技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ

二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ

~高機能プラスチック材料創製および持続性維持のための最新技術に向けて~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年1月13日〜26日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年1月13日まで承ります。

概要

本セミナーでは二軸スクリュ押出機を反応装置として活用した新規ポリマーアロイの開発、構造制御、ポリマーに対する化学的な改質技術などについて、その基本から適用例に至る総合的な説明をいたします。
また、二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術に関する基本的な知識の解説に加えて、研究開発および生産現場における具体的な活用事例を取り上げ、それらを効率的に行うための各種の手法について討議いたします。

開催日

  • 2025年12月19日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者、研究者、品質担当者
    • プラスチック製品
    • 自動車
    • 家電
    • 包装
    • 建材
    • 医療部品
    • 日用品
    • プラスチック材料
    • コンパウンド
    • 押出機、成形加工装置 など
  • 押出成形で課題を抱えている方

修得知識

  • 押出成形の基礎
  • 二軸スクリュ押出機の構造と混練および反応の制御機能との関連
  • 二軸スクリュのミキシングエレメントの使い方
  • ポリマーアロイの構造形成の機構と制御方法
  • 高機能なポリマーブレンド創製方法
  • 効果的なポリマーの重合操作および既存ポリマーへの化学改質操作
  • 重合操作後の効率的な後処理操

プログラム

 本講演では二軸スクリュ押出機を反応装置および混練装置として活用した高機能ポリマーアロイの開発、構造制御、ポリマーに対する化学的な改質技術などについて、その基本から適用例に至る総合的な説明を行う。二軸スクリュ押出機を高機能な混練装置および化学反応装置、さらに後処理装置として活用するためには、スクリュ構成などの装置面からのアプローチばかりでなく、材料面との相乗作用をよく理解することが不可欠となる。
 ここでは二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術に関する基本的な知識の解説に加えて、高機能プラスチック材料創製および資源持続性維持のための最新技術に関する具体的な活用事例を取り上げて、それらを効率的に行うための各種の手法について解説する。

  • リアクティブプロセシング技術の優位点とその適用分野
  • リアクティブプロセシングに用いられる反応/混練装置
  • 反応/混練装置として用いられる二軸スクリュ押出機構成とシミュレーション技術の展開
  • 二軸スクリュの混合/混練の基本概念およびモルフォロジーの形成機構の基礎
  • 二軸スクリュの溶融挙動および滞留時間分布とリアクティブプロセシングとの関連
  • リアクティブプロセシングに適用する二軸スクリュの構成とその展開
  • 相容化剤などによる二軸スクリュ押出機におけるモルフォロジーの形成過程の実際
  • ナノレベルのポリマーアロイ創製のためのリアクティブポリマーブレンドとその適用例
  • ゴム系ポリマーに熱可塑性を付与する動的加硫プロセスの実際と適用例
  • ナノレベルのモルフォロジーを有するポリマーアロイの形成プロセスの適用例
  • ポリオレフィンや天然ゴムなどへのナノフィラーのコンパウンディング処理への適用例
  • 生分解性ポリマーやナイロンなどの直接重合プロセスと脱水処理など後処理操作への適用例
  • ポリオレフィンへのグラフト共重合などのポリマーに対する化学修飾プロセス関連操作
  • 各種ポリマーに対するケミカルリサイクル/解重合操作への適用例
  • 質疑応答・名刺交換 (会場限定)

講師

  • 酒井 忠基
    静岡大学 イノベーション社会連携推進機構
    客員教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

会場受講の複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

オンライン受講割引

  • オンライン受講の場合、1名様 38,200円(税別) / 42,020円(税込) で受講いただだけます。
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

会場受講 / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講 または オンラインセミナー (アーカイブ配信) のいずれかをご選択いただけます。
お申し込みの際、受講方法の欄にて、会場受講またはオンライン受講をご指定ください。
オンラインセミナーの申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。​

オンラインセミナーをご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 視聴期間は2026年1月13日〜26日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・郵送いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/29 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2025/10/29 ポリマー・高分子材料における添加剤の配合・処方設計の基礎 オンライン
2025/10/30 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン
2025/10/30 ポリマーにおける相溶性・相分離メカニズムと目的の物性を得るための構造制御および測定・評価 オンライン
2025/10/31 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン
2025/10/31 高分子における劣化、変色、異物等の不具合解析に関する測定評価の進め方 オンライン
2025/10/31 プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴 オンライン
2025/11/4 航空宇宙分野における耐熱性高分子、複合材料の研究開発と評価法 オンライン
2025/11/5 高分子材料の開発・設計における計算科学やAI・MI活用の最新動向 オンライン
2025/11/5 プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴 オンライン
2025/11/6 高分子材料の開発・設計における計算科学やAI・MI活用の最新動向 オンライン
2025/11/6 酸化防止剤・HALS・UVAの適切な選定・使用法と高分子劣化対策 オンライン
2025/11/6 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2025/11/6 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 オンライン
2025/11/7 原子団寄与法の考え方と利用事例 オンライン
2025/11/10 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/11/11 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/11/11 水・湿度による高分子の劣化、加水分解メカニズムとその評価 オンライン
2025/11/12 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な配合・添加方法 オンライン
2025/11/12 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/8/20 導電性ポリマー技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/20 導電性ポリマー技術 技術開発実態分析調査報告書