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AI時代に生き残る先端ディスプレイ技術を解剖

AI時代に生き残る先端ディスプレイ技術を解剖

~OLED μLED 量子ドット (QD) の 技術課題・進展動向と産業展望~
オンライン 開催
  • 受講特典: アーカイブ配信付き (視聴期間: 2024年7月26日〜8月1日を予定)

概要

本セミナーでは、ディスプレイの技術動向、市場動向について詳解いたします。
また、ディスプレイの信頼性を大きく左右する封止技術や性能を向上させる量子ドット (Quantum Dot) 技術についても解説いたします。

開催日

  • 2024年7月25日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • メタバース時代、AI時代に必要とされるディスプレイ技術の将来動向を知りたい方
  • ディスプレイ関連装置・材料・デバイス産業に参入したい方
  • ディスプレイ関連ビジネスの今後の展望を知りたい方
  • ディスプレイ関連装置・部材・デバイスメーカー、ディスプレイを応用した商品開発を検討・推進中の技術者、企画担当者
  • メタバース、AI関連ディスプレイビジネスに投資を考えているVC投資関連団体、銀行の担当者

修得知識

  • ディスプレイ技術・産業の最新市場動向
  • AI時代に要求されるディスプレイ技術概要 – 有機EL、LCD (液晶) 、LED (発光ダイオード) のそれぞれの優位性や課題等のベンチマーキング
  • 有機EL、LED、μLEDのデバイス構造とその製造方法
  • デバイスの評価方法
  • 量子ドット (QD) 技術とその現況と将来展望
  • μLEDの実用化と実装技術動向
  • 有機EL材料、LED材料の基礎知識
  • 有機EL、マイクロLEDディスプレイ等の期待される応用分野と今後の方向性
  • LCD (液晶) の新たな展開。LCD (液晶) の今後。生き残るのか、消えていくのか? TVからの脱却
  • 最新ディスプレイ事情 – メタフォトニックOLED,QD – OLED,新構造μLED等
  • AIやメタバースを見据えた有機EL,マイクロLED、LCD (液晶) の今後の課題と展望

プログラム

 COVID-19がメタバース世界の進展を加速した。世界の生活を一変させたコロナ禍であるが、ここ数年で在宅勤務を含めた働き方が許容されるようになり、どこでもつながる通信機器や携帯機器への要求が加速した。リモート環境による在宅勤務等が長くなり、加えてAI技術の急速な進展により、画面の精細度や発色性等に対する、より現実に近いバーチャルな環境再現が求められてきている。技術的には、より高度な画像表現、高精細、高色再現性、高速応答などが求められるようになってきた。それを実現する極めて中核的な重要な技術が、有機EL (OLED) や発光ダイオード (LED) をベースとしたディスプレイ技術である。目に優しい健康的なディスプレイへの要求が一層強くなるのは当然だが、より、現実感を得るためのディスプレイや装着を意識しないゴーグルに適したディスプレイ技術、3Dディスプレイの将来像等、検討すべき技術課題が重要なポイントとなるであろう。必然的に、有機エレクトロニクス技術や最近急発展を遂げてきているマイクロ (μ) LEDを用いたディスプレイ技術が最有力候補になってくる。進展著しいディスプレイ技術だが、上記の観点から見てどのレベルまで進展しているのか?実は、近年の材料・デバイス技術の進展は一般に認識されているよりはるかに進んでいる。量子ドット (QD) も開発が進み実際に搭載される機器も登場している。さらに、長寿命、高効率、高精細はもちろん、新機能であるフレキシブル、フォルダブル、ローラブル、透明などの新たな機能が実用化されるようになってきた。μLEDによるディスプレイも、ボトルネックであった実装技術に急速に進展が見られ、実用化技術が登場してくるなど、一般に認識されているレベルよりはるかに実用化に近づいている。
 本講演では、OLED、μLED技術の基礎を解説し、QD技術を含めたOLED,μLEDの最新技術開発動向及び課題、更にこれらの新技術によるディスプレイが世の中にもたらす真のインパクトは何かについて議論する。また、液晶 (LCD) の将来展望ついても議論する。

  1. AI時代に生き残るディスプレイ – 有機EL (OLED) が新たな段階に
  2. 最新OLED技術を解剖する
    1. OLEDの発展の足跡
    2. OLEDの基本構造とその進化
    3. 製造工程の基本とその進化
      1. 蒸着法
      2. 印刷法
  3. 封止工程の基本と最新動向
    1. キャップ封止
    2. 薄膜封止
  4. OLED材料の基礎と最新動向
    1. 蛍光材料
    2. 燐光材料
    3. TADF材料
  5. サポート材料と塗布型材料
    1. 周辺材料
    2. 塗布型材料の現状と課題
    3. インクジェット
    4. 転写・グラビア
  6. 大型化OLEDディスプレイへの対応
    1. OLEDディスプレイの基礎技術
      1. 蒸着型
      2. 塗り分け型
      3. 白色バックライト型 (LG型)
      4. 青色バックライト型 (Samsung型)
  7. 急速に進展したμLEDディスプレイ技術の現状と将来
    1. μLEDの概要
    2. μLEDの製造
    3. 一番のボトルネックといわれた実装技術 – 新しい段階へ
    4. μLEDディスプレイ実現に必要な歩留まり
    5. AR,VRゴーグル、グラスの将来像と課題
    6. μLED、miniLEDと大型ディスプレイ
  8. ディスプレイの性能向上に資する新技術量子ドット (QD) 技術
    1. なぜ、QDが有機ELやマイクロLEDの性能向上に期待されるのか?
    2. QDの特徴と種類
    3. QDの実用化例
    4. 今後のQDの開発動向と応用展開
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 菰田 卓哉
    国立大学法人 山形大学 COI研究推進機構
    産学連携教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2022/12/22 マイクロLED/ミニLEDの最新動向・市場予測2022
2022/12/21 メタバースを支えるディスプレイおよび部材の動向
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
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2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/4/30 次世代ディスプレイと非接触デバイス
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/10/21 AR/VR/MRマイクロディスプレイ世界の最新業界レポート
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2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/10/30 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook)
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/10/5 コネクティッド社会へ向けたディスプレイおよび高信頼性化技術の最新動向
2018/7/12 スマートウィンドウの基礎と応用