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はじめてのプラスチック材料と成形法

トラブルを未然に防ぎプラスチックを最適に活用するための

はじめてのプラスチック材料と成形法

~原理原則から理解するとともに、脱炭素社会で賢く使うために~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年5月7日〜5月13日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、プラスチック材料・成形法の基礎、プラスチックを実務活用するメリットと課題・対策案、プラスチックの採用の現状、カーボンニュートラルへの対応状況や動向について、多数の写真・映像を交え、基礎から分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2025年4月21日(月) 10時00分 16時00分

修得知識

  • プラスチック材料や成形法の基礎
  • プラスチックを実務活用するメリットと課題・対策案
  • プラスチックの採用の現状
  • カーボンニュートラルへの対応状況や動向

プログラム

 レジ袋の有料化から、多くの人がプラスチックと地球環境を意識することになりました。それではプラスチックとはどんなものでしょうか?プラスチックは、金属やセラミックスと比較すると、軽量で加工も容易です。このために食品包装材からPETボトル、洗剤や化粧品類の容器、家電品や自動車等、日常からは切り離せないほど広く使われています。プラスチック固有の特性や挙動は、金属やセラミックスとは原子・分子レベルで本質的に異なります。この違いを原理原則で理解することで、プラスチックを最適に活用できるとともにトラブル発生の際の真因対策も容易となります。
 本セミナーではプラスチック・金属・セラミックを比較しながら、その構造機能の原理を学びます。実活用の紹介では、多数の写真やビデオで視覚的にも理解しやすいセミナーです。
 さて、昨今は脱炭素、2050年のカーボンニュートラルが大きな話題となっており、石油由来のプラスチックには逆風の時代となっています。先日、家庭からの回収資源プラスチックのリサイクル工場を見学しました。利便性が高いプラスチックを合理的に使い続けるための多くの課題を学びました。
 カーボンニュートラルが求められる時代に適したプラスチックの活用をいっしょに考えましょう。時間が許す限り、最新のトピックスもご紹介します。

  1. プラスチックの基礎
    • プラスチックの種類や加工方法などの基礎的内容
      1. プラスチックの歴史
      2. プラスチックの特徴 〜金属・無機物との比較で理解〜
      3. 種類・分類
        • 熱可塑
          • 汎用
          • エンプラ
          • スーパエンプラ
        • 反応硬化
        • 複合材
          • CFRP
          • GFRP
      4. 主な成形加工法
        • 熱可塑
          • 射出成形
          • ブロー成形
          • 押出成形
          • 真空成形…
        • 反応硬化
          • 熱硬化
          • タブレット成形…
        • 3Dプリンタ
  2. プラスチック活用のメリット、課題と注意点
    • プラスチック全般に関しての、活用における課題と注意点、対応案
      1. プラスチック活用のメリット
      2. 使用上の注意点と上手に使いこなす知恵
  3. 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) の基礎
    • CFRPについて簡単に解説
      1. 炭素繊維とは?
      2. 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) とは?
      3. CFRPの加工法
  4. プラスチック成形品の実際
    • 実使用状況を豊富な写真でご紹介
      1. 日用品での活用
      2. 自動車部品での活用
      3. CFRPとしての活用
  5. 成形加工とデジタル技術
    • デジタルを活用した新しい世界
      1. CAEシミュレーション
        • 流動解析 (射出成形)
        • ブロー成形
        • CFRP
      2. 最新計測技術
      3. デジタルトランスフォーメーション
  6. プラスチックと地球環境
    • 今もっともホットな話題に関して事例も含めて紹介
      1. SDGsとカーボンニュートラル
      2. 樹脂のリサイクル
      3. 企業の取り組み事例
      4. 自動車業界の現状
      5. 循環経済 (サーキュラーエコノミー) と課題
  7. 最新トピックスの紹介
  8. 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

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  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年5月7日〜5月13日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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2025/6/20 ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法 オンライン
2025/6/23 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2025/6/23 熱分析入門 オンライン
2025/6/24 医用材料の基礎と要求特性および応用展開・最新動向 オンライン
2025/6/25 押出成形の基礎と成形不良の原因・対策 オンライン
2025/6/25 EV等電動化モビリティ用モータと関連電装品のための高電圧絶縁技術と樹脂材料開発 オンライン
2025/6/26 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2025/6/27 プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 オンライン
2025/6/27 絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2025/6/30 UV硬化樹脂の硬化不良要因と硬化状態の測定・評価技術 オンライン
2025/7/1 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2025/7/8 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2025/7/23 ゲル化剤の基礎知識およびゲル化手法・分子設計のポイント オンライン
2025/7/30 メタクリル系ポリマー活用のための入門講座 オンライン
2025/8/7 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/20 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/27 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/8/29 シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント オンライン
2025/9/2 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン

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