減技術とCAEを用いた最新の予測技術と対策手法 オンライン
2026/2/27 フィルム延伸の基礎と過程現象の解明・構造形成、物性発現・評価方法 オンライン
2026/3/2 自動車の振動・高周波騒音の低減技術とCAEを用いた最新の予測技術と対策手法 オンライン
2026/3/2 PFAS規制の最新動向および代替技術の開発動向 オンライン
2026/3/3 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2026/3/3 軽EV (軽の電気自動車) を始めとした次世代自動車の最新動向と事業機会 オンライン
2026/3/5 プラスチック材料の高次構造・力学物性の制御・解析手法 オンライン
2026/3/6 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン
2026/3/6 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2026/3/9 ポジ型およびネガ型レジスト材料の合成と評価方法および分子設計方法 オンライン
2026/3/9 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン