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ウェーブレット変換の基礎と応用

ウェーブレット変換の基礎と応用

~デジタル信号処理の最新手法とテクニック~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年10月31日〜11月7日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年11月5日まで承ります。

概要

本セミナーは、ウェーブレット変換について取り上げ、データ分析の基礎から応用、原理から具体的な手法までを平易に解説いたします。

開催日

  • 2024年10月30日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 信号処理に関連する技術者
    • 画像
    • 機械
    • 計測
    • 生体関連 等

修得知識

  • デジタル信号処理に必要な知識
  • 独自にできるデジタル信号処理の手法
  • ノイズ除去と信号分離のテクニック
  • 信号抽出・異常検出の知識と技術

プログラム

 ウェーブレット変換は1985年頃に提案されてから40年近くが経過し、その理論と応用の両面で大きな発展を遂げてきました。この変換手法は、変換核であるマザーウェーブレットを自由に選択し、必要に応じて独自のものを作成することが可能です。この特性により、従来のフーリエ変換にはない利点を持っています。近年では、新たなウェーブレット変換の発展が進み、AIやIoTなどの現代のデジタル信号処理技術において重要な位置を占めるようになりました。
 本セミナーでは、専門知識が少ない方でも理解しやすいよう、ウェーブレット変換の基礎から最新の発展と応用までをわかりやすく解説します。さらに、生体信号、音声信号、振動信号など、さまざまな具体例を交えながら、ウェーブレット変換のテクニックや注意すべきポイントについても説明します。このセミナーを通じて、参加者が実践的な知識を得られるように配慮します。

  1. デジタル信号処理・フーリエ変換・ウェーブレット変換の基礎
    1. デジタル信号とフーリエ変換の基礎
      1. アナログからデジタルへの時間の離散化と振幅の量子化
      2. 周波数特性を見るためのフーリエ級数とその特性
      3. フーリエ変換・離散フーリエ変換・短時間フーリエ変換
    2. ウェーブレット変換の基礎
      1. 連続ウェーブレット変換と注目すべき特性
      2. 離散ウェーブレット変換とその特有な特性
      3. ウェーブレットパケット変換と最良基底の選択法
    3. 不確定性原理と必要な情報の確保
      1. 不確定性原理とは
      2. 信号のデジタル化と必要な情報の確保
      3. フーリエ変換と獲得可能の情報量
      4. 短時間フーリエ変換とウェーブレット変換の違い
  2. 連続・離散ウェーブレット変換と実用例
    1. 連続ウェーブレット変換とその応用例
      1. 連続ウェーブレット変換の注目すべき特性
      2. 高精度な高速計算法を実現するテクニック
      3. 連続ウェーブレット変換の応用実例
        1. 脳波の解析
        2. エンジン内乱流の解析
        3. ボコーダ (音声の再構成) への応用
      4. 信号特性に応じるマザーウェーブレットの設計と睡眠無呼吸症候群の検出
    2. 離散ウェーブレット変換とその応用例
      1. 離散ウェーブレット変換の特性
      2. 完全シフト不変性を持つ複素数離散ウェーブレット変換
      3. 離散ウェーブレット変換の実用例
        1. 心電図のノイズ削除
        2. レコード音楽のスパイクノイズ分離
        3. CDWTを用いたICAによる音声信号分離
      4. リフティングスキームによる複素数離散ウェーブレット変換高速化
  3. IoT・AI時代に対応する新なウェーブレット変換と応用例
    1. 実信号マザーウェーブレットとウェーブレット瞬時相関
      1. 実信号マザーウェーブレットの定義とその構成法
      2. ウェーブレット瞬時相関とその特性
      3. ウェーブレット瞬時相関による異常検出の実例
        1. エンジンノッキング検出
        2. 水道管漏水検出
        3. 車異常音の検出
    2. 寄生的離散ウェーブレット変換と応用例
      1. 寄生的離散ウェーブレット変換の定義と寄生フィルタの構成
      2. 寄生的離散ウェーブレット変換による高速異常検出システムと応用例
    3. 可変バンド離散ウェーブレット変換と応用例
      1. 可変フィルタバンドの設計と離散ウェーブレット変換の計算
      2. 可変バンド離散ウェーブレット変換による胎児心電図の抽出への応用例
    4. 可変密度複素数離散ウェーブレット変換と応用例
      1. 可変密度複素数離散ウェーブレット変換の定義と構成
      2. 可変密度複素数離散ウェーブレット変換による音楽解析例
    5. ウェーブレット変換ソフトの実践体験
      1. ウェーブレット変換ソフトの仕様説明
      2. ウェーブレット変換によるノイズ除去などの応用体験

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年10月31日〜11月7日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。