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中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法

中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法

~中東主要国における医薬品価格制度、入札制度 / 日本の製薬企業の中東進出のための戦略 / 日本及び、各国の相違点 / 毎年最新情報を追加して開催~
オンライン 開催

視聴期間は2025年5月29日〜6月9日を予定しております。
お申し込みは2025年6月6日まで承ります。

概要

本セミナーでは、中東主要国 (サウジアラビア、アラブ首長国連邦 (UAE) 、クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、エジプト、トルコ、イラン)における薬事規制比較と現地対応手法について詳解いたします。

開催日

  • 2025年6月6日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 中東各国の医療体制と健康保険制度
  • 中東各国の外資規制、ハラル、自国民雇用政策、商習慣
  • 中東各国の医薬品市場の現状
  • 中東各国の医薬品の承認のための法規制
  • 中東各国の医薬品の輸入・流通・販売制度
  • 中東各国の医薬品価格制度、入札制度

プログラム

 サウジアラビア、アラブ首長国連邦 (UAE) 、クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、エジプト、トルコ、イランの9カ国はイスラム国。国の面積が日本よりも大きい国から、東京23区程度の小さな国まで様々。人口も1億人を超える国から150万人まで様々。多くは産油国。石油等を輸出し、裕福な国も多いが、貧しい国もある。
 現在、中東は、パレスチナ問題、外国人出稼ぎ者、人権問題等の大きな課題を抱えているが、日本は中東の国々からの石油資源等で恩恵を受け、永続的な友好関係を希望している。
 なお、中東の国々は国内製薬企業が未発達で、医薬品の多くは欧米からの輸入品。しかし、日本の製薬企業の参入はまだ数社に限られている。
 しかし中東の石油等の依存度は、欧米に比べて日本の方がはるかに多い。結果的に多くの中東の国々に対し、日本は輸入超過で、貿易赤字になっている。これらのことから、日本の製薬企業が医薬品の輸出先として検討することは大切と思われる。

  1. 中東主要国の薬事規制の概要
    1. 中東の現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、外国人出稼ぎ者、パレスチナ問題
    2. 医療体制と健康保険制度の概要
    3. 医薬品市場の現状
    4. 医薬品の承認制度、湾岸会議の医薬品登録の概要、簡易審査制度
    5. 医薬品の製造・輸入・流通・販売のための法規制の概要
    6. 薬価制度、入札制度
  2. サウジアラビア (サウジアラビア王国) の薬事規制と現地対応
    1. サウジアラビアの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. サウジアラビアの医療体制と健康保険制度
    3. サウジアラビアの医薬品市場の現状
    4. サウジアラビアの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. サウジアラビアの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  3. アラブ首長国連邦 (UAE) の薬事規制と現地対応
    1. アラブ首長国連邦の現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. アラブ首長国連邦の医療体制と健康保険制度
    3. アラブ首長国連邦の医薬品市場の現状
    4. アラブ首長国連邦の医薬品の承認制度と簡易審査
    5. アラブ首長国連邦の医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  4. クウェートの薬事規制と現地対応
    1. クウェートの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. クウェートの医療体制と健康保険制度
    3. クウェートの医薬品市場の現状
    4. クウェートの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. クウェートの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  5. オマーンの薬事規制と現地対応
    1. オマーンの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. オマーンの医療体制と健康保険制度
    3. オマーンの医薬品市場の現状
    4. オマーンの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. オマーンの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  6. カタール (カタール国) の薬事規制と現地対応
    1. カタールの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. カタールの医療体制と健康保険制度
    3. カタールの医薬品市場の現状
    4. カタールの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. カタールの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  7. バーレーン (バーレーン王国) の薬事規制と現地対応
    1. バーレーンの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. バーレーンの医療体制と健康保険制度
    3. バーレーンの医薬品市場の現状
    4. バーレーンの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. バーレーンの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  8. エジプト (エジプト・アラブ共和国) の薬事規制と現地対応
    1. エジプトの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. エジプトの医療体制と健康保険制度
    3. エジプトの医薬品市場の現状
    4. エジプトの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. エジプトの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  9. トルコ (トルコ共和国) の薬事規制と現地対応
    1. トルコの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. トルコの医療体制と健康保険制度
    3. トルコの医薬品市場の現状
    4. トルコの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. トルコの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  10. イラン (イラン・イスラム共和国) の薬事規制と現地対応
    1. イランの現状、ハラル、外資規制、自国民雇用政策、パレスチナ問題
    2. イランの医療体制と健康保険制度
    3. イランの医薬品市場の現状
    4. イランの医薬品の承認制度と簡易審査
    5. イランの医薬品の製造・輸入・流通・販売制度、薬価制度、入札制度
  11. 日本の製薬企業の中東進出のための戦略
    • 質疑応答

講師

  • 尾野 啓子
    有限会社ヴェト・ケミカル
    取締役社長

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年5月29日〜6月9日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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