技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

エレクトロニクス産業用高分子フィルムの基礎から最新動向講座

エレクトロニクス産業用高分子フィルムの基礎から最新動向講座

~市場、用途、物性、成形加工、試験方法から最近話題のフィルムを紹介~
オンライン 開催

視聴期間は2025年3月17日〜25日を予定しております。
お申し込みは2025年3月21日まで承ります。

概要

本セミナーでは、高分子フィルムの市場、用途、物性、試験方法から最近話題のフィルムまでを解説いたします。

開催日

  • 2025年3月21日(金) 13時00分 2025年3月25日(火) 17時00分

受講対象者

  • プラスチックフィルム技術開発者
  • ポリマーの研究開発者
  • プラスチックフィルムの取り扱いを検討している生産・技術者の方

修得知識

  • エレクトロニクス用高分子フィルムの特性、評価・試験方法
  • 市場・用途別の現状、最近成長性の高いフィルム技術の開発動向
  • 最新フィルム技術の開発動向

プログラム

 我が国の高分子産業の特徴は、自動車やエレクトロニクスなどの主要産業向けの機能性高分子の割合が他国に比べて高く、その代表的な加工品としてフィルムがあげられる。特にその適用は、汎用樹脂から耐熱性を高めたスーパーエンジニアリングプラスチックに至るまで幅広く、我が国の主要産業を支える重要な材料になっている。特に薄くて軽くて丈夫、さらに熱にも強い高分子フィルムは、益々技術開発が求められている。
 本セミナーでは、エレクトロニクス産業用高分子フィルムに着目し、樹脂種類や特性およびそれらに纏わる試験・評価方法について幅広く概説し、さらに、最新注目されているエレクトロニクス産業用高分子フィルムの動向についても紹介する。
 特に、時間を取りにくい受講者に対して、1日で理解できるよう要点を絞ってわかりやすく説明する。

  1. はじめに
  2. プラスチックフィルムの市場動向
    1. 我が国のエレクトロニクス産業の位置づけ
    2. プラスチックフィルム全体市場規模推移および予測
    3. エレクトロニクス分野の動向
  3. エレクトロニクス用プラスチックフィルムの特性について
    1. ポリエチレンテレフタレート (PET)
    2. ポリプロピレン (PP)
    3. ポリ塩化ビニル (PVC)
    4. ポリカーボネート (PC)
    5. ポリイミド (PI)
    6. 液晶ポリマー (LCP)
  4. フィルムの評価・試験
    1. 熱評価試験・評価
      1. 熱膨張試験
      2. 耐熱性試験
      3. 熱安定性試験
      4. 熱分解試験
      5. 熱伝導率試験
    2. 機械強度試験・評価
      1. 引張試験
      2. 圧縮試験
      3. 曲げ試験
      4. 引裂試験
      5. 破断試験
    3. 耐燃焼性評価
    4. 光学特性評価
  5. 最新のフィルム技術の動向
    1. 半導体製造用フィルムの現状
      1. 半導体製造の前工程と後工程
      2. ダイシングテープ、バックグラインドテープ
      3. 離型フィルムとしての役割
      4. 今後の展望
    2. ディスプレイ用フィルムの現状
      1. ディスプレイ部材の構成
      2. 適用されるフィルムと種類、その役割
      3. 今後の展望
    3. 5G対応スマートフォンに適用されるフィルムの現状と課題
      1. FCCLとFPC
      2. FCCL用フィルムの現状と課題
      3. 今後の展望
  6. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 八角 克夫
    八角コンサルティンググループ
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年3月17日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/27 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/3/28 高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定 オンライン
2025/3/28 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2025/3/28 フェノール樹脂の基礎と応用のための組成物設計の実務知識 オンライン
2025/3/28 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/3/28 光学樹脂における屈折率・複屈折の考え方とその測定・制御 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/3/28 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2025/3/28 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/3/31 ケミカルリサイクル可能なポリマーの作製とその特性 オンライン
2025/3/31 高屈折率ポリマーの合成法と応用、およびそれらの評価方法 オンライン
2025/4/2 プラスチックの疲労破壊と耐久性評価技術 オンライン
2025/4/7 騒音対策 (吸音、遮音) の考え方と音響メタマテリアルの遮音特性 オンライン
2025/4/7 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/8 プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学 オンライン
2025/4/9 動的粘弾性のチャート読み方とその活用ノウハウ オンライン
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/9 高分子材料の難燃化技術と難燃剤の選定、配合設計およびその実際技術 オンライン
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/10 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート