技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

モータの高効率な制御技術とノイズ対策

モータの高効率な制御技術とノイズ対策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、モータを高性能、高効率に駆動するための基礎技術、高効率駆動や最大トルク制御を実施するするための制御アルゴリズムの考え方、電磁ノイズやコモンモードノイズなどによる機構部品の電蝕などを起こさないための考え方などをわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年10月2日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • モータの種類や特性
  • モータの制御法
  • モータの高効率駆動法
  • 最大トルク制御
  • インバータやコンバータの構造・特性
  • ノイズの種類とノイズ対策
  • 機構部品の電蝕対策

プログラム

 家電製品、サービスロボット、産業機器、電気自動車など、操作性や利便性の向上のために、数多くのモータが搭載され、可搬型の機器ではバッテリーをエネルギー源としてモータが駆動されています。最近の製品は、稼働時間や電気自動車の航続距離を延ばし、高信頼性を実現するために、モータ駆動システムの高性能化、高効率化が求められると共に、周辺機器にノイズによる影響を及ぼさない回路や制御手法が求められています。
 本講座では、モータを高性能、高効率に駆動するための基礎技術、高効率駆動や最大トルク制御を実施するするための制御アルゴリズムの考え方、電磁ノイズやコモンモードノイズなどによる機構部品の電蝕などを起こさないための考え方などをわかりやすく解説します。

  1. モータを駆動するための基礎技術
    1. モータの種類と特徴
    2. 巻線方式、結線方式と効率
    3. 電圧制御と電流制御
    4. 駆動電圧の高電圧化のメリット
    5. モータの電気的特性と動作モード
  2. 駆動回路、電圧変換回路
    1. 半導体の特性と使い方
    2. 駆動方式と駆動回路
    3. 電圧制御回路と電流制御回路
    4. モータを駆動するためのセンサ
    5. コンバータ回路とインバータ回路
    6. デッドタイムとその影響
    7. ノイズ対策とキャパシタ
    8. ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ
  3. 高効率・高性能化のための制御技術
    1. 起電力と電流による電力とトルクの関係
    2. スカラー制御とベクトル制御
    3. 弱め界磁のメリットとデメリット
    4. ノイズ対策、効率に影響を与える変調方式
    5. IPMSMの最大トルク制御
    • 質疑応答

講師

  • 高橋 久 (髙橋 久)
    電動モビリティシステム専門職大学 電気自動車システム工学部
    学部長, 教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/11/29 パワーデバイスの最新開発動向と高温対策および利用技術
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/15 EV用モータの資源対策
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/5/19 世界の充電インフラ 最新業界レポート
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版)
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版)
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2021/6/22 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/3/19 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション