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データ駆動型がんバイオマーカー探索のポイント

データ駆動型がんバイオマーカー探索のポイント

~マルチオミックスデータ解析からの統合的アプローチ~
オンライン 開催

視聴期間は2025年3月19日〜26日を予定しております。
お申し込みは2025年3月24日まで承ります。

概要

本セミナーでは、バイオマーカー探索、データ解析手法の評価の基礎から、オミックスデータを活用した実践的な解析手法、数理的手法の生物学的な解釈方法について解説いたします。

開催日

  • 2025年3月24日(月) 13時00分 2025年3月26日(水) 16時00分

修得知識

  • 複数のオミックスデータの統合的解析手法
  • データ駆動型アプローチによるバイオマーカー探索法
  • 数理的手法 (行列分解など) の生物学的解釈
  • 最新の研究動向と将来展望

プログラム

 ゲノム医療 (genomic medicine) や精密医療 (precision medicine) の進歩に伴い、バイオマーカーの役割は疾患判別から薬剤有効性を判断するコンパニオン診断まで広がり、新たな指標の開発が求められています。これに応えるため、ゲノムワイドな公開オミックスデータを活用した新しい探索手法の研究が進展しており、遺伝子発現量の疑似相関の分離など、より精密な解析も可能になってきました。
 本セミナーでは、バイオマーカー探索に取り組む方を対象に、オミックスデータを活用した実践的な解析手法、数理的手法の生物学的な解釈方法、および研究動向の把握を目標とします。基本的な統計学やプログラミングの知識を前提としますが、使用する手法の本質的な考え方については、具体例を通じて理解を深められるよう工夫を施しています。

  1. はじめに
    1. 自己紹介
    2. セミナーの概要と目的
  2. バイオマーカーの基礎知識
    1. バイオマーカーとは?
    2. バイオマーカーの種類
      • 診断
      • 予測
      • 安全性など
    3. 測定対象と技術
  3. がんバイオマーカー探索の最近動向
    1. オミックス時代のバイオマーカー
    2. 有効な情報・データの種類
      1. 遺伝子発現データ
      2. miRNAデータ
      3. ゲノム配列変異情報
      4. ゲノムメチル化情報
      5. 薬剤応答とパスウエイ
  4. 研究事例
    1. 癌細胞と正常細胞との混合度を推定するがんバイオマーカー探索
    2. 行列・テンソル分解を用いた多軸のバイオマーカー探索
  5. 今後の課題と展望
  6. 質疑応答

講師

  • 村上 勝彦
    富士通株式会社 富士通研究所
    プリンシパル・リサーチャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年3月19日〜26日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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