技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状

マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状

~新規医薬品モダリティとしての腸内細菌の可能性と各種評価方法の考え方~
オンライン 開催

視聴期間は2025年3月7日〜21日を予定しております。
お申し込みは2025年3月7日まで承ります。

概要

本セミナーでは、有用な微生物を用いたマイクロバイオームの産業利用について現状と課題について概説すると共に、新しい産業としての可能性について紹介いたします。

開催日

  • 2025年3月7日(金) 14時00分 2025年3月21日(金) 16時00分

修得知識

  • 腸内細菌の基礎
  • 新規医薬品モダリティとしての腸内細菌の可能性

プログラム

 近年、「腸活」という言葉と共に、腸内環境と健康への関心が高まっています。なかでも腸内フローラとしても知られている腸内細菌を対象に、実用化へとつながる研究・開発が活発化しています。
 本講演では、有用な微生物を用いたマイクロバイオームの産業利用について現状と課題について概説すると共に、新しい産業としての可能性について紹介したい。

  1. 緒論
    1. 健康に関わる腸の働き
    2. 腸の働きに与える腸内細菌の機能
    3. 腸内細菌を用いた新しい治療法の可能性
  2. ヒトを対象にした腸内細菌研究
    1. データ解析から有用菌の選定
    2. 動物モデルを用いた有用性の評価
    3. 有用性を示す実効分子の同定
    4. 有用菌を定量する新規技術の開発
  3. 有用菌を用いた創薬展開
    1. 新規医薬品モダリティとしての腸内細菌の可能性
    2. 腸内細菌を医薬品として開発する際の課題
    3. 各種評価方法の考え方と現状
  4. 食品・ヘルスケア分野への応用拡大
    1. 食品・サプリメントへの応用
    2. パーソナライズドヘルスケアと精密栄養学への貢献
  5. 今後の展開
    1. 研究開発の進む方向性と技術進歩への期待
    2. 産学官連携による加速・グローバル展開
    3. 長期的ビジョンと新産業創出への展望
    • 質疑応答

講師

  • 國澤 純
    国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 ヘルス・メディカル微生物研究センター
    センター長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 19,000円 (税別) / 20,900円 (税込)

アーカイブ配信対応セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年3月7日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

関連する出版物

発行年月
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2