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共鳴法による非接触充電技術 (MIT方式) における高効率なエネルギ転送のメカニズムと電磁波ノイズへの対応

共鳴法による非接触充電技術 (MIT方式) における高効率なエネルギ転送のメカニズムと電磁波ノイズへの対応

オンライン 開催

開催日

  • 2025年9月3日(水) 13時30分16時30分

受講対象者

  • 非接触充電システム (MIT方式) の技術者、開発者、技術営業担当者、製品企画担当者

修得知識

  • 共鳴方式による非接触充電技術 (MIT方式) の技術的な位置づけ
  • MIT方式が高効率なエネルギ転送を可能にする理由
  • 非接触充電に伴う電磁波ノイズへの対応策

プログラム

 非接触給電システムは、複数の分野に跨る技術であるため、個々の分野における断片的な知見では対応できない。
 本セミナーでは、実測データおよびシミュレーション結果などを、統一的に取り扱い、複数の分野の関係者間で共有できるようにする。これにより、MIT方式による非接触充電技術の開発課題や製品化動向の把握を容易にすることができる。

  1. 共鳴法 (MIT方式) の回路としての定式化
    1. 非接触給電に対する誤解と偏見
      • 非接触給電は、原理的にはIH調理器と同じ、かつ、有線給電に匹敵する効率を達成可であることを示す
    2. 集中定数回路とできる工学的な条件
      • 集中定数回路と分布定数回路を区別可能な工学的尺度
    3. 回路としての共鳴法 (MIT方式)
      • 集中定数回路としてみたとき、共鳴法 (MIT方式) が有線給電に匹敵する高効率転送を可能であることを示す
    4. 使用周波数とコイルの巻き方の関係
      • 100kHzは直巻可能、10MHzは並列接続が望ましいことを示す
  2. 共鳴法 (MIT方式) に対する解析
    1. 共振回路における高電圧の原因解析
      • 一次電流と二次電流の導入
    2. 共鳴法 (MIT方式) による高効率転送可能な理由
      • Q回反復によるエネルギ転送
  3. 漏洩電磁波
    1. 漏洩電磁波のモデル化
      • 非接触給電システムの漏洩電磁波は、難しい分布定数回路としなくても、解析可能であることを示す。
    2. 雑音抑圧法
      • 携帯電話に用いられていたスペクトル拡技術により、転送効率を損なうことなく漏洩電磁波を抑圧可能。

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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