技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年1月17日〜31日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年1月29日まで承ります。
本セミナーでは、診断・治療におけるバイオマーカー、炎症性腸疾患病診連携の重要性を解説いたします。
炎症性腸疾患患者は近年右肩上がりに増加しており、以前のような難病の括りでは収まらず、common diseaseの様相を呈しております。それ故、患者もまた多様性に富んでおり、実臨床において治療をわかりやすく提示し実践することの重要性は日に日に高まっております。一方で、近年、炎症性腸疾患治療薬も続々と上市され、治療の選択肢が大幅に増加しました。このことは患者にとっては福音ですが、医療者側からすれば、どの薬剤をどういった患者にどのタイミングで用いるのか、その基準や根拠について日々頭を悩ますこととなり、炎症性腸疾患治療の複雑性や専門性が以前より格段に増したと言えます。そのため、これらを外の世界から理解することも非常に難しいのが現状かと思います。
本セミナーではまず炎症性腸疾患における基本的な疾患概念についてポイントを押さえながら非常に分かりやすく解説し、疾患イメージを持って頂きたいと思います。そして、次に診断や治療における指標として重要なバイオマーカーの使い方や未来予想図を、当院における実臨床の現状に絡めてお話いたします。
更に、今回は特に治療選択肢の多い潰瘍性大腸炎に絞って、治療薬の現状や問題点、またそれらを選択するために重要度が特に増しているShared Decision Making : SDMについてお話致します。最後に、当地の地域特性を踏まえた病診連携の現状について併せてお話した上で、クリニックにおける分子標的薬の可能性についても論じることができればと考えております。基本的な疾患概念の体系的な理解は、薬剤の必要性や重要性についてのより深い理解に繋がります。明日からの企業活動がより自信を持って取り組めるようなセミナーにできればと考えておりますので、ぜひ皆様ご参加ください。
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