技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プログラム医療機器 (SaMD) の承認・認証に係る申請書の書き方と基本要件及び保険適用申請

プログラム医療機器 (SaMD) の承認・認証に係る申請書の書き方と基本要件及び保険適用申請

~12条第3項を中心とした医療機器基本要件の理解とサイバーセキュリティへの対応~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年6月17日〜26日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年6月24日まで承ります。

概要

本セミナーでは、プログラム医療機器 (SaMD)の承認申請について取り上げ、画像コンピュータ診断支援プログラムの審査者への説明のポイント (対PMDA)、SaMDのサイバーセキュリティ規格、ユーザビリティー規格とリスクマネジメントについて詳解いたします。

開催日

  • 2025年6月16日(月) 13時00分 16時00分

修得知識

  • SaMDの承認や認証に必要な申請書の書き方
    • SaMD機器の申請書の書き方の基本
    • SaMD機器の申請書 (STED) の書き方の基本
    • 画像コンピュータ診断支援プログラムの審査者への説明のポイント (対PMDA)
  • SaMDの承認や認証上の課題について
    • AI/MLを利用したSaMD機器の法規制上の押さえておくべき課題
    • AI/MLを利用するSaMDの性能評価の考え方
  • SaMDのサイバーセキュリティ規格、ユーザビリティー規格とリスクマネジメントについて
    • 医療機関からのSBOMやMDS2の要求に対する対策
    • 米国並みの対応が求められるサイバーセキュリティ規格やユーザビリティー規格への対応とリスクマネジメントとの関連について
  • SaMDへの保険適用の現状と行政の動向
    • 医療機器の保険区分やプログラム医療機器の保険適用に向けての取り組み状況

プログラム

 診断支援等に使用される人工知能 (AI) や機械学習 (ML) 等を利用するプログラム医療機器 (SaMD) の法規制はまだ整備途上であり、承認や認証申請を目指したSaMD製品の開発は、最新の動向をつかんでの対応が重要です。
 前回までは、AIやMLを使用する医療機器や医療機器の基本要件第12条第3項の追加などを、先行している米国規制などをご紹介しつつ、対応の仕方などをご紹介しました。
 今回のセミナーでは、上記を踏まえた「SaMD機器の申請書の書き方」とともに、基本要件第12条に関連する規格等のポイントを添付資料 (STED) に沿って具体的に解説します。また、今回は、ソフトウェア部品表 (SBOM) についての説明を充実させ、SBOMツール導入からユーザーとの共有迄を含め解説します。
 本セミナーでは、AIやML等を含むプログラム医療機器 (SaMD) の申請書の書き方の基本、医療機器の基本要件第12条の理解、喫緊の課題であるSBOMの導入に必要な知識の整理、またSaMD機器の特性に応じた保険適用申請に当たって必要な考え方を、リスクマネジメント対応のポイントと併せて解説します。

  1. プログラム医療機器で知っておきたいこと
    1. Software as Medical Device (SaMD) の適用範囲
      1. AI/MLによる医療画像解析の概要
      2. 医療用画像へのAI/MLの利用と評価
      3. AI/MLによる画像解析の法規制上の課題
    2. SaMD (AI/ML) の薬事認証事例紹介
    3. SaMD (AI/ML) の性能評価:「正解」 の考え方
  2. SaMD機器の認証申請書の書き方 (基本編)
    1. SaMD認証申請書の書き方1 基本編 申請書
      (汎用画像診断装置ワークステーション用プログラムを例として)
    2. 添付文書 (STED) 作成に当たっての留意点
      (汎用画像診断装置ワークステーション用プログラムを例として)
      1. 添付文書 (STED) 作成に当たっての留意点
      2. 認証基準等の確認方法
      3. SaMD製品の添付文書 (STED) 作成に当たっての留意点 (1)
        (認証基準への適合性)
      4. SaMD製品の添付文書 (STED) 作成に当たっての留意点 (2)
        (基本要件基準への適合性)
      5. SaMD製品の添付文書 (STED) 作成に当たっての留意点 (3)
        (設計検証及び妥当性確認文書の概要)
        • JIS T 2304:2017/ T81001-5-1:2023/T 62366-1:2022の実施状況など
      6. リスクマネジメントの実施状況
  3. 医療機器の基本要件基準の改訂について
    (医療機器の基本要件基準改定 12条3項を中心に)
    1. 医療機器基本要件基準の改訂について
      1. 医療機器の基本要件基準 第12条第1項
      2. 医療機器の基本要件基準 第12条第2項
      3. 医療機器の基本要件基準 第12条第3項
      4. 12条3項への適合性の適用に関する用語について
    2. ソフトウェア部品表 (SBOM) について
      1. SBOMとは?
      2. SBOMのフォーマット
    3. SBOMの導入プロセス
      1. SBOM導入に向けた実施事項
      2. SBOMの作成手段
      3. SBOMツールの選定
      4. SBOM作成・共有フェーズ
      5. SBOMに関するQ&A (通達)
  4. サイバーセキュリティ規制について
    1. サイバーセキュリティへの通達およびガイドラインの発出
    2. サイバーセキュリティ規制 全体像と対象
    3. サイバーセキュリティ規制 対医療機関
    4. サイバーセキュリティ規制 対医療機器
      • JIS T81001-5-1:2023の解説
  5. SaMD機器への保険適用について
    1. 医療機器の保険区分
    2. プログラム医療機器の保険適用に向けての取り組み, 保険適用に向けての考え方
    • 質疑応答

講師

  • 高橋 進
    HBJコンサルティング
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年6月17日〜26日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/16 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン
2025/5/16 ユーザビリティエンジニアリングセミナー オンライン
2025/5/20 欧州医療機器規則 (MDR) において要求されている市販後活動とその要求事項 オンライン
2025/5/20 ISO 11607対応 最終的に滅菌される医療機器 オンライン
2025/5/21 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2025/5/21 ユーザビリティエンジニアリングセミナー オンライン
2025/5/21 FDA QMSR発出のインパクトセミナー オンライン
2025/5/22 滅菌製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 測定試験の基礎と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/5/23 医療機器設計開発プロセス 基礎講座 オンライン
2025/5/23 ISO 11607対応 最終的に滅菌される医療機器 オンライン
2025/5/23 医療機器ソフトウェア、遺伝子関連技術などの従来と異なる特徴を持つ医療機器の保険収載・戦略上の重要ポイント オンライン
2025/5/26 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2025/5/26 FDA QMSR発出のインパクトセミナー オンライン
2025/5/27 各国医療機器薬事規制セミナー オンライン
2025/5/28 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/5/28 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略 オンライン
2025/5/29 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 (実践・戦略編) オンライン
2025/5/30 医療機器・プログラム医療機器の保険戦略 オンライン

関連する出版物